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五味洋治のページです。主に韓国での北朝鮮関連報道を訳していますが、日本語で紹介されない記事を私の目でセレクトしています。私の執筆活動、経歴についても掲載しています。最近のお勧めは、北朝鮮の軍事関連報道です。日本のメディアが伝えていない細かなものまで拾っています。私がかつてここに書いた金正恩の性格分析は今も十分通用します。筆者へのご連絡はこちらをクリックしてください

2010年11月14日日曜日

北朝鮮に暴発可能性 CRFレポート VOA報道

いかにも米国の研究者らしい視点。大きな防衛産業を抱える米国では、国際情勢の研究に防衛産業が金を出しているケースが多い。

こうしてあおって軍備増強を政府に働きかける。私は彼の見方には同調できないが、可能性はゼロではなさそうだ。

原文のレポートはここ。

http://www.cfr.org/publication/23344/military_escalation_in_korea.html

経歴 日本に滞在経験がある。

http://www.cfr.org/bios/13608/paul_b_stares.html

他の著作

http://www.cfr.org/project/1410/council_special_report_on_preparing_for_sudden_change_in_north_korea.html

 

“12~18カ月内韓半島危機の可能性”- CFR研究員
これから1年内であって1年6ケ月中に韓半島に危機が迫る可能性があるという主張が出てきました。
哨戒艦天安号事件以後韓国北朝鮮軍史的緊張が続いているところに,北朝鮮の3台権力世襲過程で軍事挑発が政治的に利用されるということです。
金ヨノ記者が報道します。

 

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米国,ニューヨークの民間団体の外交協会(CFR)のポール ステオス選任研究員は最近発表した'韓半島での軍事的緊張高揚’という題名の報告書で,これから12~18ケ月中に韓半島に軍事的危機が迫る可能性があると主張しました。


ステオス研究員は‘米国の声’放送とのインタビューで3つの理由を提示しました。
何より哨戒艦天安号事件以後韓国北朝鮮間の軍事的緊張と不信が続いているということです。
韓国は北朝鮮の挑発に速かに対応するために交戦遵守規則を変える一方米軍と協力して,北朝鮮周辺で情報収集作戦を強化して非常警戒態勢を遅らせないでいます。

 

北朝鮮はこういう状況を容認できないと判断して軍事的に対応できるということです。
ステオス研究員は北朝鮮が国内政治的理由でまた軍事挑発を敢行する可能性も指摘しました。

金正日国防委員長が去る70年代にそうしたように金正恩も権力世襲過程をがっちりするための手段で軍事挑発を選べるということです。
ステオス研究員は金正恩が哨戒艦天安号事件の時よりさらに精巧な潜水艦攻撃や西海北方境界線近隣の無人島占領を命令する可能性があると分析しました。

3代世襲が計画のとおり進行されない場合にも北朝鮮が軍事挑発を敢行する可能性があります。

後継体制が強固化される前に金正日国防委員長が突然死亡したら金正恩が政治的に強力な挑戦を受け取るので,これに対応して,金正恩が反対勢力を粛清して関心事を外に回すために軍事挑発を敢行できるということです。
北朝鮮の軍事挑発があっても当事国ら皆戦争を避けたいだけに軍事衝突が拡大する可能性は高くはありません。

しかしステオス研究員は軍事衝突がある場合誤解と誤った判断がありえて,このために意図しなくても衝突が拡大する可能性を排除できないと指摘しました。
特に哨戒艦天安号事件以後韓国軍が北朝鮮の軍事挑発の前で弱い姿を見せるのを願わないことで李明博韓国大統領もこれ以上北朝鮮の軍事挑発を容認しないといった話に政治的な責任を負わなければならない負担を抱いているとステオス研究員は分析しました。

韓国が軍事対応をする場合北朝鮮がどのように出てくるかも関心事です。

ステオス研究員は北朝鮮の新しい指導部が韓国の軍事報復にどのように対応するのか予想することは難しいが,権力継承期という敏感な時期であるだけに優柔不断だったり弱い姿を見せてはいけないという声が政権内部で力を得る可能性が高いと分析しました。

これに加えて中国が哨戒艦天安号事件にもかかわらず,北朝鮮を全幅的に支持したし,米国は他の地域の紛争問題によって余力がないと北朝鮮が判断したら問題はさらに深刻化できるということです。

ステオス研究員は韓半島で軍事的衝突が拡大する危険を避けるための3つの政策勧告を提示しました。

まず米国と韓国が対北朝鮮監視と情報収集活動をずっと強化して,北朝鮮の軍事挑発兆候をあらかじめ知らなければならないというものです。

二番目は米国が韓国との軍事同盟を確かに維持して哨戒艦天安号事件を契機にあらわれた弱点らを韓国軍が補完することができるように助けるべきだというものです。

これと共に北朝鮮の急変事態に備えた共同計画を発展させていって日本も計画作成に参加させなければとステオス研究員は主張しました。

最後に北朝鮮が核兵器計画を検証可能な方法で廃棄するという非現実的な期待を捨てて、代わりに北朝鮮の核物質追加生産を防いで核兵器と長距離ミサイル開発速度を遅らせるのに集中するということです。
ステオス研究員はこれを通じて,韓半島の緊張を緩和する外交的努力がまたはずみをつることだと主張しました。

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