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2013年12月17日火曜日

張派健在 東亜日報

韓国では二万人粛清という記事も出ているようだが、現実はもう少し動きが遅いようだ。

金正恩北朝鮮労働党第1秘書の叔母の金敬姫労働党秘書が夫の張成沢国防委員会副委員長の処刑にもかかわらず健在さを誇示した。

張成沢と直間接的に連結した人物らの‘生存’も確認されながら、張成沢一派に対する大々的な粛清が我慢比べ(水面下の綱引き)に入ったのではないかという分析が出てくる。

○張成沢側近ら生存の複合メッセージ

北朝鮮の朝鮮中央通信は14日元老の金国泰党検閲委員長の死亡便りを伝えながら、葬儀委員会名簿を公開した。
葬儀委員会は北朝鮮の主要人物が死亡する時組まれる。
その名簿に含まれた人物と順序が北朝鮮の権力序列を見せる。

今回の名簿には張成沢ラインに分類されて、今後去就が不明だった人物が相当数含まれた。

金敬姫は六番目で名前を上げた。
金英南最高人民会議常任委員長、パク・ポンジュ内閣総理、崔竜海政治局常務委員を含んだ党政軍の最高位層人物ら次の順序であり、政治局委員中では最も前だ。

白頭血統の金敬姫が夫の張成沢の処刑にも政治的影響力を失わなかったという意味で見られる。
ムン・ギョンドク平壌市党責任費でも含まれた。
ムン・ギョンドクは張成沢が党青年事業部長を引き受ける時、青年同盟幹部生活を送って、最側近に分類されてきた。
韓国情報当局が“(ムン・ギョンドクが) 8日政治局拡大会議に参加した後で近況が確認されない”として鋭意注視してきた人物でもある。
一部国内言論に亡命説が報道されたノ・トチョル内閣副総理も名簿にあった。

その他金ヤンゴン統一戦線部長、李ヨンス党勤労団体部長なども身辺に問題がないことが確認された。
張成沢の最側近中1人のチ・ジェリョン(駐中)北朝鮮大使も大使業務を継続すると確認された。

北朝鮮媒体は13日中国駐在北朝鮮大使館で開かれた在中抗日革命闘士とその家族らの回顧集いにチ大使が参加したと15日報道した。
チ大使の行跡が報道されたことは張成沢粛清説が提起される直前の2日以後初めてだ。

張成沢側近らの再登場は恐怖政治で所期の目的を達成した金正恩が住民なだめに出たという分析が出てくる。
政府当局者は“北朝鮮指導部ももし残忍なリーダーシップをずっと継続すれば反発だけ大きくなって状況が難しくなることができると考えたこと”と話した。
17日金正日2周年行事でも‘張成沢ライン’を包容するようなジェスチャーを取る可能性があるという観測が出てくる。

昨年1周期行事前例に照らしてみる時、金正恩と指導部は昨年と同じように17日0時(16日深夜12時)錦繻山記念宮殿に安置されている金委員長の死体に参拝する可能性がある。

当時16日午前11時平壌体育館で中央追慕大会も開いた。
17日にはリモデルリング作業を完了した錦繻山記念宮殿の再開館式を進行した。

政府当局者は“今年は別途の行事が予定されていなくて中央追慕大会が17日進行される可能性がある”ながらも“‘16日午前追悼式→17日0時参拝’手順が反復されることもできて鋭意注視している”と話した。

○張成沢側近ら水面下調査説

一方張成沢一派に対する粛清が仕上げされたと見るには難しいという展望も少なくない。

金正恩が対内外的では政権の安全性を誇示しながら、水底では張成沢側近をはじめとする主要人物の調査を進行している可能性が高い。
今回の葬儀委員名簿に含まれたり公開活動をしている人物中でも追加で解任されたり粛清される余地が残っていることだ。
ある対北朝鮮消息筋は“チ大使の場合にも公式行事に参加しているけれどすでに周辺に保衛部要人と警護員らがくっついてものものしく監視しているという。

すなわち召還されるようだ”と話した。

金敬姫が12日張成沢が処刑される直前に離婚したという説も提起された。
日本朝日新聞は14日北朝鮮消息筋を引用して“離婚は金正恩労働党第1秘書の指示で11日頃なされたし金敬姫も反対しなかった”と報道した。

しかしセヌリ党ユン・サンヒョン院内首席副代表は15日“張、金夫婦の離婚説、張成沢機関銃処刑説などは確認されたことがない”と話した。
金チョルジュン記者tnf@donga.com /東京=朴ヒョンジュン特派員

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