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2014年2月22日土曜日

馬息嶺スキー場イモジョモ(あれこれ)


某所にあったスキー場に関する情報です。


馬息嶺スキー場を中心に東海岸に大観光地区が形成される。
馬息嶺ホテルにある観光案内地図によれば馬息嶺スキー場とウルリム滝、今後国際観光都市に組みこまれることになる元山市を経て金剛山、麻田と咸興を連結する一大観光地区を形成している。

馬息嶺スキー場の関係者によればいま第2段階建設が準備されていてスキー場の規模はさらに拡張されることになるという。

今季の冬から学生たちのスキーキャンプも始まった。

金日成総合大学と平壌建築総合大学、平壌第4小学校の学生たちが率先してスキーキャンプの日々を過ごした。学生たちは馬息嶺ホテルに宿泊した。

現在のスキー場では大学生と青年が入ることになる300人余り規模の宿泊施設が建設されている。 これは現在取りそろったホテルの能力とほとんど同じ規模という。

昨年に元山市を観光都市に設ける建設指揮部が設けられたという。
元山市の関係者によれば建設対象には世界各国の観光客が訪れる美術博物館も含まれているという。

朝鮮初の大型レジャー施設、馬息嶺スキー場が朝鮮のスキー選手、国内の人民、海外同胞、外国人らでにぎわっている。

昨年12月31日、江原道元山市にオープンした同スキー場は、平壌から178キロ、元山から24キロの場所にある。

現在、同施設を利用する人たちは、スキー場に隣接する馬息嶺ホテルでスキー道具一式のレンタル代、リフト代などの利用料を支払い、高級走路、中級走路、初級走路など10のコースでスキーを楽しんでいる。スキー場頂点のテファボンをはじめ、至るところにある休憩所では温かい飲み物や軽食が販売されていて、各所にケガ人のための治療所もある。

リフトに乗るときには、管理員がサポートしてくれるため、利用者は安全にリフトに乗ることができ、スキーを基礎から習いたい場合には「スキー教員」と呼ばれる以前選手だった指導員らがスキー技術をひとつずつ親切に教えてくれる。スキー場ではスノーボード、ソリも楽しむことができ、スケート場(夏にはローラースケート場として利用)やヘリコプター着陸場(ケガ人のためのもの)などもある。

スキー場は夜間にはライトアップされ夜景を楽しむこともでき、雪が降らない季節には、グラススキー場として利用される予定だ。

スキー場に隣接する馬息嶺ホテルの従業員たちは、利用客の意見を収集しながらサービスの質を高めるため尽力している。従業員たちのサービス精神が利用客の好評を得ている。

同ホテルは地下2階から地上9階までの1号棟、5階建ての2号棟があり、部屋数は合計約100室。

1号棟地下2階と地下1階には、ラウンジ、バー、プール(シャワー室とサウナも併設)、ジム、理髪室、美容室、レクリエーションルーム(ビリヤード、トランプ、チェス、囲碁、朝鮮将棋など)、ダンスホール、地上1階には受付、レストラン、喫茶店、地上2階にはレストラン、カンファレンスルーム、ギフトショップ、フォトスタジオ、子ども用プレイルーム、国際通信室、ラウンジなどがある。3階から8階までが客室で、最上階の9階にも喫茶店があった。

2号棟は2階にスキーウェアやリフト券の売り場、スキー用具の賃貸ホール、本屋、救急室などがあり、客室は6人用と2人用がある。ホテル利用者は1号棟から2号棟へ行く場合、2階の連絡通路もしくは1階から一度外へ出ていく。
いる。

朝鮮のスキー場と言えばこれまで、三池淵のペゲボンスキー場のみだった。ここを利用するのは、国内のスキー選手がメイン。そのため、一般大衆はスキーをしたことがない。スキー初経験の人のために、馬息嶺スキー場には、元選手らが多く勤め、便宜を図ってくれる。事前に申請すれば初級者もスキーやスノーボードを基礎から習うことができる。

スキー場に出ると、利用者らが楽しそうにスキーやスノーボード、ソリを楽しんでいた。家族連れの姿もあり、その睦まじい姿は微笑ましい限りだ。

スキー場の頂点、テファボン(1363㍍)にリフトを利用し登った。リフトで40分の道のりだったが、雪用のオートバイ(乗車は1人まで)、バス(同10人まで)に乗れば15分で着くという。40分という時間を短縮したい人にはうってつけのサービスだ。

山の形状が険しく馬が休んでいく嶺であるという由来から、その名を「馬息嶺」と言うだけに、リフトの道のりも厳しい傾斜だった。3つのリフトを乗り換え、山頂に着いた。

朝鮮の山脈、元山市、そして元山港に面した朝鮮東海を一望できる。

同休憩所では事前の予約を済ませておくと、食材を麓から持ってきてバイキングのサービスを利用することもできる。男性従業員は、「今後、総聯の同胞がテファボンに来るとなれば、いつになく歓迎したい。朝鮮の絶景を堪能してほしい」と語った。
テファボンからスキーで下山した。レンタルしたスキー用具一式を返すため室内に入っていくと、満面に笑みを浮かべたある人民の姿が目に飛び込んできた。

馬息嶺ホテルのサービス精神
   
馬息嶺スキー場と隣接する立派な建物が、馬息嶺ホテルだ。内装の多くに木が使われているため、ホテル内に入ると木の良い香りがする。
ホテルのロビーで蝶ネクタイを絞め黒いタキシードを着たホテルマンに案内されたのは、1号棟(2号棟もある)の3等室だった。部屋に入ると、想像を超えた豪華さに驚いた。

壁にかかった液晶テレビは、海外のものも含め21チャンネルを視聴することができ、有線によるインターネットも利用できる。立派なバスルームはアメニティーグッズが充実していて、分厚いバスタオルやタオル地のガウンが他のホテルとの違いを感じさせた。部屋では24時間、電気が通じ、熱い湯が出た。

ホテル全体の内装と同様、部屋の中の床や壁、天井などにも木がふんだんに使われていて、暖かい雰囲気が心地よい。1等室、2等室、4人用の家族部屋など(1、2、3等室は2人用)も見て回ったが、どの部屋もデザインに凝った豪華な作り。

唯一、24時間営業していたのが1号棟1階の喫茶店。ここの女性従業員は、昨年12月末に金正恩第1書記がスキー場とホテルなど一連の施設を訪れた際、第1書記に自身が入れたカプチーノを飲んでもらったと興奮気味に話した。当時、味の質をもっと高めるよう、第1書記から直接指摘を受けた。

同喫茶店でメニューを見ていると、その女性従業員がカプチーノを勧めてきたので、カプチーノを注文した。すると、「味はどうですか?」「今後どんなものを飲みたいですか?」と矢継ぎ早に質問された。海外から訪れた客の意見もどんどん取り入れ、サービスの質を上げたいのだという。

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