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2010年12月13日月曜日

北貨幣改革後4千%インフレ…切上げ効果'水の泡'

北朝鮮の貨幣改革についてのレポート。4000%のインフレというのもすごい数字だ。

北朝鮮の米値段が貨幣の交換価値を基準で貨幣改革以後1年間ほとんど4千%も暴騰したことが明らかになった。

30日対北朝鮮インターネット媒体’デイリーNK’によれば現在北朝鮮平壌の市場で取り引きされる米価格はkg当り900ウォン
程度で貨幣改革直前の昨年11月下旬(kg当り2千200ウォン→新券22ウォン)に比べて,3千990%上がった。
北朝鮮は昨年11月30日を期して,旧券100ウォンを新券1ウォンに変える貨幣交換を断行した。

したがって去る1年間物価変動が全くなかったとすれば新券100ウォンは現在旧券1万ウォンの交換価値を持たなければならない。
しかし4千%という殺人的なインフレによって神権100ウォンの価値は現在旧券250ウォンに過ぎない。

お金の価値を100倍で切上げした貨幣改革効果がわずか1年間にほとんど消えて,新・旧券の購買力差も‘10対25’に狭まったのだ。

北朝鮮で米価格はすべての商取引価格の基準で物価の尺度に通じる。

平壌米価格は今年1月中旬主要総合市場閉鎖以後険しい上昇の勢いに乗り始めて3月初めkg当り1千300ウォン台に走って順次

市場機能がよみがえりながら,5月初め400ウォン台まで落ちたがその後の為替レート上昇と暴雨被害で8月にはまた1千ウォン線を越えた。

対外経済政策研究員の趙明哲博士(国際開発協力センター所長)は“表面的に北朝鮮貨幣改革の目的は貨幣流通量を減らして,物価を安定させることであったのに物資の供給の絶対不足で失敗した”としながら“米値段が貨幣交換価値を基準で4千%走ったとのことは貨幣改革の100倍切上げ効果がほとんどみな消えたという意味”と話した。

/連合

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