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五味洋治のページです。主に韓国での北朝鮮関連報道を訳していますが、日本語で紹介されない記事を私の目でセレクトしています。私の執筆活動、経歴についても掲載しています。最近のお勧めは、北朝鮮の軍事関連報道です。日本のメディアが伝えていない細かなものまで拾っています。私がかつてここに書いた金正恩の性格分析は今も十分通用します。筆者へのご連絡はこちらをクリックしてください。コメントは実名以外受け付けません。

2012年4月8日日曜日

米国の姿勢が怪しい 時事イン

http://news.naver.com/main/hotissue/read.nhn?mid=hot&sid1=100&cid=307283&iid=614385&oid=308&aid=0000006867&ptype=011
ネットメディアの分析記事
長いので、きれいに翻訳していないが、要するに米国はウラン濃縮を抑えるために、ミサイル発射を暗黙の了解をしていたのではないかという指摘だ。とすると、発射後もそう積極的に北朝鮮を批判しない可能性もある。

光明星発射囲んだ米国態度が怪しい
|記事入力2012-04-04 09:55
北朝鮮が金日成主席誕生100周期の4・15前後に光明星3号衛星を発射するとするやすべての視線が北朝鮮の意図に傾いた。
米国と結んだ'2・29合意'のインクがかわく前にまた何をすることかという関心だ。
'北朝鮮は予測不可能で非合理的'という認識が産んだ自然な結果だ。
しかし新しい事実がずっとあらわれることによって,変なのは北朝鮮でなくむしろ米国という疑問が大きくなって行く。
初めには光明星3号を発射するという北朝鮮の発表が2・29合意を正面から背反するように見られた。
まさに2・29合意にはミサイル発射を猶予するという表現はあるが,人工衛星発射に対しては言及がない。
すなわちその間の北・米合意で通常に使ってきた'すべてのミサイル'という言葉の代わり今回は'長距離ミサイル'とだけすることで結果的に人工衛星発射に対しては何といいにくくなったわけだ。
北朝鮮が発射しようと思うのがミサイルか,人工衛星かというのは北・米両側の古くからある争点だから,米国が失敗で'すべての'という言葉を漏らした可能性はないと見なければならない。
そのような渦中に北朝鮮が今年4・15を前後して,光明星衛星を発射するという計画を金正日委員長死亡三日前の昨年12月14日(現地見解12月15日)米国に通知したというワシントン発ニュースが出てきた。
米国はすでに去る年末に北朝鮮の人工衛星計画を正確に知っていたのだ。
●疑問だらけの北・米3次高位級会談
ここからまた他の疑問が始まる。
昨年12月14日ならば10月24~25日ジュネーブであった北・米2次高位級会談から1ヶ月半月程度過ぎた時点だ。
当時2次高位級会談で合意に失敗した両国は、金正日委員長死亡直前3次会談開催のための実務会談を持って,食糧支援と非核化問題で進展を成し遂げることに合意した。
たとえ光明星発射計画が別途チャンネルで通知されたというけれど,こういう重大な問題が提起されたのに北・米会談に大きい影響を及ぼすことができないのだ。
もちろん米国側は憂慮を表明したというけれど,その間の例で見る時,単純に憂慮水準で終わる問題でないだろう。
引き続き2月23~24日北京で3次高位級会談が開かれて,北・米間に劇的合意がなされた。
米国は24万tの栄養食品を提供して北朝鮮は長距離ミサイル発射と核実験およびウラニウム濃縮活動を含んだ寧辺での核活動を猶予しながら,これを検証して監視する国際原子力機構(IAEA)視察団の復帰に同意したということだ。
この3次高位級会談に早ければ疑問はより一層増幅される。
この会談の色々な点がその間の北・米会談と違った。
<示唆IN>が外交消息筋を通して,取材したことによれば,先に北朝鮮側首席代表のキム・キェグァン北朝鮮外務省第一副長官とグリン デーヴィス米国国務省対北朝鮮政策特別代表の間の正式会談(2月23~24日)に先立って2月15日から18日間に実務会談が開かれた。
この席で実質的な議論が大部分なされたというのにこういう過程から特異だ。
合意内容でもその以後の進行経過なども疑問だらけだ。
公式発表弔問では米国が北朝鮮に24万t規模の栄養食を支援するとされているが,実際にはそれより5万t多くの29万tの小麦や小麦粉を支援することに裏面合意がなされた。
3次会談に先立ち北朝鮮は30万tを要求したし米国は24万tを主張したのに言論発表とは違い実際に北朝鮮の要求をほとんど皆聞いてあげたわけだ。
そうしておいてもまさにその間北・米合意でいつもで使ってきた'すべてのミサイル'という表現は抜けた。
最近知らされたことによれば米国は当時会談で人工衛星発射計画を反対することにしたが、自身の意を貫徹することができないのだ。
その次に,また一つ注目することが直ちに6者会談時期だ。
6月中旬を念頭に置いていたというのに,もちろん米国大統領選挙スケジュールを考慮した側面もあるが,光明星3号発射波動をあらかじめ予想してこのように遠く捉えたようだ。
中国で発行する<環球時報>英文版の<グローバル タイムズ>やはり3月20日付で似た見解を見せた。
すなわち北朝鮮が光明星3号を発射する場合"米国が初期には食糧支援意思を撤回するなど緊張局面になるだろうが時間がちょっと過ぎれば今回の懸案で発生した葛藤を解消するために両側間対話が始まること"という話だ。
その次の過程も通常の北・米合意とずいぶん違った。
2月24日北京で会談を終えたのに通常その場で会談結果を発表しなければならないことにも今回は各自本国に帰って,五日でもさる2月29日会談結果を各々発表した。
合意内容を囲んでそれだけ陣痛があったことを意味するようだ。
全体的に見れば理解し難い会談だったことだ。
北朝鮮が人工衛星発射計画をあらかじめ通知した状態で開かれたのにこれを阻止することもできなかったし,米国は対外的な体面だけやっと維持しただけ,内容上では北朝鮮に大幅で譲歩した。
米国が突然気立ての良い'アンクル・サム'でもなったということか?
●米国をいらだたせるUEP
米国はなぜこのようにでたらめ合意をしたのだろうか。
直ちにその核心に北朝鮮ウラニウム濃縮プログラム(UEP)問題がある。
"今米国の関心はひたすらUEPだ。
北朝鮮もこの点をあまりにもよく知っている。"北・米関係に精通したソウルのある外交消息筋は北朝鮮ウラニウム濃縮プログラムに対する米国の焦燥感こそ現在北・米間に行われているミステリーを理解するようにする端緒と指摘した。
彼によれば今米国の最大関心は北朝鮮のウラニウム濃縮がどこまで進行されたのか,一日でも速くIAEA視察団を送って,直接目で確認するのだ。
幸い北朝鮮も見せるというのでこれだけでもとてもありがたくだ。
食糧支援はその'参観費用'だったわけだ。
光明星発射計画?'小言'はするがそこまで気を遣いにくい。
ややこれを食い下がって状況が変わればむしろ狼狽だ。
北朝鮮にウラニウム濃縮の時間だけ儲けてくれるだけなためだ。
●核を前面に押し出した北朝鮮外交の始動?
北朝鮮のウラニウム濃縮水準により、米国が慌ただしくなったのだろうか。
外交消息筋によれば米国はその間北朝鮮ウラニウム濃縮に対して注目してきたが実体には確信を持つことができなかった。
ところで北朝鮮が2010年11月米国,スタンフォード大学の核科学者のチグプリドゥ ハッカー博士を招請して,決定的カードを取り出すとみられた。
当時ハッカーが寧辺で目撃した北朝鮮ウラニウム濃縮水準は驚くものだった。
過去に推定したことより一段階アップグレードされたP2タイプの遠心分離機2000台が稼動準備に入っていた。
ハッカー博士はポヨジュギヨンで2000台があればまた他の所に2000台異常があるだろうと推定した。
この程度なら最小限1年に核兵器4ケ分量に該当する高濃縮ウラニウムを生産することができる。
北朝鮮が過去8ケ程度の核兵器を持っていたと見るのが一般的評価ならば,2006年と2009年核実験をしながら2ケを使って,6ケが残った状態だ。
ここに遠心分離機を稼動して,核物質を生産すれば2012年まで北朝鮮の推定核兵器数は20ケだ。
この程度なら2分際能力(相手の反撃で生き残って,また攻撃できる能力)をそろえられて,攻勢的核武装国家になるという理論的推論が可能だ(<示唆IN>第170号'北朝鮮核兵器の不便な真実'参照).
当時だけでも片方では本当にそうするかという雰囲気があった。
ところで時間が経つほど深刻性があらわれているのだ。
前の外交消息筋によれば"北朝鮮の核能力に対してまさかと思った米国が非公式チャンネルで中国に問い合わせた結果,中国も北朝鮮がすでに相当水準の能力をそろえたと見るという点を確認した"というものだ。
北朝鮮核能力に対しては国内でも議論されたことがある。
国内の北朝鮮事業者は昨年同日本大地震が出た時,永らくパートナー関係を維持してきた在日同胞事業家から急いで日本に立ち寄れとの要請を受けた。
彼は北朝鮮権力内部に精通した人物で,金正日委員長死亡直後平壌に行ってきた。
この在日同胞から北朝鮮がすでに'小型核弾頭を完成して,米国本土を攻撃できる水準'の核能力をそろえたという衝撃的な話を聞いた。
この話を国会のある集いでしたのに,セヌリ党(当時ハンナラ党)金ドンソン議員が聞いて昨年6月13日金クァンヂン国防部長官に真偽を尋ねた。
金長官の返事はすなわち,"北朝鮮はすでに2006年と2009年二度核実験をした。
他の国の場合と比較してみれば,核弾頭の小型化と軽量化に成功した可能性が高い"というものだった。
韓国国防部長官が国会で北朝鮮核兵器の小型化成功の可能性を公式確認するに至ったのだ。
業者は"その後軍関係者らが退屈せぬよう連絡してくるのに,そのうちある要人から日本政府やはりその内容を詳細に把握しているという話を聞いた"と話した。
したがって過去には韓国が米国困難に陥れば米国政府が座り込んだりしたが,今米国は韓国を気を遣う境遇ではないということだ。
前の外交消息筋は"米国の1次的関心は二つの目で北朝鮮の核能力を確認すること,次はどのようにしてでも対外的拡散を防いで,その水準で凍結させるのだ"と話した。
それなら北朝鮮はなぜこの時点で自分らの核施設を公開すると出たのか。
この間3次高位級会談で米国が譲歩したことは北朝鮮がIAEA視察団を受け入れて,自分らのUEP施設を見せるといったためだ。
これに対する前での外交消息筋評価は注目するに値する。
北朝鮮がすでに自分らの核施設に対して自信を持っているということだ。
すなわち'寧辺でもどこでも米国とIAEAに自分らの施設を見せておじけづくようにする'という意図というものだ。
最近いくつかの報道を通しても,北朝鮮が核に対する自信を土台に新しい対外政策および対米交渉を追求しているのではないかという兆候を読める。
3月18日付<産経新聞>は北朝鮮に精通した消息筋の言葉を借りて"北朝鮮指導層の間に最近'核'を全面で打ち出す強硬な外交思想が広がっていることが明らかになった"と指摘した。
金正日委員長死亡直後平壌を訪問して,高位級人々をあまねく接したというこの消息筋は"北朝鮮権力層内部に'キム・ジョンウン隊長は金正日前国防委員長の革命遺産の核をより一層活用しなければとおっしゃった。
私たちはより一層積極的に核を活用しなくてはいけない'という言葉が出回っている"と伝えた。
<産経新聞>はまたこの消息筋の言葉を借りて"核を積極的に活用しなければならないという主張は金氏王朝と長い間の関係を結びながらも聞いてみたことがない。
現在北朝鮮金正恩体制内部に広がっている強硬な外交思想に驚きを隠すことができなかった"と指摘した。
また米国,ワシントンではこの前シラキュース大学が主催したセミナー参加のために訪米したイ・ヨンホ北朝鮮外務省副相の大胆な発言が話題になっている。
彼は主題発表等を通して"米国との関係改善がなされれば核問題は解決されるだろう。
韓国に核傘をかぶせてくれるように私たちも核傘に含めてくれれば核を開発する理由がなくはないか"という破格的な提案をしたという。
1992年北・米高位級会談の歴史的初めてのテープを切った金容淳秘書とアーノルド・カンター米国国務省次官補会談で金秘書が'東北アジアで北朝鮮と米国が同盟を結んで,勢力均衡を成し遂げよう'という破格的提案をして,米国を驚かせた光景を連想させる。
最近ワシントンでは北朝鮮の'新しい交渉戦略'または'度量が大きい談判'が論議されているという。
すなわち,北朝鮮と米国が互いに信頼できるシステムを先に構築して出て,核問題を解決しようという'先に関係改善,後核問題解決'原則であるわけだ。
金容淳秘書が1992年に北・米同盟の話を取り出した時,北朝鮮には構想だけあったところで,米国を圧迫する力はなかった。
しかし今はその力を持ち始めたようだという分析だ。
●今北・米関係を誰が主導しているのか。
米国なのか北朝鮮なのか。
すでに関係が逆転し始めたという点に注目しなければならない。"前での外交消息筋がある指摘だ。
ナム・ムヌィ記者bulgot@sisain.co.kr

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