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2010年12月6日月曜日

中国の北朝鮮情勢認識 RFAコラム (旧ブログから再掲) 中国は韓国主導の南北統一を既定事実化?

 

posted Apr 24, 2010 6:33 PM by 五味洋治

http://www.rfa.org/korean/commentary/bc15d615c911/cu-ph-04092010111921.html

中国の学者は韓国では結構、自由に話しているようである。しかし、実名が書かれていないところをみると、北側に知られたくない様子である。

朴ヒョンジュン韓国統一研究院選任研究委員

2010-04-09

4月8日と9日ソウルで韓国、北朝鮮統一を主題にした国際学術会議が開かれました。

ここには韓国、米国、中国、日本の学者と専門家が参加しました。

興味深いのは北朝鮮の現実に対する判断と南北統一の可能性に対する展望で韓国、米国、日本そして中国の間にほとんど差がないというのです。

特に注目を引いたことは中国学者らの立場でした。

もちろん中国学者らの間に一つの立場だけ存在するのではありません。

改革と開放の結果で、中国学者らも個人的に自由に自身の意見を発表するためです。

ところが、今回の国際会議に参加した5人の中国学者らの情勢認識には概して大差ありませんでした。

北朝鮮に対して非常に批判的で、将来韓国主導の南北統一を既定事実化していました。


その中ある学者の発表要旨を要約すれば次のようです。

韓国、北朝鮮統一の可能性は去る60年そのどの時期よりも高いということです。

その理由で次のようです。

去る11月30日実施された貨幣改革はみじめな失敗だ。

これによって現在の北朝鮮実情は過去に比べて顕著に悪化した。

対外的にも北朝鮮当局は壁にぶつかっている。

北朝鮮はこれ以上周辺国をだましながら、食糧など援助を受け取るのが不可能だった。

国際制裁のために北朝鮮当局の外貨収入が顕著に減った。

ここに金正日の健康状態が不安定で、権力継承による危機が発生することができる。

もちろん北朝鮮が直ちに崩壊するということではないが、崩壊の可能性を過小評価してはいけないということです。

中国学者らは対北朝鮮政策に対しても大きい立場の違いを見られませんでした。

中国と国際社会は北朝鮮に対して2種類政策を駆使できるといいます。

最初の場合は北朝鮮当局が核兵器をあきらめるという確実な言質をして対外開放政策を推進する場合です。

このような場合国際社会は北朝鮮に対する援助を再開することであり、北朝鮮の改革政策を助けるでしょう。

しかし金正日政権が存続する限り、北朝鮮当局は政策を変えることのできないことと判断されています。

二番目の政策はもし北朝鮮が核保有を守ったら、周辺国家らは現在のように‘待つ政策’を持続しなければならないということです。

このような場合は内部経済事情がより一層悪化することであり、窮極的に内部で破裂が発生できるということです。

周辺国家は内部混乱から発生する色々な問題を扱える準備をしなければならないといいます。

国連安全保障理事会と6者会談は緊急対応措置を用意して、北朝鮮問題を扱う国際的合意を作り出さなければならないということです。

また金正日政権の崩壊は韓国、北朝鮮統一路連結できながら、ここで韓国が主導的役割をしなければならないということです。

以上紹介した中国学者の意見は、まるで韓国学者が主張したのではないかと、勘違いするほどだ。

今回の韓国、米国、中国と日本が参加した国際会議は北朝鮮の現実と未来に対する四ヶ国のような共通認識を確認する席でした。

最も大きい意義は四ヶ国が金正日政権の以後の北朝鮮、換言すれば韓国、北朝鮮統一問題を本格的に扱い始めたとのことです。

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