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五味洋治のページです。主に韓国での北朝鮮関連報道を訳していますが、日本語で紹介されない記事を私の目でセレクトしています。私の執筆活動、経歴についても掲載しています。最近のお勧めは、北朝鮮の軍事関連報道です。日本のメディアが伝えていない細かなものまで拾っています。私がかつてここに書いた金正恩の性格分析は今も十分通用します。筆者へのご連絡はこちらをクリックしてください

2010年7月6日火曜日

党代表者大会に望む RFA報道

今日は時間がないので、ざっと翻訳して掲載しておきます。
この金さんは、少しハスキーボイスで、なかなか知性を感じさせる。
こういう人が韓国で北朝鮮政策に関与すればいいと思う。

[金賢コラム] 44年ぶりに開く党代表者大会
金賢 大学教授出身北脱出者
2010-07-05

朝鮮中央通信は26日朝鮮労働党最高指導機関選挙のための代表者会を9月上旬に招集することを決めたと報道しました。
金正日(キム・ジョンイル)の健康異常説,統治力弱化説,キム・ジョンウン後継体制樹立に関する色々な話が乱舞している状況で開かれるようになる党代表者会は家具の非常な関心を集めています。

北朝鮮が代表者会を開催するのは44年ぶりです。

66年10月2次党代表者会時は党中央委員長制が廃止されて総秘書制が導入されました。

また58年3月代表者会直後には政派闘争が行われて,金日成反対派に対する粛清が加えられました。

結局以前に開いた党代表者大会は北朝鮮権力の唯一化,権力独占を促進させました。
しかし権力の唯一化,権力独占は国の発展を遮りました。

今日北朝鮮は住民たちが一食一食の食事を心配して,聞いて見て話せる最も初歩的な自由さえない暗黒の国になりました。

北朝鮮という名前は国際社会で貧困と人権不毛地の代名詞になりました。

毛沢東の死亡後トウ小平の改革開放政策で中国が飛躍的に発展している事実は世の中に広く知られました。

政治学者らはトウ小平がこのような路線を採択するようになったことは中国がたとえ権威主義的な社会主義体制だったが集団的指導体制が存在していたためだと評価しています。

また毛沢東は独裁者だったが権力を息子に譲らなかったためだといっています。
朝鮮労働党は党規約に民主主義中央集権制原則によって,組織運営されると明示しています。
しかし党大会や全員会議が真の討議の広場になってみたこともなくてそれさえも開かれてから遥かに時間が経ってしまった。

朝鮮労働党は労働者農民の大衆的政党というが実際に金日成,金正日(キム・ジョンイル)に続きキム・ジョンウンの3台にかける権力を保障する個人の霊廟に変わりました。

北朝鮮では指導者が最も賢明で彼の指導をついて行く時,勝利と光栄があると主張します。
しかし世の中に完全な人間はありません。

人間の判断には程度の差があるだけ誤りがあるものです。

判断の誤りを最小化する方法はできるだけ多くの人々が論争に参加して,意見を集めるのです。

北朝鮮では統一団結を強調して分派を恐ろしく警戒します。

そして金正日(キム・ジョンイル)の周囲にひとりのようにかたまった朝鮮労働党の威力を自慢します。
しかし権力は分散しなければなりません。

権力の独占は一時的には力を一ケ所で集めてどんな成果を成し遂げられるが長期的な観点では腐敗と独善を持ってきて,発展を遮る悪に変わります。

指導者の無誤謬性,絶対的な統一団結のために世の中が早く変化している21世紀にきても北朝鮮だけは過去から抜け出せずにいながら,むしろ以前よりより悪くなっていります。

北朝鮮の変化が切実に必要だが誰でも分かりながらも,誰もあえて実行できなくなっています。

今はこのような体制を変える時になりました。

今がまさにその時期です。

今回の党代表者大会が、特定の個人を推戴する席でなく党内の民主主義を保障する新しい指導体制を作り出すそれこそ歴史的な大会になることを希望してみます。

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