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五味洋治のページです。主に韓国での北朝鮮関連報道を訳していますが、日本語で紹介されない記事を私の目でセレクトしています。私の執筆活動、経歴についても掲載しています。最近のお勧めは、北朝鮮の軍事関連報道です。日本のメディアが伝えていない細かなものまで拾っています。私がかつてここに書いた金正恩の性格分析は今も十分通用します。筆者へのご連絡はこちらをクリックしてください。コメントは実名以外受け付けません。

2012年3月31日土曜日

農業改革の噂 RFA

 

北朝鮮で近く、農業の仕組みが変わるとの見方があるらしい。代表的な報道であるラジオフリーアジアを訳してみた。こういう噂は今回が初めてではない。

そして主体農業は金日成主席の遺産であり、これを否定できるか、私は疑問である。

北住民たち、来月中国式農業改革期待感
ソウル-ムン・ソンフィmoons@rfa.org
2012-03-30
MC:来る4月中旬開催予定の北朝鮮最高人民会議に対して住民たちが相当な期待感を持っていると分かりました。
今回の会議で制約的ではあるが、改革と関連した議論があることという希望のためですが。
特に農業部門で中国式改革方案を導入することが出来るかに住民たちの関心が集中していると消息筋らが伝えられました。
詳しい便り、ムン・ソンフィ記者が報道します。
北朝鮮住民たちの中で農業改革に対する論議が起き始めたことはさる2月中旬からです。
金正日国防委員長誕生日70周年を控えてより強力に進行されると予想された‘肥料生産実績総和’事業が特別な理由なしでうやむやになりながら、農業部門改革に関する議論らが始まったとのことが消息筋らの終始一貫した話です。
毎年肥料生産実績が不十分な機関のトップを思想闘争に打ち出して、処罰するほど騒がしく進行していた総和事業が突然消えたことをめぐって住民たちの中では後継者金正恩が農業改革を推進しているという話が回り始めたとのことです。

将来土地を個人たちに分けてあげるために機関、企業所らが動員されて、肥料を生産する理由がなくなったとのことが住民たちの論理です。

一時停滞したこのような論議がまた始まったことは北朝鮮当局が金日成主席の誕生日100周年を控えて最高人民会議と労働党代表者会を相次いで開催すると発表してからです。

最近連絡がついた平安北道の消息筋は“最高人民会議と党代表自晦で改革と関連した憲法改正があるつもりだという言葉らが大きく回っている”として“他のものは分からないが農業部門だけは改革を行わなければならないという声が高い”と話しました。

最高人民会議と党代表自晦で後継者金正恩を労働党総秘書で推戴することはほとんど確実だと見られるが改革と関連した議論も共に進行されるという推測に力付けられるという話です。

消息筋は“農業部門改革なしでは食糧問題解決が不可能だという現実に対して誰でも共感している”として“農業改革を論じたら近寄ってくる最高人民会議と党代表自晦の外に機会がない”と主張しました。
続きは次回

http://www.rfa.org/korean/in_focus/food_international_org/agrireform-03302012105607.html

北朝鮮で農業改革は意味がないとの見方

北朝鮮フォーカス
北朝鮮の核問題、日朝関係、総書記の後継者問題……、近くて遠い国、北朝鮮からは片時も目が離せません。政治、軍事問題のほか知られざる北朝鮮の常識や一風変わったイベントの話題など、現地からのニュースを厳選して毎週木曜日にお届けします。
金総書記、改革開放への道を模索か
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正日総書記による中国訪問は、経済視察がメインとなった。金総書記は特に、中国の改革開放政策による上海の発展に大きな関心を示しており、北朝鮮でも中国式の開放が実施される可能性が高まっている。

金総書記は、上海からの帰国の際、中朝国境の都市である新義州で3日間にわたり「現地指導」を行っている。金総書記は、化粧品工場、食品工場などを訪れ、住民に必要な生活物資を増産するよう指示している。

専門家らは、3日間の滞在が単純な現地指導のためだけとは考えにくいと指摘している。軽工業都市である新義州は、現代グループによる工業団地建設を協議した際に、金総書記自らが強く推薦した都市でもある。また、復旧工事が進む京義線鉄道が全線開通した際には、韓国~北朝鮮~中国を結ぶ物流の中心基地にもなりえる。上海の発展を目の当たりにした金総書記が、新義州を新たな経済特区に指定する可能性も否定できないとの分析だ。また、中国訪問に続いた新義州視察では、延亨黙・元首相が随行しており、延元首相が経済閣僚として復帰するとの見方も出ている。

ただ、北朝鮮の開放の動きには否定的な見方もある。「ワシントンポスト」は、中国を手本にした開放では成功しないと指摘している。中国の開放当時、農村には多くの余剰人材があったうえ、華僑からの投資もあったが、北朝鮮の場合はそれらが見込めないのが現状だ。また、中国では農業改革による農産物の増産が初期の発展に寄与したが、これは人口の70%が農民だったからこそ可能だったことで、農業人口が多く見積もっても人口の3分の1の北朝鮮ではやはり大きな成果は見込めない。

海外からの投資にしても、深刻な電力不足や貧弱な交通インフラ、いまだに手作業に頼る港湾での作業ではリスクが大きい。安い労働力がメリットではあるが、安いだけなら北朝鮮でなくても得ることができる。北朝鮮への投資は見込めないのが現状だ。

一方で、韓国からの進出が期待できるほか、国土面積の狭さから、中国のような大プロジェクトよりも小さな事業で十分な効果が得られること、中国からの援助が期待できることなど、肯定的な意見があることも事実だ。金総書記のかじ取りに注目したい。
http://nna.jp/free/mujin/focus/01/0124a.html

 

中国における農業改革のメリット

人民公社が解体され郷鎮政府が復活した。そしてこの郷鎮政府を対象にして請負生産性が導入された。農家経営請負制と呼ばれるこの制度は、すべての生産物を低い公定価格で強制的に買い上げられるのと異なって、あらかじめ割り当てられた量を政府に収め、かつ農業税その他の公課を支払えば、残余については自由な処分を認めるというものである。

この政策の結果、農業生産性が急速に高まった。改革開放のスタート年1978年の一人当たり食糧生産量が318キログラムだったものが、1996年には414キログラムにまで増えた。これは中国の国内消費量を賄うに足る数字である。

農業生産物の種類も多様化した。郷鎮政府は、食料市場の動向を見極めながら、自分の意思で生産計画を立てることができるようになり、いきおい生産物も多様化した。

http://blog.hix05.com/blog/2012/01/post-2309.htm

 

主体農法参考ページ

http://blog.hix05.com/blog/2012/01/post-2309.htm

http://www.sahyob.com/jp/booklet/02/02-2.htm

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