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2011年4月21日木曜日

カーター訪朝は意外な結果をもたらす可能性がある。 聯合

 今月26日にカーター元米大統領が訪朝する。もう86歳なのに元気だ。財団を経営しているので、パーフォーマンスをして、露出する必要があるのかもしれない。いずれにせよ、政治的野心満々だろうから、朝鮮半島になにか変化をもたらすかもしれない。
 私の知り合いの、北朝鮮に関係する米国人は「何の変化も起こさない」と言っているが、ビッグネームだけに、いろいろ仕掛けを用意しているはず。韓国の聯合ニュースもそんな視点で書いている。

このブログは、しばらくまとめ記事を書いていたので、本日はあっさり転電にしておきます。
http://www.cartercenter.org/news/editorials_speeches/jimmy-carter-speech-korea-university.html

ちなみにカーターセンターのこのページによると、彼は、朝鮮半島での戦争回避を願っている。




(ソウル=聯合ニュース)ノ・ヒョドン記者=26日北朝鮮訪問道に上がるジミー・カーター前米国大統領の北朝鮮訪問が韓半島情勢に微妙な変化の要素に浮び上がる兆しだ。
米国政府は純粋な個人次元の北朝鮮訪問だと線を引いているが流動性高い現情勢の中では、意外な'爆発力'を作り出せるというのが外交家の観測だ。

最も大きい関心を引く大きい課題はカーター前大統領が金正日国防委員長と面談する可能性だ。

マリ コムジシ氏釈放のために北朝鮮を訪問した昨年7月には金委員長に会うことができなかったが今回は状況が違うと見られる。

国際的に人望ある前国家首班3人を同行した北朝鮮訪問なので金委員長が面談に応じてくれる可能性が大きいためだ。

前国家首脳の集いである'エルドス グループ(The Elder's Group)'に属したメリー・ロビンソン前アイルランド大統領とハーレム プルントゥラントゥ前ノルウェー総理、マルティアティサリ前フィンランド大統領が、その顔ぶれだ。

さらに北朝鮮は対話局面に転換を急いでいて'カーター北朝鮮訪問カード'を育てようとする可能性が大きい。

金委員長がカーター前大統領と面談を活用して、局面転換を狙ったある種のメッセージを投げると見られるという観測だ。

もちろんカーター前大統領がポラク オバマ大統領の親書を所持した特使資格ではない。

しかし金委員長と面談が実現したら、成し遂げたら北朝鮮のメッセージをソウルとワシントンに伝達するメッセンジャーの'帽子'をかぶるようになる。

特にカーター前大統領は北朝鮮訪問直後北京を経て、韓国に入ってくる予定だ。

前国家首脳を同行する彼は、北朝鮮訪問結果を説明する次元で李明博大統領と面談を推進する可能性が大きい。

これは現在対話局面に応じながらも、原則論を守る韓米政府に堪え難い状況を持ってくることもできる。

北朝鮮が進展性ある態度変化を見せるよりはカーター前大統領北朝鮮訪問カードを活用して、自分らの主張を宣伝(善戦)しようとする可能性が大きいためだ。

政府関係者らは"現在としてはカーター前大統領と金委員長が面談することができるか分からない"としながら"カーター前大統領の北朝鮮訪問は個人の資格であり、政府次元のメッセージを持って行かない"と意味を縮小している。

外交消息筋らの間では1994年北朝鮮訪問事例が議論される。
カーター前大統領は第一次核危機が高まった1994年6月15日から3泊4日間平壌を訪問して、当時金日成主席と会談した後、同じ月18日午前板門店を通って、ソウルにきて、金泳三大統領に会った。

この席でカーター前大統領は金日成主席の南北首脳会談提案を伝達したし金大統領がこれを受諾して、交錯(膠着)局面が急反転された。

当時カーター前大統領が意味のあるメッセンジャー役割をするのに成功したが米国行政府としてはカーター前大統領の'突出行動'にだいぶあわてたという後日の噂だ。

カーター前大統領はホワイトハウスの反対にもかかわらず、自身の北朝鮮訪問を執拗に要求したし北朝鮮訪問が成し遂げた以後には金日成主席から伝達された提案を言論に生放送で発表する冒険を押し切ったためだ。

一方カーター前大統領は今回の北朝鮮訪問を通して、現在北朝鮮に抑留された韓国系米国人チョン・ヨンス牧師を連れて出てくる可能性が大きいように見られる。

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