お知らせ

五味洋治のページです。主に韓国での北朝鮮関連報道を訳していますが、日本語で紹介されない記事を私の目でセレクトしています。私の執筆活動、経歴についても掲載しています。最近のお勧めは、北朝鮮の軍事関連報道です。日本のメディアが伝えていない細かなものまで拾っています。私がかつてここに書いた金正恩の性格分析は今も十分通用します。筆者へのご連絡はこちらをクリックしてください。コメントは実名以外受け付けません。

2010年8月10日火曜日

3男世襲を黙認か

中国が北朝鮮の世襲を認めるかどうかについては、ほとんどの専門家が黙認するだろうという見方だ。

一つには、たとえ同じ社会主義国であっても内政干渉はしないと宣言している。

<<平和五原則(1954)>>
・周恩来(中国)とネルー(インド)で確認された国際関係規制の原則
・両国の「チベット・インド間の通商および交通に関する協定」の中に盛り込まれ、後に全世界に向かって平和の 5 原則としてうたわれる
(1) 領土・主権の尊重
(2) 対外不侵略(相互不可侵)
(3) 内政不干渉
(4) 平等互恵
(5) 平和共存

http://homepage2.nifty.com/murasaki-miyako/terms/b3heiwa5.html

間接的に世襲は好ましくないと伝えれば、北朝鮮がどう出てくるか予想がつかない。

この二つのマイナスを勘案すれば、むしろ平穏に世襲が続けばいいと考えるのは当然だろう。

以下はRFAの報道です。

中国、北朝鮮3台権力世襲黙認”
ワシントン-yangs@rfa.org
2010-08-09

MC:9月上旬に予定された北朝鮮労働党代表者会で金正日国防委員長の3男のキム・ジョンウンが党中央委員に選出されると展望される中で、中国が北朝鮮の3台権力世襲を認めたという主張が出てきて注目されます。

詳しい便りをヤン・ソンウォン記者が伝えます。
韓国統一部傘下研究機関の統一研究所の全ヒョンジュン博士は中国が北朝鮮の3台権力世襲を認めたしこのために北朝鮮当局はキム・ジョンウンの後継継承作業を急いで、進行していると主張しました。
チョン博士は月刊誌‘統一時代’ 8月号に寄稿した文を通して、金正日国防委員長の後継者で内定した3男キム・ジョンウンが中国との関係を重視していて、中国から後継者の地位を認められたことと把握していると明らかにしました。
チョン博士は金委員長の健康悪化にともなう不安感のために北朝鮮当局は後継作業日程を圧縮的に進行しているとしながら中国が北朝鮮の3台権力世襲を認めたのも迅速な後継作業の背景中一つと説明しました。
韓国の民間研究機関の世宗研究所のぺク・ハクスン韓国、北朝鮮関係研究室長も最近言論インタビューで中国が地域安定と平和を維持するためにキム・ジョンウンの権力継承を承認(endorse)ということ他には他の代案がないことだと主張しました。

ペク博士は他の国の内政を干渉することで見られるのを敬遠する中国が公開的にキム・ジョンウンの権力継承に対する議論でもこれを承認するという言及はしないことと予想しました。

だが彼は1994年金正日委員長が故金日成主席から権力を譲り受ける時、中国がこれを望むかもしれなく思わないながらも、結局承認した点を指摘しながら、今回も北朝鮮の3台権力世襲を黙認すると見通しました。

ペク博士は中国が金委員長の健康を大きく憂慮しており万一北朝鮮の権力継承過程が円滑でない場合発生する可能性のある北朝鮮の権力空白と、それによって引き起こされる混乱を願わないと説明しました。

一方、米国平和研究所(USIP)の中国専門家のジョン、朴(John Park)専任研究員は9日、自由アジア放送(RFA)にまだ中国政府や共産党がキム・ジョンウンに対して公式に言及したことがないとしながら、中国がキム・ジョンウンの権力継承を認めたという主張は推定に過ぎない可能性もあると話しました。

Park:I haven't seen anything officially coming out of Chinese side、so it sounds more speculative.

中国側人々としばしば接触する朴研究員は中国当局がキム・ジョンウンよりむしろ金委員長の妹婿の張成沢国防委員会副委員長を綿密に注目しているとしながら、特に去る5月張副委員長の中国訪問以後中国は次期北朝鮮政権で彼がどんな役割をするのか注目していると説明しました。

日本の共同通信は去る6日復讐の北朝鮮関係者の話を引用して、キム・ジョンウンが9月初め朝鮮労働党中央委員兼政治局常務委員に選出される展望だと報道しました。

共同通信は金委員長の妹婿の張成沢副委員長もキム・ジョンウンと共に政治局常務委員に選出されると見られると言いながら現在労働党政治局常務委員は金正日委員長一人だけだと付け加えました。

0 件のコメント:

コメントを投稿