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2011年1月5日水曜日

北朝鮮言論の表と裏]嘘だけ繰り返す北新年共同社説 RFA

北朝鮮専門家なる人たちが、唯一頼れるのが北朝鮮の公式報道、中でも新年共同社説だ。私も一応は繰り返し読んで中身を吟味するが、ほとんと空虚な言葉の羅列ではないかと思わされる。

人民生活最優先といいながら、韓国への挑発を行って、国際的に孤立する。国としてとっくに崩壊しても不思議ではない。

このRFAの報道のように、メディアは新年社説についてもっと徹底批判すべきだろう。私も時間があれば、新年社説嘘の歴史をまとめてみたいものだ。

ワシントン-崔ミンソクxallsl@rfa.org
2011-01-04

北朝鮮が新年共同社説で強調した経済'自力更正'スローガンを産業現場にまき散らしながら,年初から大規模'労力動員'風を予告しているなかで北朝鮮最大鉄鋼生産基地の金策製鉄連合企業所で労働者決起集いが進行されたと朝鮮中央TVが2日報道した。

MC:北朝鮮言論の真実と虚構を暴いてみる‘北朝鮮言論の表と裏’進行を引き受けた崔ミンソクです。

今日時間には‘嘘をつく北朝鮮の新年共同社説’という主題で話してみます。
011年新年1月1日をむかえて,北朝鮮が新年共同社説を発表しました。

<録音:朝鮮中央TV>
“昨年主体99(2010)年は剛性繁栄の未来を見通すようにする驚異的な事変らがみな階段で起きた大層な変革の年であった。”
北朝鮮最高のアナウンサーリ・チュンヒ(67才)の声にのせられて,新年共同社説は40分間電波に乗って流れました。
北朝鮮は新年共同社説で“昨年強い大国建設のための闘争で大きな成果が成した”として“将軍様(金正日)が作戦、意図するまま立派な結実を持ってきた”と自慢しました。
引き続き今年課題で,“また一度軽工業に拍車を加えて,人民生活向上と強い大国建設で決定的転換を起こそう”と扇動しました。

一般的に国家指導者らは新年を迎えれば国民に丁重に挨拶して,新年にはどのようにするというなどの決心をします。
自分を選んだ国民の信頼に報いようとする指導者らの一つの慣行になりました。
韓国の李明博大統領は元旦の朝、韓国民族衣装を着飾って国民の前に丁重に,立って新年辞をしました。
“尊敬する国民皆さん,2011年辛卯年希望の新しい朝が明るかったです。
去る一年,耐えるのが難しいこともあったが,うれしくてやり甲斐のある仕事がさらに多かったです。

私たちはOECD国家中最高の経済成長を遂げました。
難しい中で輸出世界7位の貿易大国になりました。
ソウルG20首脳会議を成功的に開催して,世界中心の国家の一つにそびえ立ちました。”

李明博大統領は“国運隆盛の機会をのがさずに,先進国門の敷居を一気に通り過ぎなければならない”と国民に訴えました。
昨年韓国は1兆ドル規模の貿易時代をむかえて,世界的に輸出7位の経済富国に入りました。

胡錦涛中国国家主席も2011年新年を迎えて,全国民を相手に新年辞をしました。

“紳士淑女皆さん,同志皆さん,友人皆さん,新年の鐘の音を響かせながら,人類は2011年に入ろうとします”胡錦涛主席は昨年中国が上海エキスポと広州アジア競技大会を成功的に開催して,第11次5ケ年計画を成果的に遂行して,国民経済発展で大きい成果を成し遂げたと総括しました。


このように資本主義国家や社会主義国家でも関係なく指導者らが先を争って,新年挨拶をするのと別に北朝鮮では指導者の新年演説を聞けません。

それでは北朝鮮になぜ新年辞がないだろうか,

金日成主席が生きている時,北朝鮮にも新年辞がありました。
1月1日朝9時になれば金日成は間違いなくテレビに出てきて30分の間新年辞を読みました。
天の神のように絶対的権威を自慢した70~80年代.

金日成の新年辞はそれ自体が空の命令でした。

それで人民らはテレビの前で襟を直ちにして新年辞が終る時まで待たなければなりませんでした。

だが金日成が死亡した後北朝鮮の新年辞は‘新年共同社説’で代替されました。

もしかして出てくることができた金正日の声は登場しなかったです。

金正日の声が初めて公開されたことは1992年4月25日北朝鮮軍創建60周年行事場所でした。

“英雄的朝鮮人民軍将兵らに光栄があれ!

この声は彼が人民らに初めてで最後にある演説でした。
それでは,このように声を出したくない金正日の内心は何だろうか,
その理由に対して外部世界では“金正日は離して離して,言葉をひどくどもる”というデマが広がりました。
平壌住民たちの間では“金正日が馬に乗って落ちて,言語障害が起きた”といううわさが立ったりもしました。
13年の間金正日の個人料理人で仕事をした日本人藤本健二氏は自身の回顧録で“金正日が1992年に馬から落ちて,鎖骨が折れたし,その日夜まで意識が戻らなかった”と証言したりもしました。

だから金正日が落馬後遺症のために言語障害がきて,演説できないという言葉も全く根拠ない話ではなくします。
彼に会ってみた多くの南側の人々は“金正日が全く言葉をどもらないで対話を上手に解いていく達弁家’という評価を下したりもしました。

理由はどうであれ,新年辞に対する指導者の態度は国民に対する態度と見られます。
新年辞は指導者が人民らとする約束です。

人民らにこれからどんなことを計画していてどのように広げていくから付いてこいと呼び掛けをする席です。
それでは北朝鮮で新年共同社説はどのように守られるか,

今まで北朝鮮政権は人民らと新年にある約束を守ったことがありません。
金日成は人民らに“ご飯に肉のスープを食べさせる”と約束して守れなかったし,彼の息子金正日はご飯はさておきトウモロコシご飯も食べさせることができなくて数百万人を飢えさせて殺しました。
昨年に“主体鉄を,主体繊維,主体肥料を大量的に生産できるきらびやかな展望が開かれた”と自慢したが,経済はさらに難しくなったし国家はこれ以上住民たちを食べさせて生かす能力を喪失しました。
昨年貨幣改革が失敗に終わりながら,物価は100倍以上沸き上がったし,北朝鮮住民たちは“新貨幣と旧貨幣が3ヶ月ぶりに握手した”として経済門外漢の北朝鮮政権をやじりました。

昨年10月北朝鮮の食糧難を暴露した動画が韓国のKBS放送に放映されたことがあるのに,動画に出てくる24才になった孤児の女の子がうまごやしで延命してこの前飢えて死んだという悲しい便りが伝えられて,世の中の人々を悲しみに浸るようにしました。

対北朝鮮消息筋によれば現在北朝鮮にはうまごやしもなくて食べることができない孤児らがおびただしいといいます。
こういうことでは90年代中盤大飢饉の悪夢がまた訪ねてくるという悲鳴も聞こえます。

このように住民たちの人生を100倍も後退させても北朝鮮は“人民生活で画期的な成果を成し遂げた”と嘘をついています。
今年新年共同社説でも北朝鮮は守ることのできない約束をまたしています。

2010年にも“軽工業と農業を発展させて,人民生活で決定的転換を起こす”とすると今年も“軽工業に拍車を加えて,人民生活向上と強い大国建設の決定的転換を起こす”と翻意しています。

問題はこのように守られない新年共同社説を新年早々から丹念に覚えなければならない住民たちの苦労です。
新年共同社説が今は半世紀以上繰返しなっています。


守られない北朝鮮の新年共同社説.
人民に嘘をついてもかまわないと考える指導者の傲慢さ,人民を何に対してもかまわないと考える金正日の傍若無人が産んだ結果です。

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