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2013年2月14日木曜日

核実験の本当の規模とは 韓国日報など

肝心の韓国の数値がややあやしいようです。
北朝鮮3次核実験爆発力の真実は
政府"6~7kt"国際機構"10kt越える"
実験成功判断基準は10kt
金グァンス記者rollings@hk.co.kr
入力時間:2013.02.14 02:36:39
政府が12日発表した北朝鮮3次核実験の爆発力が正確なのか論議がおきている。
政府は北朝鮮核実験爆発力を6~7キロトン(TNT 6、000~7、000トン爆発力)で推定した。一方国際機構と周辺国の観測分はこれより大きいことが明らかになった。
爆発力は核実験の成功有無を判断する主要基準であり、このような差が発生した原因に対して疑問が提起されている。
国防部は12日"咸北吉州郡核実験場で、マグニチュード5.0と推定される地震が感知された。
爆発力は10キロトンを越えると発表した。
10キロトンは水素爆弾に近接した爆発力だ。
だが国防部は10余分後、「改めて判断してみると震度は4.9程度で核爆弾6~7キロトンに過ぎない。攻撃的核爆発水準に至らない」と言葉を変えた。
ウォン・セフン国家情報院長も「(核弾頭)小型化、軽量化段階に達することができなかったし、核兵器化に成功したと見ない」と話した。
しかしこの日、包括的核実験禁止機構(CTBTO)が公開した資料を見ると、北朝鮮核実験地震規模は5.0で、2009年2次核実験に比べて、強度が2倍程度強くなったことが明らかになった。
また米国地質調査局は震度5.1、日本気象庁は震度5.2と測定しており、皆韓国政府の発表数値を上回った。
CTBTOは200ケ国が加入した国際機構で江原、原州市をはじめとする全世界に観測所を設置、核実験にともなう衝撃波分析に対して専門性を認められている。
政府はしかし、地震波分析の方式が違っており、それゆえうまれた差という立場を明らかにしている。
韓国は核実験にともなう人工地震のP派を分析する実体派規模(MB)方式を活用するが、他の国家は自然地震と同じように地震波最大値の平均値を計算する局地規模(ML)方式を使うから誤差が発生するということだ。
気象庁関係者は13日「ブンゲリ核実験場と最も近い束草など全国127ケ所の観測所で地震波を感知している」として「震源地と近いところで測定する結果が何と言っても正確」と明らかにした。
だがホン延世大地球システム学科教授は「地質特性に合うように補正作業を経るべきなのに、私たちは北朝鮮と近いという理由で精密な補正作業をしない」として「1・2次核実験とも、すべて米国で分析した数値が正確だった」と話した。
キャプチャ
赤字が今回の核実験が行われたと思われる場所。北緯41.28 東経29.06
出典は連合ニュース
北朝鮮で異常な地震 場所一致とCTBT委
2013.2.12 14:25 [北朝鮮]
 包括的核実験禁止条約(CTBT)機構準備委員会(本部ウィーン)のトット事務局長は12日「北朝鮮で異常な地震を感知した」との声明を発表した。
 地震には爆発に似た明確な特徴があり「2006年と09年に北朝鮮が核実験を実施した場所とほぼ一致する」と分析。委員会の当局者は「北朝鮮による核実験とみられる」と述べた。
 委員会は詳細な情報の収集と分析に努めている。トット氏は声明で「核実験が事実なら、国際社会の平和と安全への明らかな脅威で、世界の核軍縮と不拡散、とりわけ核実験の終了に向けた努力に対する挑戦的な行為だ」と強調した。(共同)
【2月12日 AFP】北朝鮮が12日に地下核実験を実施したと発表していることについて、核実験の監視などを行う包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)は同日、検知した振動が北朝鮮によるこれまでの2回の核実験とほぼ同程度との分析結果を公表し、北朝鮮の行為が安全保障に対する脅威だと非難した。
 オーストリアのウィーン(Vienna)に本部を置く国際機関CTBTOのティボル・トート(Tibor Toth)事務局長は、爆発によるものと考えられる振動の特性および実施場所が、2006年と09年に行った核実験のものとほぼ合致すると述べたうえで、12日の事象について特定するためにはさらなる情報収集と分析を要するとした。
 さらにトート事務局長は、「核実験であると確認された場合、国際平和と安全への明らかな脅威であり、非核と核不拡散の強化に取り組んできた世界の努力への挑戦である」と北朝鮮による行為を批判した。
 北朝鮮で人工的な地震が観測されたとの中国と日本の発表に続き、CTBTOも同日、同機関の各観測所で自然発生的ではない地震波を観測したと発表した。2006年と2009年に北朝鮮が核実験を実施した際にも、CTBTOは震動を観測している。
 包括的核実験禁止条約(Comprehensive Test Ban Treaty)に基づき創設されたCTBTOは、世界各地に設置された観測所が検知した核実験などによる大気や地震波データを公表している。だが観測した震動が核実験によるものか、地震によるものかなどの特定は行っていない。(c)AFP

北朝鮮の核実験問題を巡り、国連傘下の組織、CTBTO=包括的核実験禁止条約機関は「核実験が実施された場合、数分以内に把握できる」と述べました。
 CTBTOは、核実験で生じる放射性物質などのデータを世界約290カ所の観測地点で数分以内に把握し、加盟国に伝えます。核実験の詳細情報についても、集まったデータを解析し、1時間以内に提供できるということです。データセンター長は、北朝鮮の過去2回の実験の際も即座に感知し、公表した実績を挙げ、「CTBTOが把握できない場所はない」として監視を続けています。
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/230212023.html



北朝鮮の核威力は広島原子爆弾の3倍=独研究所
2013/02/14 12:41 KST文字拡大 文字縮小印刷 つぶやく
【ベルリン聯合ニュース】ドイツ政府系の連邦地質資源研究所は13日に同研究所ホームページで、北朝鮮が実施した3回目の核実験の威力が40キロトンに達すると発表した。この数値は広島に投下された原子爆弾の3倍に当たる。
 同研究所が推定したこの数値は、韓国国防部が発表した6~7キロトンをはるかに超える規模だ。また米国が推定した数キロトン、ロシアの7キロトン以上と比べても大きい。
 同研究所は3回目の核実験の地震規模をマグニチュード(M)5.2と推定した。
 これは韓国気象庁と地質資源研究院が推定した4.9、米地質調査所(USGS)が推定した5.1より大きく、日本の気象庁と同じ数値だ。
 同研究所によると、北朝鮮の核実験震源地から8200キロ離れたドイツ・バイエルンの森の中にある核実験監視施設GEREで、核実験による爆発が起こってから11分6秒後に地震が感知された。
 GEREは包括的核実験禁止条約(CTBT)の国際監視制度(IMS)の規定に従い同研究所が運営している。
 同研究所は今回の地震の震動を表すグラフが1回目(2006年10月)と2回目(2009年5月)の核実験の時と同じだとしている。
 1回目の核実験の際はM4.2、2回目はM4.8だった。
 同研究所は3回目の核実験の威力は40キロトンで、1回目の2キロトン、2回目の13キロトンに比べはるかに大きいと強調した。
 また「スモーキングガン」といわれる放射性物質は通常、地下で核爆発が起こって数時間から数日後に観測され、今回の場合数日から数週間後に観測されると見通した。
 一方、ドイツの週刊誌シュピーゲル(電子版)は13日、同研究所の資料を引用した上で、北朝鮮が核実験を大きく進展させたことで、米国は核抑止力政策の見直しを迫られることになったと報じた。
 同誌は1945年8月に広島に落とされた原子爆弾の威力が13キロトンだとしながら、連邦地質資源研究所が発表した40キロトンの威力と比較した。
 また「韓国国防部が発表した6~7キロトンという数値は、政治的な側面を考慮し縮小して発表された可能性がある」と指摘した。


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