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2011年4月29日金曜日

無礼で、傲慢な金正日 聯合ニュース 

昨日で終わったカーター前大統領の訪朝。金総書記が会わなかったのも意外だが、帰りがけにメッセージだけ渡したというのも理解しがたい。アメリカの専門家も、一斉に金総書記の姿勢を批判している。
聯合が伝えた彼らの意見は三つに集約できる。
金総書記の姿勢は無礼だ。核放棄をする気配はない。金総書記が求めた南北首脳会談は実現しない。

私は、北朝鮮の交渉スタイルからして、「米国政府と関係なく、個人の資格できた」というカーターがおもしろくなかったのではないかと推測している。

カーター氏への失礼な対応は、「もっと政権中枢の人間が来い」という意味なのかもしれない。


カーター北朝鮮訪問成果なし 北の立場不変を立証"<米専門家>
|記事入力2011-04-29 04:22

"北メッセージ伝達方式無礼..'ギブ・アンド・テーク'交渉意志なくて"

(ワシントン=聯合ニュース)ソン・キホン特派員=ジミー・カーター前米国大統領の北朝鮮訪問は特別な成果がなかったし、むしろ金正日国防委員長が核兵器放棄の意志はなく、誠意ある態度で韓国、米国と交渉する意志もないという点を再確認させたと米国の朝鮮半島専門家たちが評価した。

米国戦略国際問題研究所(CSIS)韓国室長のビクター・チャ ジョージタウン大教授は28日聯合ニュースに"カーター前大統領を通して伝えられたメッセージは新しいものが一つもない"と低い評価をして"さらに、金正日委員長が前職米国大統領を単にメッセンジャーで利用したことは侮辱的なことであり無礼なこと"と話した。

ビクター・チャ教授は"そのメッセージが天安艦に対する残念を含んでいることだったら、役立つことの場合があったがそうではなかった"と話した。

それと共にカーターが持って来たメッセージを土台に南北首脳会談が開かれる可能性は殆どないと分析した。

リチャード・ブッシュ ブルッキングス研究所東北アジアセンター所長は"エルダーズ グループの北朝鮮訪問結果は北朝鮮が相互互恵的な方式では韓国、米国と交渉するのにこれと言った関心がないということを現わすこと"としながら"2008年中盤からの状況と変わることがない"と話した。

ブッシュ所長は"北朝鮮がその意図に深い憂慮をもたらすようにする行動らを続けて行ったので'無条件的な交渉'は考えられない"として"南北首脳会談も韓国政府が、北朝鮮は信頼できると考える時だけ開催される"と展望した。

デービッド・ストロボ スタンフォード大アジア太平洋研究所副所長は"金委員長がカーターを迎えない事実は非常に興味深い"として"昨年北朝鮮を訪問したカーターを金委員長が会わなかったことは当時中国を訪問中であったという口実があった。

カーターのスタイルに照らして、今回の訪問で金委員長が自身に会ってくれないことと判断したとすれば平壌に行かなかったこと"と話した。

ストロボ副所長は引き続き"報道されたようにカーターがソウルに行くために空港へ向かっていた途中連絡を受けて車両を返して戻って、金委員長のメッセージを受けた方式は特異だ"として"金委員長がカーターと'やり取りすること'(give-and-take)を願わないというと解釈される"と分析した。

彼は"金委員長はその代わり陳腐な内容を入れた少し短いメッセージをカーターに伝達する方式を選んだ"と話した。

ストロボ副所長は"今回の訪問の成果は北朝鮮が核兵器プログラムをあきらめる考えがなくて、自身を核兵器保有国と認定しなければならないという主張に変わりがないという事実を確認したこと"と強調した。

エーロン・ロンバーグ、スチムソンセンター研究員は"カーター一行を迎えた北側の極度に低い待遇は、北朝鮮が今回の訪問を格別価値がないことで考えたとのことを示す"と話した。

ロンバーグ研究員は"空港に向かって、すでに出発したカーターに伝えられた金委員長のメッセージというものも'儀式'の側面で無視する態度でないだけでなく'内容'でも新しいものがない"と分析した。

彼は"北朝鮮は以前にも李明博大統領との無条件的会談をするといっていましたが、現在の南北間緊張を解消するのに役に立つことをしてこなかった"として南北関係改善のため意味のある措置の必要性を強調した。

ロンバーグ研究員は近い将来南北対話がなされる可能性があるけれど"今回のカーターの北朝鮮訪問や金委員長のメッセージは今後北朝鮮が韓国、米国と関係を改善するのに必要な行動をしたり、6者会談の意味のある進展を産む準備ができているという希望を見たことは全くない"と指摘した。

彼は"今回の北朝鮮訪問が誰が、なぜ実現したのか知らないが成果は何もないと見られる"として"特に今回の北朝鮮訪問が韓.米両国の対北朝鮮政策に影響を及ぼさないこと"と見通した。

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