お知らせ

五味洋治のページです。主に韓国での北朝鮮関連報道を訳していますが、日本語で紹介されない記事を私の目でセレクトしています。私の執筆活動、経歴についても掲載しています。最近のお勧めは、北朝鮮の軍事関連報道です。日本のメディアが伝えていない細かなものまで拾っています。私がかつてここに書いた金正恩の性格分析は今も十分通用します。筆者へのご連絡はこちらをクリックしてください

2013年3月9日土曜日

韓国の交戦規定の現状

北朝鮮の核実験に対抗して、国連安保理が制裁決議を採択した。

その内容については、詳しく触れるが、北朝鮮が激しく反発している。

 

j130307_02-thumb-400x225-318259

 

もし、北朝鮮が部分的な挑発に出てきた時、重要なのが韓国側の交戦規定だ。相手の攻撃に応じてどこまで反撃するかを定めたものだ。

韓国は2010年の延坪島砲撃で、民間人を含む4人が死亡した、あの時には約200発撃ち込まれ、70発返している。

これは当時の交戦規定に応じたものだが、その後見直されたようだ。

そもそも交戦規定はこういうものだ。

交戦規定     こうせんきてい
(RulesofEngagement、略称ROE) 軍隊や警察がいつ、どこで、いかなる相手に、どのような武器を使用するかを定めた基準で、時代や各組織ごとに大きく異なるものの、多くの組織が用いており、詳細にわたって定められているのが普通。通常、敵に手の内を見せるのを防ぐため、公表されることは少ない。自衛隊の場合は、「部隊行動基準」と呼んでいる。

http://japanese.joins.com/article/081/169081.html?servcode=500&sectcode=510

中央日報によれば、

韓国軍「北の挑発時には原点把握し即刻対応」、警告声明発表
2013年03月07日09時34分
[? 中央日報/中央日報日本語版] comment22hatena0
  軍が北朝鮮の相次ぐ挑発脅迫に正面対応を宣言した。キム・ヨンヒョン合同参謀本部作戦部長は6日、「北朝鮮の挑発時には挑発の原点と支援勢力、指揮勢力まで打撃する」という立場を明らかにした。攻撃を敢行した部隊だけでなく後方でこれを支援する部隊や作戦を指揮する上級部隊まで打撃目標に決めているという意味だ。北朝鮮軍最高司令部報道官声明に対する一種の警告措置だ。

どうやら攻撃を加える直接の部隊だけでなく、その後ろにいる指揮部隊まで攻撃すると規定が変更されたようだ。

世界日報もこの点について

http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/2013-03-06T054858Z_1_TYE92502P_RTROPTT_0_TK8345269-KOREA-NORTH-RETALIATE.html

韓国軍はこれまでにも北朝鮮の武力挑発への報復目標を「挑発の原点」「支援勢力」「指揮勢力」とし、実戦部隊のほか攻撃を指揮した師団や軍団、それ以上の上層部への報復を示唆してきた。

とある。

 

さら中央日報の記事によれば

北朝鮮が長射程砲で攻撃する場合、韓国軍は大砲兵レーダーであるアーサーやAN-TPQ/37レーダーなどで挑発原点を把握し誘導弾とK-9自走砲でただちに対応するという計画だ。同時にF-15KとKF-16など空軍戦力を利用し合同精密直撃弾(JDAM)などで洞窟などに潜伏した長射程砲陣地を攻撃するという方針だ。

とある。

いったん戦端が開かれると際限なくエスカレートする可能性がある。

 

 

 

0 件のコメント:

コメントを投稿