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五味洋治のページです。主に韓国での北朝鮮関連報道を訳していますが、日本語で紹介されない記事を私の目でセレクトしています。私の執筆活動、経歴についても掲載しています。最近のお勧めは、北朝鮮の軍事関連報道です。日本のメディアが伝えていない細かなものまで拾っています。私がかつてここに書いた金正恩の性格分析は今も十分通用します。筆者へのご連絡はこちらをクリックしてください

2010年11月2日火曜日

正恩は軍を掌握した 月刊朝鮮

このブログもいささか停滞気味。もう後継がスタートしたのだから、見守るしかない。
分析しようが、内部のことは結局不明である。
今回の分析者は韓国で有名な学者


[特集]北朝鮮党代表自晦と金正恩後継体系の公式スタート
金正恩,すでに金正日とほとんど対等な権力行事
文:鄭成長世宗研究所首席研究委員
◎金ジョンナム・張成沢に対する過大評価,金正恩と北朝鮮後継体系の安全性に対する過小評価,
後継者の権力基盤に対する無視が後継体系関連誤判呼んで

◎ 2006年末後継者選定,2007年から金正恩革命史跡地建設,昨年下半期金正恩の政策的
地図体系構築

◎ 2010年新年共同社説作成関与,朴南基計画財政部長解任主導,平壌市(ピョンヤンシ)10万世帯住宅建設指揮,
去る5月金正日訪中市‘首領代行’役割

◎国防委は軍指揮権なくて,党中央軍事委掌握が重要,軍はすでに‘金正日-金正恩の軍隊’
鄭成長
◎ 1963年生まれ.
慶煕大政治外交学科卒業.
仏ナンテルデ博士.

◎著書:<韓国の国家戦略2020:対北朝鮮・統一>(方私),<金正日の北朝鮮,どこへ行くのか?>(共著)等.
去る9月28日北朝鮮労働党代表者会開催前日までしても私たちの社会では金正日の3男金正恩の名前が党代表自晦で言及される可能性と金正恩が公式席上に姿を表わす可能性に対して懐疑的の見解が支配的だった。
しかし筆者は<月刊朝鮮> 2010年2月号に寄稿した文を通して詳細に明らかにしたように金正恩の後継体系構築が昨年1月以後急速に進展したし,今回の党代表自晦が金正恩の後継者地位を対外的で公式化するために開催されることであるだけに金正恩の名前が大会初日から言及される可能性が高いと主張した。

ところで筆者が予測したことよりもう少し早く,すなわち党代表自晦が開催される直前の9月28日夜明けに北朝鮮は金正恩に前日の9月27日人民軍大将(隊長)称号を授けた事実を公式に発表した。

これで北朝鮮は後継体系の対外的公式化に対して懐疑的だった外部世界の見解を一挙に一掃した。
そして9月28日金正恩に党中央軍事委員会副委員長という軍事分野の第2人者職責を与えて,これを次の日夜明けに発表することによって金正恩が金正日の名実共に後継者であることを国際社会に明確に表わした。

今回の党代表自晦で金正恩が党中央軍事委員会副委員長職に任命されたのと関連して,多数の専門家は金正恩がこれから軍部掌握に本格的に着手するという立場を見せている。

しかし合同参謀本部が発刊する季刊誌<合同参謀>第44号に今年筆者が掲載した‘金正恩の軍部掌握実態’に対する論文ですでに明らかにした通り金正恩の軍部掌握は昨年から始まったし,北朝鮮軍はすでに‘金正日の軍隊’で‘金正日と金正恩の軍隊’に変わっていきつつある。

金正恩後継ぎ構図,強固化段階進入

このように金正恩の後継体系構築進展実態に対して私たちの社会が正しく把握できなくて金正恩の権力掌握力に対して過小評価しながら,権力継承過程の‘不安定’可能性に対してだけ言及しているのは適正性ある対北朝鮮戦略樹立と関連して,非常に憂慮の恐れがあったことといわざるをえない。

今回の党代表自晦を通して,北朝鮮党中央軍事委員会は陸海空軍を実質的に指揮できる最高軍事指導機関で体制を新しく完備した。

しかし韓国政府は北朝鮮軍総参謀長だけでなく陸海空軍の核心指揮官らも入っていない北朝鮮‘国防委員会’を相変らず最高軍事指導機関と見なすなど北朝鮮権力体系実状と顕著に乖離した判断をしていて,有事の際北朝鮮の軍事脅威に果たして効果的に対応することができるか疑問を持たざるをえない。

金正恩の後継体系構築が‘強固化段階’で進入していることにもかかわらず,相変らず‘構築初期段階’に留まっていると韓国政府が安易に判断して,可能性が希薄な北朝鮮‘急変事態’にだけ備えているならば韓国政府は時間と国力を浪費しているわけになる。

そしてその間に北朝鮮が軍事地図体系を画期的に改善して対南攻勢に本格的に出たら韓国政府が適時に効率的に対応することも難しいだろう。

金ジョンナムは‘長子’にわずか

金ジョンナムは長子という位置のために当初より後継者になりにくかった。

その間韓国での北朝鮮後継問題研究に現れた問題点では‘長男’金正男に対する過大評価,金正日の妹婿張成沢に対する過大評価,金正日の3男金正恩に対する過小評価,北朝鮮後継体系の安全性に対する過小評価,後継者の権力基盤に対する無視,北朝鮮体制の性格に対する不正確な評価などがある。

先に永らく多数の専門家と言論らは北朝鮮で王朝時代の‘長子’に相応する地位しか持っていることも出来ない金ジョンナムに対して‘壮者’であるために金正日の後継者で有力視されると主張してきた。
しかし朝鮮時代にも壮者が王位を継承した場合は実際にそんなに多くないという点でいわゆる‘壮者継承の原則’は純粋な以上に過ぎないと話せる。


金ジョンナムが金正日の後継者になるためには何よりも金正日が三男中金ジョンナムを寵愛しなければならなくて,金ジョンナムを後継者で打ち出そうとするパワーエリート グループがなければならない。
だがその間多数の専門家はこのような点らに対しては週目下...

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