お知らせ

五味洋治のページです。主に韓国での北朝鮮関連報道を訳していますが、日本語で紹介されない記事を私の目でセレクトしています。私の執筆活動、経歴についても掲載しています。最近のお勧めは、北朝鮮の軍事関連報道です。日本のメディアが伝えていない細かなものまで拾っています。私がかつてここに書いた金正恩の性格分析は今も十分通用します。筆者へのご連絡はこちらをクリックしてください。コメントは実名以外受け付けません。

2010年12月11日土曜日

米国は韓国の対北朝鮮攻撃を容認する VOA報道

 

この記事は、アメリカ軍の雰囲気をよく伝えている。これ以上北朝鮮が韓国を挑発したら、韓国からの攻撃を容認する方針だという。これは何を意味するのだろうか。

 後ろ盾の中国の非協力的な姿勢や、強権をくじく意味もあるのかもしれない。北朝鮮が思ったほど強固ではないという読みを元にしているのかもしれない。


 北朝鮮の局地挑発対応計画を全面補完することにした米国と韓国軍首脳部の合意に対して、米国専門家たちは米国が過去と明確に違う姿を見せていると分析しています。
 これまで戦争拡大を憂慮して、韓国の軍事報復を自制させた過去とは違って今回は韓国の自衛権行使意志を支持しているためです。

 マイク モーリン米合同参謀議長とハン・ミンク韓国合同参謀議長は8日北朝鮮の局地挑発に対して韓国軍が主導的に対応して米軍がこれを積極的に支援する方向で対応計画を補完することに合意しました。

 モーリン合同参謀議長は記者会見で、国民保護は主権国家として韓国の権利とし、挑発に対する対応方式を決める権利も韓国にあると明らかにしました。

 また北朝鮮の先制攻撃がある場合自衛権を発動して、航空機で攻撃原点を撃破するという韓国側立場と関連して、韓国に航空力運用を自制しろと話さなかったと説明しました。

 モーリン合同参謀議長のこのような発言に対して米国専門家たちは米国が過去と明らかな差を見せていると分析しています。

 ワシントンの民間団体の戦略国際問題研究所ラリー・ニクシュ研究員の話です。

 去る1968年北朝鮮特需部隊の大統領府奇襲事件と83年ビルマ アウンサン テロ事件に対応して、韓国が報復攻撃を検討した時、米国は戦争拡大を憂慮して、韓国を積極的に引き止めたが今回はだいぶ柔軟な立場を見せている。

 1953年朝鮮半島停戦協定が締結された後、有事の際戦争拡大防止を目的に制定された国連軍司令部の交戦規則は北朝鮮が挑発する場合相応する武器で対応することを規定しています。

 これと共に米国は朝鮮半島が戦争に包まれるのを防ぐために外交的手段を動員して、韓国の子弟(自制)を誘導したと知らされました。

 しかし哨戒艦「天安」撃沈事件に続き延坪島砲撃事件まで発生して、今回だけは米国もこれ以上北朝鮮の挑発を座視しないという意を明確に明らかにしています。

 エリック メクペイドン前米海軍所長の話です。

 北朝鮮がまた再び挑発する場合北朝鮮としても危険を甘受しなければならないだけに慎重に対応しろとの警告を米国が送っているということです。

 専門家たちは米国と韓国が北朝鮮の挑発に対して積極的な対応方式で転換するのにともない戦争拡大の可能性がさらに高まったという点を認めます。

 しかし米国が強力な意志を見せることによってむしろ北朝鮮の挑発を折る効果がより大きいことだと指摘しています。

 米国ランド研究所の軍事専門家ブルース ペネッ博士は実際に韓国の報復攻撃がある場合米国は段階的に韓国を支援すると見通しました。

 先ずは韓国と情報交換をして支援活動を行うだろうが韓国の要請がある場合打撃原点に対する空襲作戦に参加することもできるということです。

 駐韓米国大使館の無関係と米合同参謀議長補佐官を過ごしたポール チェムボリン氏は米国が戦争拡大を防止しながら、同時にはっきりと報復攻撃ができる方向で北朝鮮の局地挑発対応計画を補完していくと見通しました。

 モーリン合同参謀議長の発言は米国が北朝鮮の打撃点に対する制約的空襲を支持するという意味であり、この場合北朝鮮の戦争拡大意志を折るために米空軍の先端戦闘機と爆撃機らが大挙出撃して、韓国防御に出るつもりだということです。

0 件のコメント:

コメントを投稿