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2011年6月15日水曜日

北朝鮮のサイバー部隊 月刊中央②

記事の続き。

電子戦指導局という聞き慣れない組織のことが書いてある。

やはり国内だけでなく、海外で専門的な教育を受けているようだ。


彼らは基本教育の1年で、それを終えれば将校に任官される。それからは察総局が直轄運営する鴨緑江軍事大学(平壌市、対南工作員養成機関)に送って‘サイバー戦士として養成される。

彼らの中から優秀者を選抜し、身分を洗濯した後、中国・ロシア・ヨーロッパなどに所在する(大学などの)博士級過程に留学に送る。

復帰後には偵察総局傘下‘110号研究所’と総参謀部傘下‘電子戦指導局’に配置される。”電子戦指導局は110号研究所と違い、今まで言論に一度も露出したことがない北朝鮮軍機関だ。

韓国軍は、北朝鮮の電子戦指導局が7個大隊で構成されており、野戦電子戦を支援・遂行する部隊だと把握している。博士級過程留学にも送る110号研究所と電子戦指導局の任務は明確に違うようだ。

韓国の軍関係者は“二つの機関は、それぞれの上級機関の性格を反映する”と話した。
よく知られたことだが、偵察総局(偵察総局長:金ヨンチョル上将)は対南工作など特殊戦を担当する。

一方、事実上国防委直属と推定される総参謀部(総参謀長:李英鎬副元帥)は反逆とテロを防止する。

名称上では韓国の合同参謀本部と似ているが、機能は違うわけだ。

こういう指向を反映して、110号研究所は攻撃指向の部隊、電子戦指導局は防御指向の部隊だとされている。

電子戦指導局は平時にはコンピュータシステム保安に集中するが、戦時には野戦軍(韓国軍部隊)を相手に電子戦を遂行する。

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