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五味洋治のページです。主に韓国での北朝鮮関連報道を訳していますが、日本語で紹介されない記事を私の目でセレクトしています。私の執筆活動、経歴についても掲載しています。最近のお勧めは、北朝鮮の軍事関連報道です。日本のメディアが伝えていない細かなものまで拾っています。私がかつてここに書いた金正恩の性格分析は今も十分通用します。筆者へのご連絡はこちらをクリックしてください。コメントは実名以外受け付けません。

2013年2月6日水曜日

2月4日 TBSラジオ dig

時事問題を扱うラジオ番組に出演しました。

以下は番組内での質問と話したこと。せっかくなのでまとめておきます。
Q 昨年末のミサイル発射で国連安保理の制裁決議を受けたのになぜ北朝鮮は核実験を行うと言い出したのか。
A 3つ理由が考えられる。まずすでに国民には北朝鮮は軍事大国になったと説明している、外国からの圧迫ははねのける必要がある。2つ目は、アメリカや韓国もミサイルを発射しているし、核を開発している国がある。北朝鮮だけやるなというのは筋があわない。3つ目は、朝鮮半島は未だに朝鮮戦争の休戦状態にあり、北朝鮮は自国を守る必要がある。
Q 金正恩の立場は
A 父親が死去して1年がたつが。目に見えた改革や実績を挙げていない。とすると父親の先軍路線を行くしかない。
Q 過去の核実験との違いは
A かなり監視が厳しくなっているが、技術は上がっている。韓国では同時に二つの種類の核実験をするとの見方もある。
Q 北朝鮮がアメリカを狙うと明言した理由は
A 北朝鮮はアメリカに最も危険を感じており、最終的には国交正常化したいと望んでいる。アメリカを狙うと言うことで、アメリカを自分たちの交渉のテーブルにつける狙いだろう。
Q 米韓の海上演習は、北朝鮮の核実験を止められるか
A 核実験は北朝鮮内部の事情であり、外部から圧迫したところで変わらない。むしろ北朝鮮は、演習で危険にさらされていると、核実験の言い訳にするかもしれない。
Q 核実験にあわせてミサイル発射の可能性は
A 韓国や米国は強く警戒している。自分たちの兵器の技術レベルをすべて見せ、相手に威圧感を与えるねらいだろう。
Q 朴槿恵大統領の対応は。そもそも李明博大統領は、2010年の哨戒艦沈没や延坪島砲撃後、謝罪と核放棄がなければ対話も援助も打ち切るとし、北朝鮮との交流をやめている。朴槿恵氏は、やや融和的で、人道援助や対話は無条件で行うとしていた。ただ、最近の発言では「核は絶対に容認できない」としており、やや厳しい姿勢になっている。
A 日本の拉致問題は
Q 昨年4年ぶりに外務省間の協議が実現した。日本としてはこの対話を続けたいところで、まだ「核実験があれば、話し合いに応じない」などとは言っていない。核実験の内容や反響を見つつ、別途取り組む考えではないか。
A 核実験の日程 
Q いつあってもおかしくない。前2回は月曜日だったので、今度も月曜かもしれない。来週は韓国や中国は旧正月に当たるので、それを避けるかもしれない。2月16日は父の誕生日なので、節目を大切にする北朝鮮では、この日までに実行するとの見方もある。

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