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2010年6月12日土曜日

哨戒艦沈没は後継作業のため RFA報道

ラジオ・フリー・アジアが哨戒艦沈没の動機について改めて解説記事を掲載している。
専門家の中では、ションウンへの後継作業を確固たるものにするため、引き起こしたとの見方が強まっているという。

これは根拠が明白にあるわけではなく、考えられる仮説のなかで、最も至急性が高いためということらしい。それと張成沢の国防委員会副委員長就任がそれを裏付けしたとの見方だ。


北後継構図確立と哨戒艦「天安」事態Q/A
ワシントン-ホ・ヒョンソクhuhh@rfa.org
2010-06-11

金正日国防委員長が後継構図を確立しようと哨戒艦「天安」事態を起こしたという分析が日に説得力を増しています。

国際社会の専門家たちは韓国海軍に所属した将兵46人の生命を奪い取った哨戒艦「天安」爆沈の背景を深くのぞいて見たあげく色々な要因中で後継構図の確立方に方向を定めています。
これに関する詳しい内容をホ・ヒョンソク記者と一緒に調べてみます。

アンカー:哨戒艦「天安」事件が後継構図の確立と関連があるという分析が次から次へ出てきています。
これが何の話かから説明して下さいますか?

記者:一言で金委員長が後継者で内定した3番目に息子キム・ジョンウン氏の地位をさらに確かにするために哨戒艦「天安」事件を起こしたという話です。
これはまだ年齢も幼くて統治経験が浅い3番目に息子のために軍と人民の支持を受けるようにしようとするなら3番目に息子の業績が必要でそのような作業の一つで哨戒艦「天安」事態を起こしたという分析です。

北朝鮮が哨戒艦「天安」事態を起こした背景で今まで1)後継構図の確立,2)大庁海戦の敗北に対する報復,3)日では指揮官の独断行動,4)北朝鮮軍部内の強硬派勢力拡大,5)慢性的な経済難で人民の関心(回す)返すことのような色々な要因が出てきました。

専門家たちはこの中後継構図の確立に一番多くの比重をおいています。

アンカー:そのように推論する専門家や機関の事例を挙げて下さいますか?

記者:相当数対北朝鮮専門家がこういう見解を持っています。
まず米国海軍分析センター(CNA)のケン ゴス海外指導者研究局長の見解があります。
米国の有力な日刊紙ニューヨークタイムズ(NYT)もこういう意見を表明します。
米国の朝鮮半島専門家のビクター・チャ ジョージタウン大学教授も同じこと考えを現わしました。
この他にも韓国の国策研究機関の統一研究院の全ソンフン博士もNYTと会見して哨戒艦「天安」事態の背景は北朝鮮の権力世襲と関連があると話しました。

アンカー:上に出てきた専門家や機関の見解をもう少し詳しく説明して下さいますか?

記者:ゴス局長は9日金委員長が3番目に息子に権力を世襲するためにその計画の一環で哨戒艦「天安」事態を起こしたという北朝鮮専門家と情報関係者が増加しているという見解を現わしました。
また偵察総局総局長の金ヨンチョルが軍部内では3番目に息子の後見者であり,金氏家族と緊密な関係を維持したとも指摘しました。

ニューヨークタイムズは5月27日付で金委員長が朝鮮戦争/朝鮮戦争以後、最悪の武力挑発を敢行した理由は3番目に息子の地位をさらに確かにするところにあるとしながら3番目に息子が軍部と人民に幅広い支持を得るようにしようと準戦時状況を作ったと分析しました。

一方ビクター・チャ教授も自由アジア放送(RFA)と会見して、北朝鮮は哨戒艦「天安」を攻撃した業績を土台に3番目に息子を後継者とする作業を正当化しようとすると診断しました。

アンカー:このように哨戒艦「天安」事件が北朝鮮の後継構図と関連があると見るほかの理由はどこにあると見られるんですか?

記者:後継構図の確立が現在金委員長には最も至急な懸案であるためです。

金委員長の懸案はもちろん権力世襲以外にも慢性的な経済難の解決,米国と平和協定締結,国連安保理制裁の解除,核兵器保有国地位の獲得などと同じ懸案があります。

ところでこの中でも最も優先的な事項は権力世襲です。

金委員長は将来を語れないほど健康が良くないためです。
北朝鮮が独裁国家なので人民の抵抗が事実上ないから他の事項は時間がかかりながら,処理することができるが権力世襲はそのようにできないです。

ところで3番目に息子を後継者で作ろうとするなら派手な業績が必要です。

哨戒艦「天安」事件は3番目に息子には派手な業績になることができました。
金委員長はこういう脈絡で朝鮮戦争/朝鮮戦争以後最悪の事態と評価される哨戒艦「天安」事態を,相当な負担を抱いても起こすほかはなかったと分析されます。

アンカー:金委員長は哨戒艦「天安」事態まで起こしながら,後継構図の確立に出たと分析されます。
果たして金委員長が考えた脚本のとおり権力世襲が形成されると予想できますか?

記者:金委員長が健在な限り権力世襲はひとまず脚本のとおり進行されると見られます。
金委員長が親戚の張成沢国防委副委員長に強大な権力を与え、3番目に息子の後見の役割をさらに確実にしろとの理由はここにあります。
ところが金委員長健康に突然異常が生じる場合そのまま進行されるのが難しい側面があります。
北朝鮮は事実上王朝国家です。

ところで朝鮮時代のように創業君主の子孫が必ず指導者で出るべきだという同意が完全に形成されたと見にくい状況です。

したがって金委員長が突然有事状況をむかえて,3番目に息子が統治する準備ができていなければ事実上許諾を受けた張成沢副委員長の摂政は避けられません。


アンカー:現在北朝鮮で権力継承と関連して行われることはすでに朝鮮時代にもありませんでしたか?

記者:これと似たことがあって,王朝国家の北朝鮮にこれを適用してみることも意味があります。
まず朝鮮王朝初代国王の太祖の後任を置いて息子らが権力闘争を繰り広げたことがあります。

後継席を置いて金ジョンナム,金正哲とキム・ジョンウンを囲んだあつれきがこれと似ています。
ただしこのあつれきは金委員長が健在な時,3番目の息子で交通整理をしてました。


現在張成沢副委員長はいかなる状況でも相当な影響力を行使する席にひとまずのぼりました。

それで張副委員長が何を考えるのかが金委員長が死亡した以後の北朝鮮行路にとても重要だと見られます。

アンカー:金委員長の妹婿の張成沢氏はすでに労働党行政府長をはじめとして,色々な要職を引き受けたのに今回国防委副委員長まで兼任するようになりました。

これは哨戒艦「天安」事態とどんな関連があるんですか?

記者:哨戒艦「天安」事件や張成沢副委員長の昇進や北朝鮮内部に緊迫した懸案があるということにその背景があると見られます。

金委員長は権力世襲が最大懸案です。

それで哨戒艦「天安」事態までも起こしたと分析されます。

こうした流れから張成沢副委員長の抜てきは哨戒艦「天安」事態の延長線にあります。

金委員長は権力世襲と関連して,哨戒艦「天安」事態では足りなくて,3番目に息子を見てあげる血縁摂政王に張副委員長を座らせるほど心的に不安な状況にあると観測されます。

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