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五味洋治のページです。主に韓国での北朝鮮関連報道を訳していますが、日本語で紹介されない記事を私の目でセレクトしています。私の執筆活動、経歴についても掲載しています。最近のお勧めは、北朝鮮の軍事関連報道です。日本のメディアが伝えていない細かなものまで拾っています。私がかつてここに書いた金正恩の性格分析は今も十分通用します。筆者へのご連絡はこちらをクリックしてください

2012年3月14日水曜日

張成沢は飛び石 終わり

元北朝鮮政府幹部の話は続く。

張が改革志向で、金総書記が警戒していたとある。政権内部には、反体制派が相当数いるとも話している。全体的には驚くような話はなかった。

中略

金正日が金正恩を後継者だと目星をつけた理由が何だと考えますか?

“信じる人は息子だけだと判断したでしょう。
一時妹婿の張成沢が実力者で急浮上して、公開処罰しました。
地方に追われたことだけ4度です。
年上の人が労働党批判舞台に出て行って、下の人々に侮辱を受けたのに金正日を良く考えますか?

絶対張成沢に譲り渡すわけがありません。
息子中一人を選ばないといけないのに、おわかりの通り最初・二番目はだめな理由があるじゃないですか?
金正恩だけ残ったことでしょう。”
専門家たちは現在張成沢が金ギョンヒ(金正日の妹)と一緒に、金正恩の後見の役割をすると分析していますが。

“金正日が病気で倒れた時、張成沢がいろいろな場面で補佐しました。
もちろん労働党内幹部級要人の仲で張成沢と連結がうまくいかないケースが多く、予防策で国防委員会を強化しましたよ。
だが金正恩時代となり、国防委ではなく党中央軍事委を強調しています。


張成沢が国防委副委員長なのに反して、イ・ヨンホ人民軍総参謀長を党中央軍事委副委員長に座らせました。

後継ぎ構図で一時李済剛(党組織指導部第1部部長、昨年6月死亡)と張成沢があつれき関係だったと知らされたのに、事実これも金正日の指示に従っただけです。”

北朝鮮政権の未来と関連して、金正日国防委員長の健康問題は焦眉の関心事だ。
専門家たちは後継体制構築局面で金正日が急死すれば権力委譲が順調でないことと見通す。

反金正恩勢力の政権奪取の可能性も用心深く議論されている。

A氏やはり“現在金正恩の影響力が弱いから危険人物を皆取り込んだ状況”としながら“(総書記は自分が)死ぬ前に、危険人物を取り除こうとすること”と分析した。

“北朝鮮式太子党‘烽火組’というない”

“金正日がこれから4年ほど生きれば、その間にみな殺すでしょう。

改革・開放主義者の張成沢が代表的でしょう。
彼と親密な人が党あちこちにいます。

今は金正恩と共に行くが張成沢が最も危険な人です。
金日成時期、2人者の金英柱(金日成の弟)と抗日パルチザン同僚の金ドンギュ(チョン副主席)等反金正日後継勢力を取り除いたようにね。”

金正恩の登場以後軍部実力者の呉克烈国防委副委員長が公開席上でなかなか姿を表わさない。
これと関連してA氏は“呉克烈はイ・ヨンム(国防委副委員長、副元帥)と同じようにすでに名誉職”としながら“病気が重くて、主要国家行事で正しく立っているのが難しいと見られた”と話した。

金正男が日本言論とのインタビューで後継世襲を否定的に見る発言をして、話題になったことがあります。

“北朝鮮では彼を‘捨てた子供’としています。
中国公安が(彼への接近を)遮断することもありません。

金正日が人妻(成恵琳、2002年モスクワで死亡)を取って産んだ子供なので、北朝鮮エリートらは悪く見ます。
(エリートらは)特に成恵琳の悪口をよくします。

前夫子供まで産んだ女が権力欲に金正日の子供を産みましたって。
北朝鮮でも十分に堕胎が可能だったのに。

金正男は初めから後継者リストになかったです。”
金正男はコンピュータ工学を専攻したと知らされた。

だがA氏は“家庭教師をおいて正規の学校を正しく卒業しなかった”と話した。
引き続き彼は“金正哲と金正恩も同じこと”と強調した。

一時金正恩の登場で似た同じ年頃の若い平壌エリートが注目されることもした。

呉克烈の息子呉セウォンと姜錫柱内閣副総理の息子カン・テスンなどが主軸になった‘烽火組’という北朝鮮式太子党が存在するという話であった。

しかしA氏は誤って伝えられたと断言した。

“烽火組は保衛部所属特殊工作隊の別称です。

常に拳銃を携帯して最前方や国境地帯を無事通過する特別権限を与えられた組織でしょう。

平壌で高位層子弟らがグループを作るということはありえません。
例えば金日成総合大同窓会が可能でしょうか?エリート集いはありえません。
ただ何人かが集まって、酒や一杯飲むだけでしょう。
10人以上だけ集まっても直ちに処罰受けますから。

絶対的忠誠を強調する金正日の作品、‘党の唯一思想体系の10代原則’という超憲法的規定を丹念に覚えて入党する雰囲気でそんなことは想像するのが難しいです。

徹底した相互牽制と監視が基本です。”

引き続き彼は後継世襲問題で北朝鮮が準備中の‘名誉党員制’に大きい意味を付与した。
“労働党の歴史になかったことです。

党員と非党員の待遇はものすごく違います。
人接待を受けようとするなら党員であってこそできます。
党員でなければできないことのが多いです。

非党員子供は、学校ではずかしがります。
問題は党員は死ぬ時まで党生活をしなければならないという点でしょう。

1950年代入党者がまだたくさん生存して、若い世代が入党することは簡単でありません。
それで年上の人々を名誉党員に返して、来年1月まで入党を受けて‘金正恩万歳’を呼ぶ世代を作るものです。

老党員はいろいろな面にあっちこっち動員されてみるならばそれだけ肉体的・精神的ストレスに苦しめられるのでね。
そのような不満を押さえる効果もあります。
二匹ウサギを捕まえ(一石二鳥)でしょう。”

キム・サンジン記者kine3@joongang.co.kr

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