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2013年8月2日金曜日

北朝鮮が戦時作戦権転換を渇望する理由 チョカプチェドットコムから


2015年に北朝鮮は南進を図るのだろうか?

韓国保守派の危惧がよく出ている記事である。

http://www.chogabje.com/board/view.asp?C_IDX=52240&C_CC=AB

 

北朝鮮が戦時作戦権転換を待つ理由は何だろうか。
全面戦争を挑発するためだ


私たちの国防部は2013年7月19日我が方の戦時作戦統制権の転換時点再延期提案と関連,“2013年5月初めに韓米連合軍司令官に説明したし適切なチャンネルを通して,米国国防長官にも伝えられた”と明らかにした。


これに伴いわが政府は2013年7月30日~31日ソウルで開かれている第4次統合国防協議体(KIDD)初日会議で米側と戦作権転換と関連した推進状況を点検したし,この席で米側はわが政府が提案した北朝鮮核脅威などを優先条件で考慮した転換時期再検討に対して肯

定的な反応を見せたと政府の一消息筋が伝えた。

ところで北朝鮮がこういう動きに対して即刻に反対し始めて,その意図が注目される。
今年5月1日に続き今回が4回目だ。


北朝鮮労働党機関紙労働新聞は2013年7月31日‘自主権実現を無視する卑屈な処置’という個人筆名の論評で“ありもしない‘北核威嚇’を口実で戦作権をまた再び延期しようとする主要目的は米国の歓心を得て,国際的な反共和国圧迫攻勢をより一層強化することによって北侵略野望を遂に実現してみようとするところにある”と主張した。

この新聞は“南朝鮮執権勢力は‘北核威嚇など南北関係状況を考慮’せざるを得ないと弁解するが、朝鮮半島で核戦争危険を極度に増大する張本人は他でもない米国と南朝鮮当局”と既存の主張を繰り返した。

新聞はまた“世界的に軍隊の指揮権と同じ初歩的な主権まで外勢の手中にすっかり任せてそれを返してもらうのを恐れるのはただ南朝鮮当局者だけ”と非難した。


北朝鮮は2013年7月19日、わが政府が戦時作戦統帥権転換時点の再延期を米国に提案したことに対して“反民族的犯罪行為”と非難した。

北朝鮮の対外用ラジオ放送の平壌放送はこの日“転換時期をさらに延期することによって米帝の南朝鮮永久強力な点に口実を用意してやって米帝との軍事的協調をさらに強化して,北侵略野望をどうしても実現してみようとすること”と主張した。

わが政府が2015年末に予定された戦作権転換の再延期を提案した事実が2013年7月17日報道されて出てきた北朝鮮の最初の反応だ。

平壌放送はまた李承晩前大統領が1950年7月マッカーサー国連軍司令官(多国籍連合軍司令部)に韓国軍の戦作権を越した事実を取り上げ論じながら,今回の戦作権再延期提案を“李承晩逆徒の反逆行為と少しも違うところないまた一つの反民族的犯罪行為”と非難した。


引き続き戦作権転換延期を手をこまねけば南北対決と韓半島緊張がより一層激しくなって‘北侵略戦争’危険が大きくなることとし“ケレペダンの醜態を絶対に容認しないこと”と付け加えた。

労働新聞は韓米が戦作権転換以後にも現韓米連合軍司令部と類似の連合指揮構造(連合電球司令部)維持を検討することにしたのと関連して“私たちに対する厳重な軍事的挑発”としながら2013年6月6日非難した。


そして労働新聞は2013年5月1日韓米両国一角で2015年に予定された戦作権還元時期を延期しなければならないという主張が出てくるのに対して“北侵略野望をどうしても実現してみようということ”としながら非難した。


北朝鮮がまさに戦作権転換を待つ理由は何だろうか。
全面戦争を挑発するためだ。


北朝鮮は韓米連合軍司令部が解体(戦作権転換)なる2015年12月1日以後を決定的な時期で判断して戦争準備を押し切っている。


新型電車増強(900台)と黄海道地域に前線陣地に配置,年間潜水艇20隻乾燥(建造),240mm放射砲休戦ライン前方配置,300mm放射砲開発試験,開城工業団地中断措置などだ。


電車増強に40億(4.5兆ウォン推定)ドルがかかったし潜水艇建造に年間7億ドルが必要とする。


開城工業団地で稼ぐお金は年間8~9千万ドルに過ぎない。

開城工業団地を閉鎖してこそ南への侵略ルートを確保できる。

ところで韓米連合軍司令部が解体されなければ北朝鮮は挑発を試みられない。

その理由は韓米連合軍司令部の平時任務は‘戦争抑制のための危機管理,北朝鮮の局地挑発に韓米が共同対応’であり,戦時(展示)任務(戦争抑制が失敗する場合)は‘最短期間内北朝鮮軍を壊滅して韓国主導の韓半島統一達成’だ。

北朝鮮は去る3月~4月に戦争挑発危機を造成(外国人撤収要求,停戦協定廃棄,戦闘態勢突入宣言など)した。


ところで韓米連合軍司令部が平時戦争抑制任務遂行のために航空母艦と核潜水艦,B-52およびB-2爆撃機,F-22ステルス戦闘機などを韓半島で緊急配置するのにともないその目的を達成できなかった.それで北朝鮮は戦作権転換(韓米連合軍司令部解体)をそのように渇望しているのだ。

金ソンマン予備役海軍中将(在郷軍人会諮問委員,前海軍作戦司令官)

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戦争時に軍隊の作戦を指揮する権限。
[補説]韓国の戦時作戦統制権は朝鮮戦争が勃発した1950年以来、国連軍司令官や在韓米軍司令官が掌握していたが、2015年末に韓国に返還される。

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