お知らせ

五味洋治のページです。主に韓国での北朝鮮関連報道を訳していますが、日本語で紹介されない記事を私の目でセレクトしています。私の執筆活動、経歴についても掲載しています。最近のお勧めは、北朝鮮の軍事関連報道です。日本のメディアが伝えていない細かなものまで拾っています。私がかつてここに書いた金正恩の性格分析は今も十分通用します。筆者へのご連絡はこちらをクリックしてください。コメントは実名以外受け付けません。

2013年12月30日月曜日

◎「われわれの革命的原則を見せるもの」/現代版分派の粛清、噴出する一心団結の力」「朝鮮新報平壌支局版」12月9日付

参考までに転載しておきます。


「怒りを禁じ得ない。」、「われわれの革命的原則を見せてくれた.」-張成沢一党を粛清した朝鮮労働党中央委員会政治局拡大会議のニュースに接した人民の反響はこのふたつに集約される。
反党反革命分派行為に対する断罪糾弾は一心団結の社会的力量をさらに力強く噴出させる契機になっている。
金日成主席、金正日総書記をおしいただいている時から国の責任的な地位に登用された者が「チュチェ革命偉業継承の重大な歴史的時期」(党中央委員会政治局拡大会議報道)に働いた背信行為は人民にとっても容認できない万古の大罪である。
平壌市寺洞区域協同農場経営委員会キム・ファスク委員長は9日、朝に会議のニュースに接した。彼女は農場員の心情を次のように代弁した。
「金正恩元帥をしっかり奉じなければならないときに党の中に別の夢を見る者がいたと言うことを聞いて激憤を禁じ得ない。 私たちが元帥の周りにこれ見よがしに結集していっそう奮発して働かなければならない。」
会議のニュースに接した中央機関の事務員の中では党に挑戦する分派の行為を好むのは敵しかいないと、指弾の声を上げた。
「金正日総書記の逝去3年の喪があけていないのにその者が何者なので独り勝手に振舞おうとするのか。 白頭の血統を守っていこうとするわが人民の信念にあえて逆らった逆賊である。」
党中央委員会政治局拡大会議の報道は「張成沢一党は党の統一団結をむしばみ党の唯一的指導体系を確立する事業を阻害する反党・反革命的分派行為をはたらき、強盛国家建設と人民生活向上をめざすたたかいに莫大な弊害を及ぼす反国家的・反人民的犯罪行為を働いた。」と明らかにした。
会議のニュースで明記されたように「一つの思想、一つの指導中心に基づいた統一団結を確固と保障」するのは、ほぼ70年間にわたる朝鮮労働党の歴史を通じてその必要性と正当性の確証された哲理であり、原則である。
まして2年前、金正日総書記をあまりにも急に亡くした人民にとって一心団結は「総書記が譲り渡した尊い革命遺産」と見なされている。
民族の大国喪に遭ってから金正恩元帥は、総書記の遺訓を一寸の抜かりもなく、一歩の譲歩もなく無条件あくまでも貫徹する確固たる意志を表明した。
それは同時に朝鮮の軍隊と人民の揺れない覚悟になった。
今回、粛清された現代版分派は千万軍民のこのような指向と要求に無分別に逆行したのである。
大国喪に遭ってから朝鮮では一心団結を強固なものにし、さらに強化する方向ですべての事業が展開されてきた。
党組織と安全保衛、人民保安機関をはじめ法機関の仕事も一心団結を徹底的に擁護し、守ることに目指されてきたと言う。
張成沢一党の分派行為は、過去にも数回、警告と打撃の対象になった。
党内ではいろいろと知られた事実であった。
朝鮮の党組織は仕事と生活において問題をおこす人々に対して教養を与え、包容して党の周りに団結させることを仕事の原則にしている。
しかし張成沢一党の背信行為は限度を越えた。
分派分子を党から除名、追放することに対する党中央委員会政治局決定書が採択されることによってこれ以上の寛大な雅量がないことが明白になった。
金正恩時代の朝鮮は太陽節100周年閲兵式で宣言されたように「最後の勝利に向かって前へ!」のスローガンをかかげてすべて事業を新たな段階で策定し、前向きに展開している。
朝鮮の党の歴史を振り返れば去る世紀にも反党策動が暴露され、分派分子を粛清したことがあった。
ところが今回のように党中央委員会政治局拡大会議で採択された決定内容を翌日に公開報道したことはなかった。
人民は会議決定を全面的に支持している。
とくに国の経済発展と人民生割向上において主要な位置を担当した部門、チュチェ鉄とチュチェ肥料、チュチェビナロン工業に連関された単位では内閣中心制、内閣責任制の原則を違反しながら現場に混乱を生じさせた分派一党が粛清されることによって経済事業が本軌道に入るようになったとする安堵感が広がっている。
外信は、数日前から今回の分派事件に関するニュースを流しながらさまざまな臆測を持ちまわしたが国内では平常と変わらない時間が流れていた。
事件に関するうわさを伝え聞いた一部の人々も「適切な措置」が講じられるだろうと予想していた。
党中央委員会政治局会議のニュースが伝えられてからも人々の日課にはなんらの変化はない。
一心団結を強化していく過程で不純な輩を摘発すれば粛清されて当たり前だという冷静な世論が支配している。  (了)

0 件のコメント:

コメントを投稿