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2010年6月10日木曜日

張成沢、スピード出世の意味 RFA

今月開かれた北朝鮮最高人民会議で、ナンバー2となった張成沢の人事の意味と、今後の展望について書いてある。
金総書記の中国訪問の時、すでに中国側が彼を高い地位として扱っていたとある。中国としては、彼を信頼している部分がありそうだ。


張成沢国防委副委員長の急浮上Q/A
ワシントン-ホ・ヒョンソクhuhh@rfa.org
2010-06-09

張成沢国防委員会副委員長の急浮上が関心を引きます。

張副委員長は7日開かれた最高人民会議会議を通して,国防委委員で1年余りぶりに副委員長で昇進して,事実上北朝鮮の第2人者となりました。

このような急浮上は金委員長の三番目の息子を後継者で確立する作業と密接な関連があると観測されます。

これに関する内容をホ・ヒョンソク記者と一緒に調べてみます。

アンカー:張成沢国防委委員が最高人民会議会議で副委員長で昇進して目を引きました。
張副委員長の昇進がある内容であったか説明して下さいますか?

記者:張成沢国防委委員が最高人民会議第12期3次会議で副委員長で昇進して,内外の関心を集めました。
今回の昇進は金正日国防委員長の提案で形成されました。

金委員長は4月9日開かれた2次会議に出てこなくて6月7日開かれた3次会議には直接参加しました。

張副委員長は昨年4月開かれた第12期1次会議で初めて国防委員に任命されて1年2ケ月ぶりに副委員長でスピード昇進をしました。

今回の会議では崔永林新内閣総理とカン・ヌンス労働党部長をはじめとする4人の新しい副総理が出てきました。

この要人も重要でした。

しかし金委員長の妹婿としてすでに実力者で席を占めた張副委員長の昇進が今回の要人の核心でした。

アンカー:それなら張副委員長の昇進はどんな意味を持っていますか?

記者:事実上第2人者になったということに意味があると見られます。

国防委副委員長席は金委員長の次に行く席であるためです。

金委員長は健康が良くなく、それでできるだけはやく統治経験がない3番目に息子キム・ジョンウン氏を後継者で作らなければならない一方、経済難をはじめとする各種難題を抱いている状況です。
金委員長はこうしたことを処理する人物では親戚の張副委員長しかないと判断したことで観測されます。

特に後継構図の構築は一刻を争う問題です。

したがって金委員長は労働党行政府長と同じ核心の席をはじめとして,色々な要職を兼ねた張副委員長に後継構図の加速化と関連して,より一層力を与えるために今回副委員長席をまた任せたと見られます。

今回の昇進人事をおいてみる時,張副委員長は金正日体制に続きキム・ジョンウン体制の‘創業功臣’に浮び上がる公算が大きくなっていります。

アンカー:金委員長がさまざまな面で難しい状況で張副委員長を選択した理由があると思いますが?

記者:張副委員長は金委員長が2008年夏脳卒中で倒れた時,権力空白をよく埋めながら,事実上の代理統治を立派にやり遂げたためです。

北朝鮮はその時でも今も慢性的な食糧難と経済難で一般住民や軍部まで動揺してい状況です。

張副委員長はこのように難しい時期をむかえて,党と軍部の厚い人脈を土台に北朝鮮の安定を維持するのに成功しました。

このような代行役で張副委員長は金委員長の信任を受けたと分析されます。

それで金委員長の現地指導に同行する回数が多くなったと見られます。

これと共に張副委員長は後継者で長男の金ジョンナム氏の代わりに権力欲が強い3番目に息子キム・ジョンウン氏を推薦したと伝えられました。

張副委員長はこの時から後見人に出ながら,後継世襲に障害になる要人を除去する作業にも出ました。

国防委のリ・チェガン,リ・ヨンチョル委員の突然である死はこれと関係がなくはないと見られます。

この他にも金委員長は張副委員長が権力世襲の過程で飛び石の橋役割をすることもできると見ました.

アンカー:このように金委員長の寵愛を受ける張成沢国防委副委員長はどんな人物ですか?

記者:張副委員長は1972年金委員長の妹の金ギョンヒ氏と結婚した後,妹兄の信任を受けて,金正日後継および統治体制の構築に出ました。

金正日委員長の後継構図が公式化した以後には3大革命部長として親衛勢力を率いたし1995年からは党組織指導部第1部部長で強大な権力と地位を享受しながら,金委員長のために北朝鮮体制を率いるのに先頭に立ちました。

2004年‘分派行為’を理由で業務停止という処罰を受けて2005年復権して,比重が落ちる首都建設部第1部部長で在職して2007年検察,人民保安部,国家安全保衛部のような核心部署を総括する労働党行政府長を引き受けました。

張副委員長は2009年死亡した長兄のチャン・ソヌ副元帥と2006年死亡した次兄張ソンギル中将のために軍内にも人脈が厚いです。

アンカー:金委員長の3番目に息子を後継者で作る作業はこれから速度を速めると予想されますか?

記者:それも予想されます。

北朝鮮の官営媒体は副委員長選任が金正日同志の提案にしたがってなされたという点を強調します。

国防委が後継構図を確立するのに主導的役割をするという予想はすでに出てきました。

ところで張成沢委員が副委員長に任命されることによってこのような展望に重さをさらに与えています。

宣伝/扇動事業を引き受けたカン・ヌンス文化相を副総理に任命した点も後継構図の加速化を知らせる大きい課題です。

金委員長が3番目に息子の後見人を引き受けてきた張副委員長を抜てきした理由は権力を世襲する体制をより一層確かにするというところにあると解説されます。

したがってまさに翼をつけた張成沢副委員長は3番目に息子を後継者にする作業に拍車を加えると見られます。

アンカー:張副委員長は金委員長が中国を訪問する時,すでに北朝鮮の実力者とあらわれたといいます。

これが何の内容なのか説明して下さいますか?
記者:5月7日中国官営CCTVが公開した画面に張副委員長は実力者に出てきます。

胡錦涛国家主席が金委員長のために開いた歓迎宴会で張副委員長は自分の職級よりも高い上席を占めたことが明らかになります。

張副委員長は金正日委員長-金英春人民武力部長に続き3等席に座りました。

通常首脳会談の主催国で決めた席配置を訪問国で受け入れるのに中国は当時張副委員長をナンバー3と扱い、北朝鮮もここに異議を提起しなかったと見られます。

ところで北朝鮮の党部長は党秘書よりは序列が低いです。

そのために北朝鮮官営媒体は金委員長の随行員を呼称する時,崔泰福,金己南秘書より張成沢部長を後に呼びました。


アンカー:海外言論は張副委員長の昇進をどのように評価しているんですか?

記者:香港と日本の言論は8日張副委員長が第2人者にのぼったと評価しました。

香港の明報(明報)は張副委員長が北朝鮮の第2人者になって後継構図のための摂政王地位を受

けたと伝えました。

文匯報も張副委員長の昇進は金委員長が権力を継承しようとする後継構図と関連があると分析し
ました。

日本の読売新聞は3番目に息子の後見人の張氏が‘ナンバー2’地位を確保したと伝えました。

産経新聞は張副委員長昇格を後継体制と結び付かなくて北朝鮮が対北朝鮮包囲網に結束して,対処しようとする意図と解説しました。

アンカー:今まで張成沢国防委副委員長の急浮上に関しホ・ヒョンソク記者と一緒に調べてみました。

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