お知らせ

五味洋治のページです。主に韓国での北朝鮮関連報道を訳していますが、日本語で紹介されない記事を私の目でセレクトしています。私の執筆活動、経歴についても掲載しています。最近のお勧めは、北朝鮮の軍事関連報道です。日本のメディアが伝えていない細かなものまで拾っています。私がかつてここに書いた金正恩の性格分析は今も十分通用します。筆者へのご連絡はこちらをクリックしてください

2010年4月28日水曜日

なぜ金正日バッジが出回るのか

RFAの報道、北朝鮮で金正日総書記のバッジが増え、後継者の動きと関連があるとの見方を伝えている。ただし、金正日総書記バッジは滅多に見られないものであり、にわかに信じがたい。

北朝鮮住民たちならば誰でも必須で着用しなければならない金日成と金正日肖像徽章(バッジ).

最近では金正日徽章が住民たちに普及していて、これに対して3台権力世襲のための事前作業という推測が出てきていると自由アジア放送(RFA)が最近報道した。
放送によれば、北朝鮮住民たちには金日成と金正日徽章中どれを着用しなければならないかなどの選択権がなくて,各地方党委員会でこれを指定する。
2種類の徽章中どれがさらに多く供給されたのかは統計で出て来てないが,北脱出者らの証言によれば金日成徽章がさらに多く供給されている。

しかし放送は華僑出身の平壌住民の話を引用し、“最近首領様(金日成)肖像画より将軍様(金正日)肖像画をはるかにたくさん供給している”と伝えながら“最近までも首領様と将軍様肖像を似た量で普及したのを考慮すればそのまま単純に見過ごすこととは違うようだ”と分析した。

放送はまた北京駐在韓国のある対北朝鮮観測通を引用“北朝鮮で金日成偶像化の最高象徴物の徽章供給と関連したこのような変化は重要な意味をこめていると見なければならない”として観測通が金正日後継世襲の事前準備作業だと見てもかまわないという主張に共感を表わしたと明らかにした。

だが北脱出者証言によれば金正日肖像徽章着用は現在取り締まり対象だ。

保衛部出身の北脱出者チョン・チョルス(仮名.45)氏は“北朝鮮居住当時金日成肖像徽章はどんなもようのデザインであっても自由自在に付けたが金正日肖像徽章は付けられなかった”として“ただし金日成と金正日が一緒にいる‘双子徽章’は付けることができた”と明らかにした。

最近北脱出した朴グァンチョル(仮名.50)氏も“北朝鮮で金正日肖像徽章を付けて通うのを大きく取り締まっているけれど若年層で‘元帥(敵)服喪’,‘抜いた洋服上’,‘閉じられた洋服上’,‘ジャンパー上’等のデザインが素晴らしいという理由でこっそりと付けて通っている”として“公式に金正日肖像徽章は生産が制限されたが万寿台創作士の人々が金正日に忠誠心を見せるためにこっそりと生産している”と明らかにした。

朴氏はまた“今でも北朝鮮で金正日肖像徽章を付けて通うのを集中的に取り締まっている”として“これから金ジョンウン肖像徽章も出てこないこと”と展望した

0 件のコメント:

コメントを投稿