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2010年12月4日土曜日

われわれは誰も信じない 実験炉とウラン濃縮の過程を明かす ジャック・プリチャード

ワシントンにある韓国経済研究所のプリチャード所長とニコルが北朝鮮を訪問して、新たな軽水炉の建設現場を見せられた。
その時の報告書が、研究所のサイトに掲載されたので、ポイントだけ訳してみる。

ウラン濃縮施設の存在はinadvertently(うっかり、不注意に)当局者がもらしたものだと書いている。そのまま秘密にしておくつもりだったのかもしれない。

当初thermal という単語をよく調べず「沸騰型」と訳しました。機械翻訳では「熱」と出てきたので勝手に解釈したものです。失礼しました。

 

 

"我々は誰も信じないという深刻な教訓を学んでいるので、我が国のエネルギー問題を解決するためには、自分自身にたよらなくてはならない。したがって、我々は6者協議が開かれていない間に、軽水炉の建設を開始していた。我々自身の軽水炉を開発するための政治的決断を下した。 我々は、これ以上時間を無駄にせず、軽水炉燃料サイクルを完了するために最善を尽くしている。 我々は核能力を高めるための研究開発努力を傾けている"

北朝鮮の原子力委員会の上級研究員が我々との会議でこう述べた。

我々があった北朝鮮当局者は、李根・外務省北米事務局長、金桂寛第一副大臣、貿易省職員、ジョイントベンチャーの委員会、教育委員会委員、大聖信用銀行のゼネラルマネージャー、原子力総局の上級幹部

 

北朝鮮当局者との議論からハイライトを要約。

・建設中の100メガワット(thermal)軽水炉の発見
・北朝鮮のウラン濃縮施設は寧辺に位置していたこと
・上級の北朝鮮当局者が、安定した(国の)リーダーシップの状況を描写した
・条約平和議論、制裁解除のため6者協議に戻る意欲がある。しかし、平壌は、非核化への真剣な取り組みが感じられない

・韓国軍哨戒艦沈没への関与否定

______
(中略)

核発見

寧辺のサイトで、プリチャードとFinnemanは5メガワット黒鉛炉の現状と新しい100メガワット軽水炉の建設に、原子力総局の職員によって概要の説明を受けた。この時点までに、米国と韓国の情報当局は、寧辺の神秘的な工事現場が、新しい国内で組み立てられた軽水炉であることを知らされていない。その後、結果はすぐに適切な米政府当局者に報告された。

原子力の総合事務局のセーフガード担当の部長との話し合いで、彼は、北朝鮮は常に軽水炉を持っていることが好ましいと言った。技術が欠如していたため、北朝鮮の科学者やエンジニアは黒鉛炉を作らざるを得なかった。いくつかの技術的進展に伴い、北朝鮮政府は国内で実験用の100MW軽水炉を構築することを決定した。当局者は、国際的な制裁のための主要な部品の調達が難しかったが、KEIのチームは、北朝鮮が、外部の支援なし原子炉を構築することができたと確認した。これは、北朝鮮が大規模な軽水炉の建設前に、その技術と建設の経験を得るために自分で建設した、かなりな量の発電ができる実験炉である。

金日成主席の生誕100周年である、2012年に完全な原子炉を作ることを目標にしている。

ブリーフィングの過程で、北朝鮮当局者が誤って存在場所がほとんど知られていないウランプログラムを明らかにした。プリチャーはプログラムは透明であるべきであり、イランのような道を進むべきではないと指摘した。
 北朝鮮当局は、その後現地を訪問したヘッカー博士の寧辺訪問の際、近代的なウラン濃縮施設を公開した。

出典 http://newsmanager.commpartners.com/kei/issues/2010-12-02/index.html

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