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五味洋治のページです。主に韓国での北朝鮮関連報道を訳していますが、日本語で紹介されない記事を私の目でセレクトしています。私の執筆活動、経歴についても掲載しています。最近のお勧めは、北朝鮮の軍事関連報道です。日本のメディアが伝えていない細かなものまで拾っています。私がかつてここに書いた金正恩の性格分析は今も十分通用します。筆者へのご連絡はこちらをクリックしてください

2010年10月16日土曜日

中国が金正男を利用する。RFA

マカオにいる、北朝鮮金総書記の長男正男に関心が高まっている。この記事は、中国が正男を使って北朝鮮に影響力を発揮しようとしているという話。ラリー・ニクシュは以前アメリカの国会図書館で専門研究員をしていた人なので、荒唐無稽な話とはいえない。


中国,金正男通じて,対北朝鮮影響力望んで"
ワシントン-angs@rfa.org
2010-10-15
MC:北朝鮮金正日国防委員長の長男の金正男が中国で北朝鮮の3代権力世襲と金正恩を批判したと知らされた中で中国は金正男を保護しながら,金正恩後継体制を公式化した北朝鮮に対するテコで使おうとしているという指摘が出ました。
詳しい便りをヤン・ソンウォン記者がお伝えします。

米国の民間研究機関の戦略国際問題研究所(CSIS)の韓半島専門家のラリーニクシュ博士は、14日自由アジア放送(RFA)に中国に金正男を擁護する勢力があると広く知られていると指摘、彼が中国で海外言論と会ってよどみなく自身の意見をいえる背景は中国が金正男を保護しているためだと分析しました。

それと共に中国は北朝鮮にさらに多い影響力を行使するために金正男をテコで使うことを願うと話しました。

Niksch:China clearly wants to increase its influence on that and Kim Jong Nam gives them a potential source of leverage over Kim Jong Un or over other North Korean leaders.

中国は、金正日委員長以後北朝鮮の政策方向に影響を及ぼすことを願いながら,北朝鮮の後継者で公式化された金正恩でも他の北朝鮮指導者に中国が影響力を行使する道具として金正男を利用しているという説明です。

ニクシュ博士は中国は金正恩が追求する政策方向が中国の利益に背く場合、金正男をその代わりにすると考えることもできると指摘しました。

Niksch:Well,they(China) may want to keep Kim Jong Nam as an alternative.

ニクシ博士は北朝鮮の3台権力世襲に対する金正男の公開的な批判は北朝鮮内金正恩の側近ら立場で見れば容認できないこととしながら、金正恩勢力が当分は難しくても金正恩が内部政権基盤をさらに強固にした後再度金正男に危害を加えようとすることができると展望しました。
韓国政府の一消息筋は去る13日韓国言論に金正恩が2009年1月北朝鮮の後継者で内定した以後その側近らが、金正男の殺害計画をたてて中国側から‘中国の土地では金正男に触るな’という警告を受けたと明らかにしたりもしました。

だがワシントンの他の専門家は中国が金正男を通して,北朝鮮内政に干渉しようとするという主張に疑問を表わしたりもしました。

北朝鮮が中国の意志に反して,核兵器開発に出て中国式改革,開放に出ないでいる状況を見る時,中国の対北朝鮮影響力は制約的であり,他の国の内政に介入しないという中国の伝統的な立場にも背くという説明です。

一方韓国の公営放送のKBSは14日金正男の中国政府内側近の話を引用して,金正男が去る8月末中国を訪問した金正日委員長に会って,金正恩が主導した哨戒艦天安号事件を黙認したことに対して強く抗議したと報道しました。

また去る11日金正男は日本報道機関と北京で会って‘個人的に北朝鮮の3代権力世襲を反対するが必要ならば海外で弟の金正恩を助ける用意がある’と明らかにしたりもしました。

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