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2011年4月5日火曜日

新豆満江大橋を建設へ 朝鮮日報

 こういう動きもあった。転載しておきます。いよいよ中国資本が北に入り始める。


 北朝鮮と中国は、昨年末に丹東と新義州を結ぶ「新鴨緑江大橋」の着工式を行ったのに続き、今年は豆満江(中国名:図們江)下流の琿春と咸鏡北道元汀里を結ぶ新豆満江大橋を建設する。中国はまた、琿春-羅津間の高速道路建設工事も今年3月から本格化する計画で、北朝鮮の羅先(羅津・先鋒)経済特区を中心とした中朝経済協力に必要なインフラが、今年中に大幅に拡充される見通しだ。

 琿春の地方紙・図們江報は27日付で「琿春市当局が今年、新図們江大橋と琿春-羅津高速道路建設に総額2億1225万元(約26億7000万円)の予算を投入することにした」と報じた。具体的な着工時期は明らかにされていない。同紙によると、両プロジェクトは昨年8月、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が訪中した際、中朝首脳会談で合意したものだという。
 琿春の圏河税関と北朝鮮側の元汀里税関を結ぶ豆満江下流の中朝国境地帯は、丹東-新義州と並び中朝両国の主要交易ルートの一つ。ここから直線距離で約50キロの地点に羅津港がある。両国の税関の間には、1936年に建設された全長500メートルの豆満江鉄橋があるが、老朽化している上、幅6.6メートルと狭いため、中国側は新たな橋の建設に向け、10年以上前から北朝鮮側を説得してきた。

 新豆満江大橋は、従来の鉄橋からおよそ100メートルほど離れた地点に建設されるという。琿春市によると、建設費は6225万元(約7億8000万円)。橋を経由して北朝鮮側の羅津港へ通じる高速道路も新たに建設される。同地域には現在、山岳地帯を経由して羅津に向かう全長約90キロの道路があるが、距離が長い上に舗装されていないため、輸送量の増加に対応できない状況だ。

新たに建設される高速道路は、琿春-羅津を直線で結ぶ全長53.5キロの区間で、琿春市は1億5000万元(約18億9000万円)の予算を計上している。区間内の山岳地帯には2本のトンネルを建設する。同市交通局の付忠源局長は「図們江地域の国際化に向けた交通環境の確保が、今年の重要業務になるだろう」と話した。

 新豆満江大橋と新たな高速道路の建設をめぐっては「有事の際に中国軍の進入ルートになり得る」との理由で、北朝鮮がこれまで消極的な態度を示していたが、羅先特区の活性化のために同意したという。ロシア・ナホトカにある北朝鮮総領事館は今月中旬、ロシア沿海地方の立法会議に羅先特区への投資を促すとともに「中朝両国は、新たな橋の建設や琿春-羅津間の高速道路を共同で建設することにした」と説明した。

 延辺大のユン・スンヒョン教授は「中国は今月初め、北朝鮮の羅先港経由で初めて東北地方の石炭を中国南部に輸送したが、インフラが未整備のため苦労した。二つのプロジェクトが完成すれば、豆満江流域での中朝経済協力が加速するだろう」と語った。

北京=崔有植(チェ・ユシク)特派員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

http://www.near21.jp/kan/center/publication/journal/68/nomura.pdf

http://www.eastasia.jp/Wondongwook.pdf

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