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五味洋治のページです。主に韓国での北朝鮮関連報道を訳していますが、日本語で紹介されない記事を私の目でセレクトしています。私の執筆活動、経歴についても掲載しています。最近のお勧めは、北朝鮮の軍事関連報道です。日本のメディアが伝えていない細かなものまで拾っています。私がかつてここに書いた金正恩の性格分析は今も十分通用します。筆者へのご連絡はこちらをクリックしてください。コメントは実名以外受け付けません。

2011年4月7日木曜日

第六軍団はこうやって消えた その④ 終わり 東亜日報記者ブログより

第6軍団に関する記事の最終回。この軍の人事には金総書記の不安感が反映していると筆者は指摘している。
ブログの更新は、数日間お休みします。

1~4軍団のような南への侵略任務を遂行しなければならない全然軍団軍団長らが本当に作戦通だ。

北朝鮮が本当に作戦通を、(軍の幹部に)任命しようとするなら金英春や平壌防御司令官を使ってはいないだろう。

金英春が6軍団長経歴を通じて"野戦軍司令官を兼備した作戦通"と呼ばれているが、金英春は6軍団に野戦軍司令官の経験を積むために行ったのではなく、クーデター鎮圧のために行っただけであり、鎮圧を終えた後、昇進した。

そして6軍団は、北朝鮮で最も後方に駐留していた軍団で、大多数が予備役で構成された現役軍人が一番少ない軍団だった。

2年ほど、この軍団の司令官をした経歴は、野戦軍司令官経歴に組み入れることもできない。

なぜ金正日はクーデター鎮圧にたけていた人間を、軍首脳に配置したのだろうか。

彼が直接病床に着いた経験があるので、その経験が権力維持に対する不安感に火を注いだのかもしれない。

もう一つ可能性は、北朝鮮が今年1月に内閣の3分の1を交替したことが挙げられる。

特に人民経済4大先行の部分という電気、石炭、金属、鉄道の中で、更迭されてからいくらも経たない石炭相だけ除いて、みな交替させられている。

新しい官僚は、いずれも経済実務働き手ら中心に配置されたという。

同時に1月末に金正男が北京に現れて、初めて後継者問題に対して発言した。

そして昨日金正日料理人を過ごした藤本健二氏が、金正日3男金正恩の写真を公開した。

彼が北朝鮮を出てもう8年になるのに、正恩の写真を公開した理由は何だろうか?
明らかに北朝鮮では何か動きがある。
13日は金正日国防委員長が後継者に指名されて35周年になる日だ。
彼は32才誕生日を3日前にして1974年2月13日党全員会議で後継者指名を受けた。
今は金委員長も67才だ。
3月には韓国の国会議員選挙に該当する最高人民会議代議員選挙が進み、,金正日3期統治が始まる。

金委員長が今後継者を指名する時と考えたら経済実務働き手で内閣を満たした後、ひょっとして急変期に起きる可能性のある反逆を備え、軍を準備させる必要があるだろう。

今回の要人はそのような兆しを知らせる信号弾でもある。
もちろん金正日の胸算用は当事者だけが知ることが出来るだろう。

終わり

1 件のコメント:

  1. 新しくリンクを張った韓国人ジャーナリスト、趙甲済サイトはなかなかおもしろいです。いろいろなコンテンツがある。今度は、このサイトから記事を探してみます。

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