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2011年8月26日金曜日

金総書記の発言を検証する

 

金総書記のロシア訪問は、驚くような内容はなく終わった。彼がこの一年半あまり何を発言したかまとめてみた。中国では6か国復帰、ロシアには一歩踏み込んで核、ミサイルの中止をほのめかしている。

中国の立場からすると他人の武装戦略に口を出しにくい。そんなことをすれば、米国から中国の軍備にも口をだされるからだ。そのため北朝鮮も「朝鮮半島の非核化」という表現を使った。

ロシアは、そういう中国の弱みを知っているので、核実験一時停止の用意を引き出したのではないか。

いずれにせよ、米国や韓国からは「不十分」と言われている。

発言時期 内容
2010・5 中国・北京 半島の非核化目標を堅持し、6カ国協議のできる限り早い再開を主張する。南北関係の改善にもずっと誠意を抱いている
2010・8 中国・長春 早期の6カ国協議再開を推進して朝鮮半島の緊張を緩和し、半島の平和と安定を維持したい
2011・5 中国・北京 北朝鮮は現在、経済発展に注力しており、安定的な近隣環境が真に必要だ。朝鮮半島の緊張が将来的に緩和することを希望するとともに、朝鮮半島の非核化目標を順守しており、6カ国協議の再開を支持する。南北関係の改善について、常に誠意を示してきた。
2011・8 ロシア・東シベリアのウランウデ 核問題をめぐる六カ国協議に無条件で復帰する。同協議を通じて核兵器とミサイルの製造および実験を一時停止する用意がある。

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