お知らせ

五味洋治のページです。主に韓国での北朝鮮関連報道を訳していますが、日本語で紹介されない記事を私の目でセレクトしています。私の執筆活動、経歴についても掲載しています。最近のお勧めは、北朝鮮の軍事関連報道です。日本のメディアが伝えていない細かなものまで拾っています。私がかつてここに書いた金正恩の性格分析は今も十分通用します。筆者へのご連絡はこちらをクリックしてください。コメントは実名以外受け付けません。

2010年5月5日水曜日

【北朝鮮】金正日訪中、決心したように動向公開…健在誇示?


 中国を訪問中の金正日(キム・ジョンイル)北朝鮮国防委員長がいつもの隠密行動をとらず、破格的な歩みを見せている。身辺の安全を理由に、密かに潜行していた過去とは全く違うという評価だ。

 金委員長は初めての訪問地である大連で市内の中心部にある市政府広場付近の富麗華ホテルを投宿地とした。5つ星クラスの同ホテルは新館と旧館の2棟に全部で620個の客室がある。

 金委員長が留まった「総統房」は新館30階であり、客室の中で最も大きい約227坪規模に2個のルームと書斎、居間、ミニバー、蒸気湯などが取りそろっている。

 金委員長は3日、大連に到着するやいなや午後2時、午後6時、午後9時など3度外出し、4日にも近隣開発区を視察した。

 北京の外交消息筋は「金委員長が大連に予想外に長く留まったことは今回の訪中で食糧援助と外資誘致など経済協力が最優先課題であることを見せてくれたと評価される」と話した。

 金委員長の車両行列は乗用車10台と25人乗中型バス10台、警護車10台、救急車など35台が基本で、多い時は50台近くに達した。このために、北朝鮮訪中団の動向は目立たざるをえなかった。

 警察も沿道だけを統制し、金委員長一行が過ぎる区間全体を統制しなくなっている。

 金委員長は3日夕、中国側主催の歓迎晩餐に参加した後、帰り道に都心を回り、午後9時にはホテルから出て、40分間、夜の海を見物することもした。

 金委員長がこのように、決心したように動向を公開したのは、彼の健康悪化と過度な保安への執着などに対する外信報道に反論し、健在を誇示しようとする意図という解釈を産んでいる。(連合)

0 件のコメント:

コメントを投稿