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2013年4月14日日曜日

金正恩性格分析⑤ 典型的な独裁者スタイル...父よりさらに無慈悲な性格”


統一ビジョン研究会情勢分析セミナーで公開した北朝鮮消息筋伝言
金ソンウォン記者| op_kim@ukoreanews.com
承認2012.10.29 17:07:11
“金正恩は誰の話も聞かない典型的な独裁者スタイルですべての問題を独自に考えて処理する。”
幹部掌握は巧みだが、思想は保守的で、1970年代を志向している。
以下は記事の荒訳
http://www.ukoreanews.com/news/articleView.html?idxno=617

統一ビジョン研究会が最近平壌消息筋から直接聞いた内容だ。
統一ビジョン研究会は27日午後ソウル、新大方洞研究会事務室で開かれた‘10月北朝鮮情勢動向’セミナーでこのような内容を公開した。

最近言論から金正恩は自由で開放的な姿を見せたが実状はそうではないという証言であるわけだ。

この消息筋は“金正恩に話せる人は叔母金敬姫だけなのに 彼女も助言する水準に過ぎない”として“金正恩はまた幹部らを扱うにあたってお父さんよりさらに無慈悲な性格を持った。
幹部らのささいな誤りも許さず処罰するため、絶対服従しなければならないと考えている”と明らかにした。

金正恩はまた高位幹部らにドル限度を拡大したキャッシュカードを支給したとこの消息筋は伝えた。
北朝鮮が高位幹部らにドル決裁用カードを支給したのは2010年からだが、最近その対象と金額を増やしたということだ。
中央党幹部だけでなく人民軍幹部らにもカードを支給しているということ。
具体的な例をあげれば人民軍大将級は1000ドル、上将は700ドル、中将は500ドル、中央党部長級は1000ドルなどだ。

カード支給に対する幹部らの反応は良いというのが消息筋の伝言だ。
彼は“カードに入っている金額は一銭も残さないで必ずみな使わなければならないから高位幹部らは残った金を使うために家族一緒に外食をよくしている”として“これは金正恩に対する期待感と体制安定感を与えて肝っ玉が大きい政治家のイメージ構築と共に忠誠心極大化を狙ったのは明らかだ”と明らかにした。

この他に金正恩は高位幹部、核心階層の支持と忠誠心を引き出すために高級乗用車と高級住宅もプレゼントしているというのが消息筋の説明だ。

彼は“今年中国で1000台の高級乗用車を購入して、軍の党責任秘書以上の党幹部らと保衛部副部長級、保安部署長級、人民軍旅団長級以上幹部らに支給した”と話して“平壌市には抗日闘士子孫.6.25戦争英雄家族、戦後世帯英雄家族たちのために各々300世帯、500世帯、1000世帯のアパートを建設して、分配したと伝えた。

反面統一ビジョン研究会は北中国境地域消息筋の話を引用して“北朝鮮住民の3分の1がコッチェビ=花つばめ(乞食)と呼ばれるほど一般下層民らの生活は難しくなった”として“去る7月26日竣工式を持った平壌ヌンナドユヒジァン建設には3万人の軍人と大学生が参加したが彼らに食べさせる食糧がなくて、まだ熟すこともしない小さいジャガイモを、一日二食ずつ食べさせた”と明らかにした。
彼はまた“今年は台風と暴雨で農作物被害が大きくて作物収穫量が昨年の3分の2水準にも達していない”として“2013年は‘苦難の行軍’時よりさらに難しい食糧不足がくることとし、すでに住民たちが心配している”と話した。

両江道、恵山市を中心に家族単位北脱出者も大幅増加したとのことがその地域消息筋の話だ。
一消息筋は“最近個別的な北脱出者は殆どない反面家族単位北脱出者は増加している”として“北脱出者が多い両江道、恵山市の場合北脱出者の90%以上が家族の北脱出により影響を受けられる親戚らなので当局が頭を痛めている”と伝えた。

金正恩体制の下でこのように家族単位北脱出者が増えることに対してこの消息筋は“北朝鮮住民たちが金正恩政権に歩いた期待と希望が絶望に変わっていることを意味する”として“これは北朝鮮内部の民心が悪化して外部世界に対する期待と幻想が高まっているとのことを反映する”と付け加えた。

この他に消息筋らが伝えたことによれば北朝鮮の教師たちは生計維持のために個別課外で金を儲けている。

英才学校の平壌1中学校の場合、教師月給ではタバコ一箱を買うことも難しくて、(アルバイトの)個別課外が避けられないということ。
現在教師たちの月給は3500ウォン水準でこのお金では学校出勤さえ難しいという説明だ。
だが1ケ月課外費は北朝鮮お金15万ウォンに達するほどなので教師たちの間に個人課外が流行するほかはないという。

北朝鮮はまた今年中国に2万人の北朝鮮人材を派遣することに中国と契約した。

彼らは月2200中国元の賃金を受ける条件で中国に滞留するようになる。
北朝鮮当局は彼らの北脱出を防ぐために月給の70%を本人が持って、残り30%を国家に寄付するようにした。

過去には30%だけ本人が持って残り70%は国家に捧げなければならなかった。
このような月給収奪は中国内北朝鮮勤労者らの北脱出原因になったとのことが北朝鮮当局の判断だといったのだ。

実際このような措置で北脱出抑制に大きい効果をみているというのが中国内消息筋の説明だ。
統一ビジョン研究会はまた10月北朝鮮<労働新聞>等を分析した‘北朝鮮情勢動向’報告で“現在としては北朝鮮が改革開放に行くという何の信号がない”と明らかにした。
研究会によれば<労働新聞>は10月1日付‘朝鮮の気性’という政論と10月17日付伝統と偉業を終わりなしに輝かせていこう’という社説を通して“私たちの党の中には党の思想と外れる異色な要素がしみこむ塩辛さが0.001㎜もない。

革命の敵らが民心をかく乱させて‘改革’ ‘開放’に誘導するための心理謀略前をいくら敢行するとして党の思想一色になった私たちの政治思想陣地は絶対に崩せない” “革命と建設のあらゆる分野で党籍原則、革命的原則、社会主義的原則を強硬に守って私たちを‘改革’ ‘開放’に誘導しようとする敵らの心理謀略戦と制裁策動をきっぱりと壊してしまわなければならない”と主張した。

合わせて‘労働新聞’等は最近とりわけ‘1970年代の時代精神’を強調しているというのが統一ビジ
ョン研究会金ミョンソン事務局長の説明だ。
金局長は‘労働新聞’ 10月1日付政論‘朝鮮の気性’を引用しながら“北朝鮮に1970年代は金正日の指導よって政治と経済、文化のあらゆる分野で一大高揚が起きて最大の前進方式、最高の創造方式が生まれた時”と明らかにした。
年平均工業生産速度が15.9%高まったし、食糧生産も30%も増えたし、映画や歌劇など文化革命も‘20世紀の文芸復興’という程主体芸術の大全盛期が成したとのこと。

合わせて黄海製鉄所など産業施設の自動化、金日成個人崇拝本格化、党幹部らの現地指導強化、我らの方法の社会主義発展強調などが1970年代に現れたとのこと。
金局長は“このように北朝鮮が1970年代を見習おうとの趣旨で最近‘雪道をかきわける精神’を強調している”と明らかにした。

‘労働新聞’ 10月16日付社説‘雪道をかきわける精神で創造しながら、勝利していこう’を見れば“敬愛する金正恩同志は革命精神の創造と継承発展、新しい歴史的時代の要求を明哲に洞察して、私たちの革命の前に再び峻厳な試練が差しせまってきた時期に主体革命偉業を最後まで完成していく悲壮な覚悟と決心を抱いて、雪道をかきわけていくところ対し厳粛に、宣言した”として“私たちの一群らが生雪道をかきわける斥候兵の役割をつくそうとするなら1970年代党の基礎祝聖時期一群らの模範を見習わなければならない”と強調した。

金局長によれば‘雪道をかきわける精神’は“突然出てきたなじみがうすい単語で金正恩時代の時代精神と見られる”と明らかにした。
北朝鮮がまた腰のベルトをぴたっときつくしめているという話だ。

このような統一ビジョン研究会の発表に対して李潤傑北朝鮮戦略情報サービスセンター代表も“大体的に同意する”と話した。
それと共に北朝鮮の改革、開放が保留されたことに対して彼は“金正恩が本来‘新経済’のために張成沢が中国訪問時10億ドルの援助を受けようとした、中国の拒絶で失敗して自然に保留されたようだ”と明らかにした。
彼は“北朝鮮がお金のために改革、開放はちょっと保留して新しい‘苦難の行軍’を行くことに内部方針を定めたもので分かる”と付け加えた。
統一研究院朴ヒョンジュン選任研究委員は“金正恩がまた他の苦難の行軍を暗示して1970年代を強調するのは金正日死後自身での後継体制を強化する手順であるようだ”と分析した。

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