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2010年12月22日水曜日

中国が核問題を解決したい意思がない 2007年中央日報

以前の記事を読んでいたら中朝関係に関しこんな指摘が。中国はやる気がないという見方は多い。

ギ・ソルマン氏「韓国で反米は日本の立場が強化されるだけ」

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  「韓国だけで統一を果たすことはできない。同時に韓国だけでは潜在的な中国の脅威を阻むことができない。したがって誰かと組まなければならないが、その対象は日本でなければ米国だ。こんな状況で韓国での反米はアジアで日本の立場ばかり強化させてしまうだろう」--。
  フランスの世界的な文明批評家ギ・ソルマン氏は中央日報との新年インタビューで韓半島情勢の一端についてこのように分析した。
  彼はまた「南北統一は、中国が北朝鮮を捨てた瞬間、急に訪れることもある」と見通した。北核解決のための6カ国協議に対しては当事国たちがみな現状態をある程度楽しんでいるため、大きな進展を期待しにくいと話した。
  インタビューは昨年末、パリ近郊ブーローニュビヤンクールにある彼の自宅で行った。
  --北朝鮮核問題が解決される兆しを見せていないが。
  「北朝鮮とかかわるすべての問題の鍵を握っている中国が核問題を解決したい意思がない。これは北朝鮮の核問題が自国に有利に作用していると見ているためだ。北朝鮮の核問題がある限り、中国は外交問題において中心を占めることができる。中心にいるというのは名誉を重視する中国には重要で大きな課題だ。中国の政治体制が今年にも同じ状態であれば北朝鮮問題はあまり変わらないだろう。中国は現状態を好む。中国が同じ立場を固守すれば北朝鮮問題に変化はありえず、外交交渉が進んでは中断するような状況ばかり繰り返されるだろう」
  --核実験を行った北朝鮮に対して中国は一体どう考えているのか。
  「中国は確実に北朝鮮の核実験準備状況が分かっていた。そして中国は北朝鮮の核実験が小規模で行われる限り賛成したと思う。それに対して米国と日本が大きく抵抗しないと判断したからだ。したがってこの事態は外交ゲームに臨む国々の表と裏が違う微妙な観点で見なければならない。中国は核実験を行った北朝鮮を非難したが、これに対し、後に北朝鮮側に『それは我々がずっと交渉の中心にいるためのもの」と考えただろう」

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