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2010年10月23日土曜日

北金正恩の'人々'>⑩リ・ヨンス党部長 聯合

聯合ニュースのこの連載は、なかなか深みがある。日本では知られていない人も多いが、順番に訳していこうと思う。
李ヨンスは張成沢の右腕だそうだ。

(ソウル=聯合ニュース)張ヨンフン記者= 9.28党代表者会で14人の党部長団に名前をあげたリ・ヨンス(勤労団体部長推定)は現在北朝鮮権力側の'最高実力者'に選ばれる張成沢(国防委員会副委員長兼党行政府長)の隠された'右腕'と知られている。

今年64才(1946年生まれ)で張成沢と同い年のリ・ヨンスは70~80台が主流の党幹部陣で若い世代に属するが党と軍はもちろん勤労団体まであまねく経て,経験が豊富だという評価だ。

出生地と学歴,成長過程などに対しては知らされた事実が殆どないのに30才の時の1976年労働党の核心郊外周辺組織社労青(社会主義労働庁年同盟)の副委員長で起用されながら注目され始めた。
社労青は青年層500万人を率いて思想と集団生活を指導しながら,労力動員を率いる巨大組織だ。
2年後の1978年リ・ヨンスはわずか32才の年齢で社労青の首長席に上がって1986年崔龍海(党秘書)に委員長職を譲り渡す時まで8年間在任した。

それでリ・ヨンスは崔龍海(1986~1998年社労青委員長再任(在任)),ムン・ギョンドク(平壌市(ピョンヤンシ)党責任秘書.1991年社労青副委員長任命)と合せて(一緒に)張成沢師団の'社労青3人衆'に通じる。
社労青を離れたリ・ヨンスはその翌年の1987年'党副部長'で栄転したがある部署なのかは確認されないでいる。
そうするうちに1996年人民武力部副部長(外事担当推定)に移したリ・ヨンスは同じ年11月平壌で開かれたキューバ革命記念軍人集会で演説をするなど軍部内でも歩幅を広めていった。

上手く行ったリ・ヨンスは2004年'ボス'張成沢が'分派行為'に追い込まれて,粛清される時,共に地方で追い出すことだが,2006年初めはるかに重要な地位に選ばれる党行政府副部長に復帰する。

リ・ヨンスが党勤労団体部長で初めて確認されたことは去る8月も任命された時点は何ヶ月前であるものと推定される。
朝鮮中央通信が8月22日江原道で開かれた農業勤労者集い便りを伝えながら,行事に参加したリ・ヨンスを'党中央委員会部長'で呼称したのに,この行事を勤労団体の'朝鮮農業勤労者同盟'が主催したし,金重利は前勤労団体部長が4月28日心筋梗塞で死亡した以後後任者が外部に知らされない状態であった。

リ・ヨンスと張成沢の縁は1980年代初めまでさかのぼる。

張成沢は1982年党青少年事業部副部長に任命された後,第1部部長を経て,部長まで何と13年間をこの部署で送ったのに,当時リ・ヨンスは社労青委員長(1978~1986年在任しながら張成沢の指揮を受けて,青年層管理事業を献身的に補助したという。

1996年リ・ヨンスを党から抜いて,人民武力部に移したのも,1995年から党組織指導部第1部部長を引き受けた張成沢だと伝えられた。

高位層出身北脱出者は"軍出身でないリ・ヨンスだが,当時張成沢のパワーならば人民武力部副部長に送ることも難しくなかったこと"としながら"自身の軍部内位置づけが弱いのを意識して,リ・ヨンスを人民武力部に植えたようだ"と話した。

リ・ヨンスは2004年地方に押し出されて復帰する時,張成沢より1年先に党行政府に入って,整地作業をすることもした。
当時公務停止と一緒に自宅軟禁に処された張成沢は2005年末党勤労団体および首都建設部の第1部部長に復帰した後,2007年に核心部署の党行政府長に移すのに,2006年初めリ・ヨンスを行政府副部長にあらかじめ送ったのだ。

このように張成沢の'腹心'のリ・ヨンスはまかせた党勤労団体部を最大限稼動して,金正恩後継構図を固めるのに先に立つと予想される。

北朝鮮には500万人規模の青年同盟(社労青の後身)他に朝鮮職業総同盟(160万人),朝鮮農業勤労者同盟(130万人),朝鮮民主女性同盟(20万人)等の勤労団体らがあるのに,彼ら団体を組織的に管理しながら,金正恩後継の正当性を宣伝(善戦)して反発気流を遮断することが非常に重要視される状況だ。

労働党規約は'勤労団体'に対して党と大衆を連結する媒介体で,大衆の思想教育を担当する組織と規定しているのに,党員が勤労団体に加入する場合はめずらしい。

結局盲目的忠誠心を期待しにくい一般青年層を統制下は役割がリ・ヨンスに落ちたわけだ。

北朝鮮専門家は"非党員の若年層に対する教育と統制を担当する部署が直ちに党勤労団体部"としながら"社労青出身のリ・ヨンスと崔龍海は青年層に金正恩に対する忠誠心を注入するのに先に立つこと"と話した。

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