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2013年3月12日火曜日

米国が提供する核の傘とは

核の傘

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北朝鮮が核兵器を使用する動きが出た場合、米国はどうするのか、連合通信のグラフィックスによると、以下のような攻撃が予想されるという。

2009年6月の李明博、オバマ会談で初めて文書化されている。

以下は朝鮮日報の記事

韓・米首脳会談(16日ワシントン)で'核傘'明文化する"
核兵器保有世論考慮首脳次元で初めての文書化

16日米国,ワシントンで開かれる韓米首脳会談で米国が韓国に提供する核傘(Nuclear Umbrella)が明文化されると発表された。

大統領府高位関係者は5月31日"今回の韓米首脳会談で核傘を明文化する議論がなされること"としながら"共同声明になるのか,共同発表文形態がよいかは分からないけれど(核傘提供を)文書化する側に(実務線で)合意になったようだ"と話した。

核の傘は核兵器保有国の核戦力によって,安全保障を図ることだ。

 

米国の韓国に対する核傘提供は1978年以後毎年韓米国防長官会談(例年安保協議会)共同声明を通して,再確認されてきた。


だが首脳会談を通して,文書化を推進するのは初めてなので象徴的な意味がある。

このような動きはまず北朝鮮の核兵器使用を抑制するための強力な警告の意味がある。


また北朝鮮の2次核実験実施で韓国内安保不安が大きくなったうえに韓国社会一角で北朝鮮の

核保有に対応して,自衛的核兵器を保有しなければならないという主張が提起されている雰囲気も考慮されたと見られる。

政府関係者は"米国の立場では北朝鮮の核保有はもちろん韓国と日本での核拡散も防がなければならない状況"と伝えた。


ポラク オバマ米大統領は北朝鮮の2次核実験次の日の先月26日、李明博大統領との電話通話で"米国の軍事力と核傘が韓国を保護できる程拡張されており確かだという点を韓国国民に明確に伝達したい"と明らかにしたことがある。

30日シンガポールで開かれた韓米国防長官会談でもロバート,ゲイツ米国防長官は"米国の軍事力と核傘が韓国を保護できる程拡張されており,また確かだ"というポラク オバマ米大統領のメッセージをイ・サンヒ国防長官にまた伝えた。

米国が有事の際韓国に提供する核傘の具体的な形態に対しては知らされたものがない。


韓米両国は韓米例年安保協議会共同声明で核の傘という表現を使ってきた。

2006年10月定例安保協議会で'拡張された抑止'(Extended Deterrence)という表現に変えたのが核の傘を含む包括的な概念だ。

理論上ではメガトン(TNT爆薬100万t威力)級核兵器を使う戦略核兵器も米国の核傘に含まれるが南北が隣接している朝鮮半島の特性上100~200キロトン(TNT爆薬10万~20万t威力)以下の戦術核兵器が主に使われると専門家たちは見ている。
2002年米国の核態勢検討報告書によれば米国が保有した戦術核兵器は総1620発だった。
B-2ステルス爆撃機,B-52爆撃機,F-15E・F-16・FA-18戦闘機などで運搬されるB-61系列の核爆弾1300発とロサンゼルス級攻撃用原子力推進潜水艦などから発射されるトマホーク クルーズ(巡航)ミサイル320発だ。
これらが北朝鮮が核先制攻撃をした時,米国が朝鮮半島で優先的に使用できる戦術核兵器だ。
B-61核爆弾は0.3~340キロトンの多様な威力を持つ。最新型でB-2爆撃機に搭載されるB-61-11はかたい地下施設を破壊することができるよう特殊設計されている。
北朝鮮の地下指揮施設など攻撃に威力を発揮すると分析される。
潜水艦発射トマホーク クルーズミサイルに搭載されるW80-0核弾頭は5~150キロトンの威力を持ち,平時には潜水艦に搭載されていないが、有事の際30日以内に搭載される。

その間公式的でもあったが,明文化されなくて,事実上拘束力がない合意事項だったが,今回の首脳会談で実質的に明文化されたらどうしても北朝鮮の核挑発などにも強力な抑止力として作用するようだ。

http://j.people.com.cn/94474/6685257.html

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