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2012年3月11日日曜日

張成沢は飛び石③ 東欧の崩壊 月刊中央

「北朝鮮の立場から見る時、今回の事態は1989年東欧圏の兄弟国が倒れた当時と比較するとそんなに大きい事件ではありません。
最も影響を受けやすかったその時期にも北朝鮮はびくともしなかったんですよ。
過去のソ連の影響圏下にあったし、半世紀以上東ヨーロッパと交易したのにね。
ソ連とKGBは失敗したけれど、北朝鮮政権は相変らず健在です。」

東欧圏と縁が長かっただけに当時北朝鮮エリート社会で変化が捉えられてはいないですか?

「そちら側(東欧圏)人々とは関係が非常に良かったです。
ほとんど毎週該当国の人と親善の集いを持ちましたよ。
両側でやりとりする招請形態で演説交換行事などを開きました。
宴会で酒をある程度飲むと特別な内輪話も出てきました。
そのような半世紀以上の歴史を持ったのに東欧圏没落は北朝鮮には影響がありませんでした。」

数十万人が海外事情知る

A氏によれば北朝鮮には高位幹部らが見る日報形式の「秘密通信」があるという。
また責任指導員(4級相当)以上が接することができる情報も相当するといった。

数十万名のエリートが比較的詳しく海外事情を知るという話であった。

彼は「その人たちは東欧圏崩壊の便りをほとんどリアルタイムに接した」としながら「特に身近え接していたルーマニア・チャウシェスク政権の崩壊が直ちに翌日知らされて、北朝鮮エリートの間で大きい話題になった」と話した。

だが北朝鮮体制の崩壊を憂慮する雰囲気はなかったし、小さいデモさえ起きなかった。

むしろ一部では「東ドイツが崩れたのでエーリヒ・ホーネッカー前東ドイツ書記長を北朝鮮に連れてこなければならなくないかもしれない」という話まで出てきたという。

続く

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