お知らせ

五味洋治のページです。主に韓国での北朝鮮関連報道を訳していますが、日本語で紹介されない記事を私の目でセレクトしています。私の執筆活動、経歴についても掲載しています。最近のお勧めは、北朝鮮の軍事関連報道です。日本のメディアが伝えていない細かなものまで拾っています。私がかつてここに書いた金正恩の性格分析は今も十分通用します。筆者へのご連絡はこちらをクリックしてください。コメントは実名以外受け付けません。

2011年11月16日水曜日

◆海外代表部、食糧課題断念する雰囲気

食料事情を伝える韓国NGOのニュースレターです。

 
 10月末までを目標とする食糧 50万トン確保計画が順調ではない。貿易省の資金難でそれ程の食糧を輸入するほどの余力がなく、一線で事業をする海外代表部の幹部たちも相次ぐ食糧課題に疲弊している。本来毎年2.16節(旧正月)の前に食糧課題を掲げるのが慣例だったが、今回は数ヶ月前倒しになった。あいにく貿易省の検閲と重なり、険悪な雰囲気の中で食糧確保に出たが、課題を果たすことができない者が大半だ。本国では課題を達成できなければ今すぐ荷物をまとめて帰って来なければならないと繰り返し脅しているが、諦める幹部たちが増えている。
中央党のある幹部は 「党から“殺す”と言われても、任務を果たすことができる者が半分にも至らないようだ。去る9月末までに確保された5万トンに、ロシアから支援すると約束された食糧5万トンを含んで、外部から持ちこまれる食糧は現在まで10万トン水準」だと語った。すでに配給されたものまで含んだ量がその程度で、10月末までに40万トンが果して確保できるかどうかは未知数だと語った。
 海外代表部幹部らはかえって気楽だと話す。一人だけ達成できなかったとすれば、継続して苦しまなければならないが皆一様であり、貿易省検閲で交替させられた者はすでに交替させられたために心配事が減ったとも語る。ある幹部は「切られる者はすべて切られた。任務を果たすことができなかった者がたくさんいるというが、その者たち全てを処罰することができるのか?ただ呼びだされて批判を受け悪口を言われるが、それが過ぎ去ることを望むだけだ。今でも足の裏が汗ばむほど走り回っているが、どうにもならないことをどうすればよいのか。
 
党で忠誠心を疑うのであれば、私にも言うことがある。後払いは一銭にもならないと非難されることも一日か二日であり、今は一日でも早く10月が過ぎ去って欲しい」と語った。9月末までに食糧課題が進行された状況を見たときに、海外代表部幹部たちの約10%が超過達成し、20%が何もできなかった状態であり、約70%が食糧1-2トンないし、それに該当するお金を集めたことが把握されている。
[Good Friends 423号(10/05配信)]

0 件のコメント:

コメントを投稿