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2010年9月16日木曜日

党代表者会10.10党創建日以前に延期

 

延期の理由もしっかり伝えない。北朝鮮という国は理解しがたい。

韓国の対北人道支援団体である『Good Friends』が最新ニュースで党代表者会の延期が正式決定されたと伝えました。

http://www.goodfriends.or.kr/n_korea/n_korea1.html?sm=v&p_no=8&b_no=11325&page=1

[366号] 366号2010.09.15 606

今年44年ぶりに開く予定だった党代表者会は9月14日夕方結局延期になった。 その間平壌に集結して会議開催を待っていた代表らに今朝正式に通知された。 本来今回の代表者会日程は4日から参加者登録を始めて事前日程を消化した後、7-8日会議をし、9.9節行事まで参加して終えるということだった。 そうするうちに遅れ、これまで開かれずにいた。 遅延の正確な原因を知らないのは平壌に集結した代表者たちも同じだった。 キム・ジョンイル委員長の健康不安や後継問題に起因する葛藤など色々なうわさがあった。 一部幹部の間には会議が今月末に延期になるという噂が広がりもしたが、全国的に代表者が再び集まるのは容易ではないので、どうにか今回の機会に開くだろうと引き続き待つ雰囲気であった。  

昨日最終的に会議延期を確定したが、その原因は定足数未達のためであることが分かった。 9月4日に参加者登録を始めた時、参加者数の半分がまだ参加できない状態であった。 9.9節行事を終えた後まで待ったが、昨日夕方までも定足数が不足し、結局延期することに決めたという。 参席者の1人は「今回知らされたのは、各道から参加しなければならない代表者たちが水害で道路が途切れ、道が塞がり、まだ到着できない人数が多かったため」と語った。

今回の会議で後継構図が確定すると発表されたが、代表者が不足した状態であえて代表者会を開催し無理に後継を公式化する必要はないというのも理由であった。 また、現在全国の食料事情がかなり厳しく、水害被害で全国の住民が塗炭の苦しみにある状況も後継者公式登場に不利と判断した。 住民の不信と不満が後継者に向けられ得るので、少なくとも水害復旧と食料事情が好転する名分があってこそ後継者が堂々と登場できるのではないかということだ。 

会議参加者に配布する会議文書も準備されていたが、こうした事情で会議開催日程はもう少し先送りすると見られる。 キム・ジョンイル委員長も代表者の集結を待ちながら現地視察などの日程を消化し14日平壌に到着したと伝えられた。 しかし参加者数が不足した状態で無理に会議を開催する理由がなくなり、ひとまず会議開催日程の延期を公式に決めた。 しかし大部分の代表者は今朝まで会議が開くと期待していた。 現在は党代表者会がいつまた開かれるのかまだ確定していない。 今月末ごろ党代表者会の日程をまた議論し、10・10党創建日以前に開催する方向にまとまるとみられる。 代表者会延期の消息を聞いた代表者らは平壌を離れて地元に向け帰り始めた。

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