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五味洋治のページです。主に韓国での北朝鮮関連報道を訳していますが、日本語で紹介されない記事を私の目でセレクトしています。私の執筆活動、経歴についても掲載しています。最近のお勧めは、北朝鮮の軍事関連報道です。日本のメディアが伝えていない細かなものまで拾っています。私がかつてここに書いた金正恩の性格分析は今も十分通用します。筆者へのご連絡はこちらをクリックしてください。コメントは実名以外受け付けません。

2010年5月29日土曜日

哨戒艦問題が国連に行くまでと行った後 中央日報

哨戒艦事件が安保理に送付されるとどうなるのか。
日本の新聞はまだあまり詳しく書いていない。
その後どうなるかを中央日報が書いている。
日本語訳されていないようなので、訳してみた。

ポイントは、安保理に上程されるが、過去のミサイルと違い、強い制裁の実現は難しいということだ。

3・26海軍哨戒艦西海沈没

哨戒艦「天安」事件が北朝鮮の挑発という具体的証拠が提示され,国連安全保障理事会で急速に注目が移動している。
安保理舞台を通した対北朝鮮制裁が推進されることが明らかな理由だ。
関心の焦点は果たして対北朝鮮制裁がなされるのか,成し遂げたらどんな水準になるかだ。

哨戒艦「天安」事件の安保理回付時点は来週初め李明博大統領の対国民談話以後になる可能性が高い。

大統領談話後発表される韓国政府の対応措置に安保理回付が含まれるものと見られる。
現シナリオは国連駐在韓国代表部が安保理議長に北朝鮮制裁を要請する手紙を送るということだ。

このようになれば安保理議長は15ケ理事国の意見を聞いて,案件採択有無を決定するようにされている。

理論的には安保理議題採択に米国・英国・フランス・中国・ロシアなど5ケ常任理事国が拒否権を行使できる。

しかしこの日提示された物証が具体的なので中国・ロシアが議題上程段階で拒否権を投げる公算は大きくない。

結局ゲームは安保理回付以後という話だ。
北朝鮮は”韓国の調査結果が謀略劇”としながら”検閲団を送る”と主張する。
こういう状況で中国・ロシアが即韓国側手をあげてくれるかは疑問だ。
検証問題を置いて西側と中国・ロシア間うっとうしい神経戦が行われる可能性も大きい。
過去北朝鮮の核実験やミサイル発射の時には論議の余地がなくて,安保理制裁が一瀉千里で形成された。

しかし今度は北朝鮮が関与事実を否定,直ちに制裁を成功させるのが容易でない展望だ。
たとえ中国・ロシアが北朝鮮挑発を認めるとしても実効性ある制裁案を作ることやはり難しい。
すでに2006年と2009年二度核実験以後国連安保理1718号と1874号制裁が発効されているためだ。

特に1874号は核・生化学武器はもちろん在来式武器輸出も禁止しており経済・金融封鎖まで含んでいる。

事実上国連が取れる制裁は網羅していて北朝鮮に実質的打撃を与える追加制裁手段がふさわしくない。

このために安保理制裁は追加決議案より一段階低い議長声明に留る可能性がある。

ニューヨーク=チョンキョンミン特派員

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