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2011年2月22日火曜日

北朝鮮も超警戒 連合

知らなかった。北朝鮮も結構警戒している。


'中国にまでジャスミン…'北内部取り締まり尽力

(ソウル=聯合ニュース)張ヨンフン=最近世界を強打する民主化狂風に北朝鮮が緊張している。
チュニジアで始まった民主化の風がエジプトとリビアを経て,国境を接した中国にまで押し寄せ,北朝鮮も内部的に危機感が高まったことと推定できる動きがあちこちで捉えられている。
中国版'ジャスミン革命'を促す文が中国のインターネットに登場した中で休日だった20日、北京と上海を中心に中国あちこちで市民がデモを繰り広げたし,中国公安当局はこれを強制的に解散させた。
中国は北脱出者らの脱出経路だけでなく、事業上北朝鮮人が最も多く滞在する地域という点で、北朝鮮当局にはこのような一連の国際的事態がこれ以上対岸の火事ではない状況になった。
またデモ拡散と流血鎮圧で緊張が高まっているリビアは友邦の北朝鮮と類似の統治体制を受け継いできたという点で事態推移に北朝鮮当局の関心が集中している
北朝鮮が最近インターネットと携帯電話等を通して,外部から流入する情報遮断に必死のあがきを注ぎながら,内部的には住民たちに思想武装を強調するのはこういう危機感から出た自己救済策と見られる。
◇"情報流入防げ"…携帯電話・インターネット統制強化=チュニジアとエジプト事例で見るように今回の民主化ドミノの中心にはペースブック,ツイーターなどを利用した情報流通の拡散が位置している。
ソーシャルネットワークサービス(SNS)を通じて,政権の腐敗相が暴露されてデモ現場の便りが生き生き伝えられながら怒った民衆の結集を成し遂げたという評価だ。
これに伴い北朝鮮当局は外部の便りが内部に伝播するのを遮断しようとありったけの力をふりしぼる姿だ。
日本共同通信は21日外部情報流入を徹底的に遮断する北朝鮮当局が去る1月から、外国人訪問客に対する携帯電話貸与を打ち切ったと最近北朝鮮を行ってきた外国人らの話を引用して,報道した。
 北朝鮮当局は通信システムの変化のためだと説明するが、外国の民主化革命が伝えられるのを防ぐための措置という分析が出てくる。
 中国でインターネットを通した'ジャスミン革命'が広がっている状況なので、北朝鮮当局は内部イントラネットに対する統制も強化するという観測も提起されている。
 北朝鮮は外部とインターネット連結が遮断された中で内部的に稼動するイントラネットを通して,情報流通がなされるだけにこの空間に対する監視が強化されるほかはないということだ。
 北朝鮮の公安機関出身北脱出者は"民主化要求が中国まで到達しただけに北朝鮮当局は公安機関を動員したリアルタイム盗聴とイントラネットに対する監視を強化すること"と話した。
 こうした中若者たちがインターネット基盤のスマートフォンを利用したペース北,ツイーターなどSNSで民主化革命を成し遂げたエジプト事態などを意識してスマートフォンやインターネットの弊害を強調する事例らも眼に触れる。
朝鮮中央通信は14日'民心を狙った虚偽宣伝に対する警鐘'という題名の記事で"中国でインターネットを通して,民心を曇らせて社会的不安定を助長する行為に打撃を加えるのは人民の利益と社会の安定,調和がとれた発展のため正しい措置"と中国政府のインターネット統制政策を擁護した。

 先立って朝鮮中央通信は11日'米国の悩みの種スマートフォン'という題名の記事で"米国の収監者らがスマートフォンを利用して,麻薬と武器を監獄に密搬入している"としてスマートフォンの弊害を紹介することもした。
◇"一致団結だけが生きる道"…思想教育強化=北朝鮮媒体らは最近西欧式民主主義制度を非難しながら,住民たちに思想武装を強調している。

 北朝鮮の平壌放送は21日"ギリシャのアテネで15日当局の誤った試みに抗議する輸送部門勤労者らのストライキが行われた"としてこれによる市内交通マヒなど混乱した有様を浮び上がって,正当な要求を社会混乱の原因で糊塗した。
また北朝鮮媒体らがチュニジアとエジプト,リビア事態に沈黙しているけれど,対住民宣伝用文の行間を読んでみれば彼ら事態の余波拡散を憂慮する内心がある程度読まれる。

 平壌放送は14日'解説時間に"新世代らの精神道徳的風貌を見ればその国,その民族の前途が分かる"という金正日国防委員長の話を紹介しながら"社会主義を押し倒すのに先に立った東ヨーロッパ青年たちは資本主義の腐って病気にかかった文化にぬれて,以前の世代らが成し遂げた革命の前娶物を崩れさせる結果を表わした"として青年たちの精神武装を強調した。
 東ヨーロッパ青年たちが社会主義体制転覆には成功したが以後資本主義の俗物に変わりながら国を滅ぼしたという多少あきれる論理を打ち出しながら,北朝鮮式体制コ・スを強調したわけだ。

 北朝鮮住民を対象にする朝鮮中央放送は11日"西側式民主主義と多党制を受け入れた国々で最近政治的混乱と暴力事態が手のほどこしようもない状況に達して,国際社会の憂慮を生み出している"として労働党一党独裁の優越性を強調した。
労働党機関紙労働新聞も9日'侵略と支配を狙った帝国主義の思想文化的侵入策動'という題名の個人筆名文で"一部国で'色革命'(民主化革命)が起きたことはその国の人々がまともな精神状態を失って帝国主義者などが吹きつける欺瞞的な'自由' '民主主義'ラッパに踊ったのと関連する"として思想教養の重要性を強弁することもした。

 反資本主義,反帝国主義教養を強化しながら,住民たちには一致団結を強調する姿も眼に触れる。
労働新聞は21日1面に掲載した社説で、歳月がいくら流れても団結の中心,指導の中心を変わりなしに擁護していこうとする一致団結の精神"と繰り返し強調した。

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