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五味洋治のページです。主に韓国での北朝鮮関連報道を訳していますが、日本語で紹介されない記事を私の目でセレクトしています。私の執筆活動、経歴についても掲載しています。最近のお勧めは、北朝鮮の軍事関連報道です。日本のメディアが伝えていない細かなものまで拾っています。私がかつてここに書いた金正恩の性格分析は今も十分通用します。筆者へのご連絡はこちらをクリックしてください

2010年6月26日土曜日

朝鮮戦争は北朝鮮の南進が原因 中国メディア報道

韓国中央日報が詳しいので、転載しておきます。
関連の記述は削除されたらしい。
これを認めると、中国の派兵が正しかったが疑われることになる。中国は、北朝鮮を保護するため出兵したことになっているためだ。
徐々に、姿勢を転換していくのかもしれない。


官営新華社通信姉妹紙報道…教科書まで修正するか注目

中国政府の立場を代弁してきた官営通信社が韓国戦争の勃発原因を初めて北朝鮮の南侵だと
断定的に描写し、注目されている。

中国の歴史教科書は現在、北朝鮮の南侵事実を言及しないまま「朝鮮で内戦が起きると米軍が
北朝鮮を侵略して中国が参戦した」と記述している。新華社通信が発行する国際先駆導報は24日、
韓国戦争60周年大型特集企画として北朝鮮が先に韓国側を侵略したと断定的に報道した。

新華社通信もこの報道をインターネットのホームページにそのまま転載し、多くの中国インターネット
メディアが報道している。新聞は1950年、韓国戦争勃発から53年の停戦協議締結時までの過程を
記録した「韓国戦争大事記」で「1950年6月25日、北朝鮮軍が38線を越えて攻撃を始め、3日で
ソウルが陥落した」と伝えた。

先立って人民日報の姉妹紙である環球時報英語版(グローバルタイムス)も非主流史学者沈志華
華東師範大学史学科教授を引用、南侵説を報道した。しかし戦争勃発の状況を具体的に描いた
内容は入っていなかった。

これについて、北京の外交消息筋は「新華社通信の今回の報道は、これまで出た中国官営メディアの
韓国戦争描写の中で最も直接的で明らかに南侵事実を記述して注目される」と述べた。また別な
消息筋は「韓国戦争60周年を迎え、中国政府が旧ソ連外交部の機密文書など公開された事実を
前向きに収容、歴史教科書を修正するか見守る必要がある」と指摘した。

一方、この日、中国外交部秦剛スポークスマンは朝中で相互友好条約を改正、あるいは廃棄する
意向があるかという質問に「条約を修正する計画があるという話はまだ聞いていない」と述べた。この
条約は中国と北朝鮮の中で一方が攻撃を受けた場合、自動的に紛争に介入するよう規定している。

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=130507&servcode=500§code=500

中国、6.25南侵関連記事を削除
韓国戦争が北朝鮮の南侵によって起こったという事実を報道した中国官営メディアが記事を削除した。

官営新華社通信が発行する国際先駆導報は24日、朝鮮戦争60周年特集記事で北朝鮮が先に
南韓を侵略したと報道した。これまで中国政府が朝鮮戦争勃発原因に対して明確な立場を明らかに
しない点を勘案すれば異例的なことだ。

該当の記事は国際先駆導報と新華社通信ホームページに掲載され、数時間後に削除された。
現在は中国ポータルサイトでも見つからない。検索結果は出るがクリックしても“削除された”という
メッセージが出る。中国政府がこの記事にどれだけ敏感に応じたのか見当がつく部分だ。

光云大学シン・サンジン教授(中国学)は「党でまだ該当の記事をスクリーニングできなかったものと
見られる」と述べた。シン教授は「すでに5~6年前から韓国戦争が北朝鮮の南侵によって起きたという
ことは進歩的学者たちと言論界ではかなり拡散した話」とし「国際先駆導報は中国メディアの中でも
比較的リベラルな方に属するメディアだ」と説明した。

中国政府は公式的には南侵と北侵のうちどの立場も明確にしていない。秦剛中国外交部スポークス
マンが最近「私たちはすでに明確な結論を下し、歴史を模範として未来に進まなければならない」と
原論的に言及したことがある。

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=130530&servcode=500§code=500

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