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五味洋治のページです。主に韓国での北朝鮮関連報道を訳していますが、日本語で紹介されない記事を私の目でセレクトしています。私の執筆活動、経歴についても掲載しています。最近のお勧めは、北朝鮮の軍事関連報道です。日本のメディアが伝えていない細かなものまで拾っています。私がかつてここに書いた金正恩の性格分析は今も十分通用します。筆者へのご連絡はこちらをクリックしてください。コメントは実名以外受け付けません。

2011年11月23日水曜日

ホワイトハウスから見た朝鮮半島③

記事はまだ半分以上ありますが、徐々におもしろくなってきた。

ライスは金大中-ブッシュ会談に対しこういう評をした。
<会談の雰囲気は丁重だったが、北朝鮮を扱う方向に対しはあの世の中だけに違うということが明白だった。
金大中大統領は、どんな場合にも北朝鮮には挑戦しないという印象を与えた。
私たちは(クリントン政府が北朝鮮と合意した)ジュネーブ協約は北朝鮮の核開発に対しは何の効果がなく、韓国が北朝鮮政権を支えていると信じた。

ブッシュ大統領は金正日の暴政に腹が立っていたのに、なぜ韓国政府はこうしたことに反応がないのか理解できなかった。
金大中訪米は米国とアジアの最も近い同盟国が亀裂する式で終わった。>
ライスの回顧録'最高の名誉'を通じて、米国の対北朝鮮政策変化過程を追跡することができる。

ブッシュ大統領の対北朝鮮戦略が2005年から'対話モード'に変わる。
ブッシュは北朝鮮政権を'悪の枢軸'だと呼んで、ワシントン・ポスト記者には"私は金正日の名前だけ聞いても五臓六腑が煮えくりかえる"と話したことがある。
2003年初めには江沢民中国主席に北朝鮮核問題解決のために必要ならば軍事力を使うこともできると圧迫した。
ライスも回顧録で北朝鮮政権を'吸血鬼'に比喩した。
副大統領ディック・チェイニーも強硬派であった。
ブッシュ大統領はしかし米軍が2003年後半期からイラク内戦というどん底に陥りながら、北核問題を軍事的に解決する余力がないという点を悟る。

初めて軌道修正を示唆する兆候が現れた。
高位戦略会議でブッシュはライス長官に尋ねた。
"私たちが彼の生存を許したら金正日は核兵器をあきらめるだろうか?"
ライスは"独裁者は試験してみなくては分からない"と答えた。
他の参謀がそうなると'レジーム チェンジ(政権交替)'という目標をあきらめるのがならないかとしたところブッシュはこのように話したという。
"違う。手段を別にしたレジーム チェンジだ。
開放すれば彼は絶対に生存できなくなる。"

ブッシュ政府は、北朝鮮の核放棄と韓国戦終戦宣言および、米北修交を交換する交渉を打診することにする。

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