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2012年6月26日火曜日

「中国、仁川上陸作戦後、北に撤収助言」世界日報よりの転載



 韓国動乱真っ最中だった1950年10月、北朝鮮軍が守勢に追い込まれた状況で、
中国が軍兵力を投じるに先立ち、北朝鮮軍に撤収作戦を助言していたことが確認
された。

 北朝鮮が中国東北地域まで押し出されることに備えて、朝鮮族を対象に運転手
と医療スタッフ、エンジニアなどを選抜して、支援部隊を編成した事実も明らか
になった。

 米ウッドロー・ウィルソンセンターで北朝鮮研究を担当するジェームズ、パー
ソン研究員は2008年、中国中央文献研究室で出版した「周恩来文稿」資料34件を
23日(現地時間)、公開した。

 周恩来中国首相(当時)が北朝鮮の金日成(キム・イルソン)に送った電文を通し
て、当時、戦況が比較的詳しく紹介された。

 1950年10月1日の電報で周恩来は、「人民軍第1軍団所属8師団兵力を二つに分
けて、4師団兵力は敵を避けて、38度線北側から撤収して、残り4師団兵力は後方
でゲリラ戦を遂行しなければならない」と助言した。

 翌日送った電報では、「混乱に陥ったり勇気を失ってはならない。希望があれ
ば勝利する」と励ました。

 周恩来はこれに先立って同年9月20日、当時北朝鮮駐在中国大使の倪志亮に電
報を送って、「金日成同志に伝えよ」として、「人民軍は無条件38度線北側地域
を守らなければならない。それでなければ長期戦に耐え得ない」と強調した。

 また「敵軍がソウルを掌握すれば人民軍退却が切れる危険がある」として、
「北朝鮮の主力部隊は機動性に集中して、敵軍の弱い部分を探して、破壊するの
が適切だ」と指摘した。

 それと共に、「友人であり同志として行う助言であるから、よく熟考してほし
い」と求めている。

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