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2013年12月9日月曜日

名指し解任 復活は不可能 張成沢

これだけ明示的に解任されたのだから、もう復活は無理だろう。今後、金正恩体制が固まるのか、揺れ動くのか。

【平壌12月9日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党中央委員会政治局拡大会議が12月8日、革命の首都平壌で行われた。
朝鮮労働党第1書記である金正恩同志が、政治局拡大会議を指導した。
会議には、党中央委員会政治局委員、委員候補が参加した。
党中央委員会、道党委員会、武力機関の当該責任幹部がオブザーバーとして出席した。
こんにち、朝鮮労働党員と人民軍将兵、全人民は、民族の大国喪に遭った以降、金正恩同志にすべての運命を全的に委ね、党中央の周りに固く団結して金正日総書記の遺訓を貫徹するためのたたかいを力強く展開している。
ところが、最近、党内に隠れていた偶然分子、異分子がチュチェの革命偉業継承の重大な歴史的時期に、朝鮮労働党の唯一的指導を骨抜きにしようとして、分派策動で自分の勢力を拡張し、あえて党に挑戦する危険極まりない反党・反革命的分派事件が発生した。
党中央委員会政治局は、これに関連して拡大会議を招集し、張成沢の反党・反革命的分派行為に関連する問題を討議した。
政治局拡大会議ではまず、張成沢が働いた反党・反革命的分派行為とその弊害、反動性が赤裸々に暴露された。
一つの思想、一つの指導中心に基づく統一団結を確固と保障してこそ、党が領袖の党としての革命的性格を守り、歴史的使命を遂行することができるというのは、ほぼ70年間にわたる朝鮮労働党の歴史が示している哲理である。
全党、全軍、全民が金正恩同志の指導に従って歴史のあらゆる挑戦と革命の敵のヒステリックな策動を断固と粉砕し、強盛国家建設の最後の勝利を目指して力強く前進しているこんにちの現実は、金正恩同志を唯一の中心とする党と革命隊伍の一心団結を磐石のごとく打ち固め、全党と全社会に党の唯一的指導体系をいっそう徹底的に確立していくことを切実に求めている。
しかし、張成沢一党は党の統一団結をむしばみ、党の唯一的指導体系を確立する事業を阻害する反党・反革命的分派行為を働き、強盛国家の建設と人民の生活向上を目指すたたかいに莫大な弊害を及ぼす反国家的・反人民的犯罪行為を働いた。

張成沢は表では党と領袖に従うふりをし、裏では同床異夢、面従腹背の分派的行為をこととした。
張成沢は、党と領袖の高い政治的信任によって党と国家の責任ある位置に登用されたが、人間の初歩的な道徳・信義と良心さえ投げ捨て、金日成主席と金正日総書記を千年、万年高く仰ぎ、いただく事業に顔を背け、各面から妨げる背信行為を働いた。
張成沢は、自分に対する幻想を抱かせ、自分の周囲に信念がしっかりしない者、おべっかつかいを引き寄せて党内に分派を形成するために悪らつに策動した。
張成沢は、政治的野心から発して過去、重大な過ちを犯して処罰を受けた者らを党中央委員会の部署と傘下単位の幹部隊列に登用して勢力を拡大し、地盤を築こうと画策した。
張成沢とその追随者らは、朝鮮労働党の組織的意思である党の路線と政策を心から受け入れず、その執行を意識的に怠ってわい曲執行し、党の方針を公然とひっくり返したあげく、朝鮮人民軍最高司令官の命令に不服する反革命的な行為をためらうことなく働いた。
張成沢一党は、司法・検察、人民保安機関に対する党の指導を弱化させて制度防衛・政策防衛・人民防衛事業に重大な弊害的影響を及ぼした。
このような行為は、敵対勢力の反共和国圧殺攻勢に投降して階級闘争を放棄し、人民民主主義独裁機能を麻痺させることを狙った反革命的・反人民的犯罪行為である。
張成沢は、朝鮮労働党が提示した内閣中心制、内閣責任制の原則に違反して国の経済活動と人民の生活向上に莫大な支障をきたした。
張成沢一党は、巧妙な方法で国の経済発展と人民の生活向上において主要な分を担当した部門と単位を掌握して内閣をはじめ経済指導機関がその役割を果たせないようにした。
国家財政管理システムを混乱に陥れ、国の貴重な資源を安値で売り払う売国行為を働いてチュチェ鉄とチュチェ肥料、チュチェビナロン工業を発展させるべきだという金日成主席と金正日総書記の遺訓を貫徹できなくした。
張成沢は、資本主義生活様式に染まって不正腐敗行為を強行し、腐敗堕落した生活をした。
張成沢は、権力を乱用して不正腐敗行為をこととし、多くの女性と不当な関係を持ち、高級食堂の裏部屋で飲食三昧におぼれた。
思想的に病み、極度に安逸に流れたため麻薬を使い、党の配慮によって他国に病気の治療で行っている期間には外貨を蕩尽し、賭博場まで出入りした。
張成沢とその追随者らが働いた犯罪行為は想像を絶し、党と革命に及ぼした弊害の結果はきわめて大きい。
朝鮮労働党の永遠なる総書記である金正日同志の逝去3年の喪も終えていない時に、張成沢一党が働いた忘恩背徳の犯罪行為は、わが党員と人民軍将兵、人民のこみ上げる憤激をかき立てている。
政治局拡大会議では、討論が行われた。
各討論者は一様に、張成沢一党が働いた反党・反革命的分派行為を強く批判し、金正恩同志の思想と指導に忠実に従い、党中央を政治的・思想的に、生命を賭して決死擁護していくという固い決意を表明した。
会議では、張成沢をすべての職務から解任して一切の称号を剥奪し、党から除名することに関する党中央委員会政治局の決定書が採択された。
党は、張成沢一党の反党・反革命的分派行為について以前から知って注視してきながら、数回にわたって警告もし、打撃も与えたが応じず、度合いを超えたため、これ以上袖手傍観することができなくて張成沢を取り除き、その一党を粛清することによって、党内に新しく芽生える危険極まりない分派的行動に決定的な打撃を加えた。
朝鮮労働党は今後も、革命の原則を捨てて党の指導に挑戦し、党と国家の利益、人民の利益を侵害する者はいかなる者であれ、職位と功労にかかわらず毛頭許さないであろう。
一握りにもならない反党・反革命分派分子らがいくら策動しても、金正恩同志を団結の唯一の中心、指導の唯一の中心にして従う全党員と人民軍将兵、人民の革命的信念は絶対に揺るがすことはできない。
現代版分派であり、党の隊列に偶然に入り込んだ不純分子らである張成沢一党が摘発、粛清されたことにより、わが党と革命隊伍はなおいっそう純潔になり、われわれの一心団結はさらに百倍に固められ、チュチェの革命偉業は勝利の一路に沿ってより活力を帯びて前進できるようになった。
偉大な金日成―金正日主義の旗印を高く掲げて金正恩同志の周りに一心同体となって固く団結し、最後の勝利に向かって力強く前進していく党と軍隊、人民の前途を阻める者はこの世にいない。

チュチェ102(2013)年12月8日
平 壌

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