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五味洋治のページです。主に韓国での北朝鮮関連報道を訳していますが、日本語で紹介されない記事を私の目でセレクトしています。私の執筆活動、経歴についても掲載しています。最近のお勧めは、北朝鮮の軍事関連報道です。日本のメディアが伝えていない細かなものまで拾っています。私がかつてここに書いた金正恩の性格分析は今も十分通用します。筆者へのご連絡はこちらをクリックしてください。コメントは実名以外受け付けません。

2014年11月2日日曜日

日朝実務者協議備忘録2-2

■特別委の権限は

北朝鮮は一貫して、今回の特別調査委員会はすべての機関に調査する権限、すべての必要な人を呼んでして調査する権限を持っていると言っているし、実際に今回もたびたび、特殊機関についてもしっかり調査をするということを言っている。(外務省)
■特殊機関

 特殊機関に対して、彼らは自分たちは特別な権限あると。必要なものは調べられると言っていた。これ以上詳細は言えない(外務省) 詳細はわからないが、最高権力者といわれたすべての権力者を調査する権限を与えられている。(官房長官の会見)

■調査不十分

02年04年調査について、彼ら自身不十分なところあったことを認めるニュアンスだった。時間的制約、特殊機関から出てきたものも一面的だったと。それらの反省を踏まえてはっきりしたもの出したいという感じだった。だからこそ科学的物証、証人等々の再調査をするという趣旨の説明があった(外務省)

■ゼロベースで見直す

ゼロベースで見直すと理解している(官房長官の会見)

■次回は

現時点では決まっていない。当初の原理原則に基づいて行うべきだ。政府としては、どんな調査、現状。申し入れている。そういう中でいろいろな説明もあって、政府としてさまざまな今回得られた情報を分析して対応していくということ。調査の具体的なこともあった。明らかになったことは速やかに報告するように今回求めたということだ。(官房長官の会見)

■拉致の報告が遅れている理由は。

日本政府からの具体的な説明なし。(管理人が調べた限り)
北朝鮮側からは調査を深める段階で、途中段階で憶測を招くような説明は避けると。現時点で客観的な資料を発見できていないと。
当然、日本側は拉致をした日本人に対しては北朝鮮が管理していると思っている。そうしたことをきちっと主張したと。詳細は控える。
ている。(官房長官の会見)
先方からは種々説明はあったが、これは先方が言っていることで、日本政府としてそれを認めている、了解しているということではない(外務省)

■引き延ばしか?

日本とすれば、対話と圧力、行動対行動の基本原則の下に解決するという考え方。長らく交渉さえできなかった。そういう中で、安倍首相は何としても自らの政権の中で、取り戻すという中で、交渉が始まったということであるので、すぐにこうした結果が出るという簡単なものではないというのは理解いただけるが、一年を目途に。そこはしっかり政府として北朝鮮に対応していきたい。(官房長官の会見)

■遅れている理由

日本政府の立場は、調査を迅速に進めて、速やかに結果を通報するということを求めてきたし、今後ともそういうことを求めていきたい。
彼らの説明は、まだ準備段階にあること。そして、その準備段階を経てこれから深化させていく段階だという説明だった。だがそれは彼らがそう説明しているという。日本政府の立場は調査はできるだけ迅速に進めて、結果を速やかに通報するということだということを先方に強く申し入れている。(外務省)

■日本人遺骨や配偶者の情報は。

遺骨分科会は墓地の調査とともに、新たな埋葬地の発見に努めていると説明。日本人配偶者分科会は資料分析、現地調査により、確認に努めるという説明があった。(官房長官の会見)

■特定失踪者

約800人は今後の対応に支障を来すので答えは控えたい。交渉過程、出てくることは交渉段階なので、この場で発表することはない。政府間交渉では発見されたら随時通報するというのを求めたい。(官房長官の会見)

■遺骨

遺骨について北は「(遺体が)一体いくらということは一切考えていない」と説明。「日本の一部報道はそんなことを言っているが」ということだったわかっている墓地、わかっていないけれども新たな墓地を探して調査して、ただ墓地の場所が北朝鮮の開発計画に引っかかっていて、開発計画が遅延することが起きているという説明もあった。(家族会への政府の説明)

■今後の交渉ルート

日本の立場がいわゆる権力の中枢にある人間に伝わった。そこから先の交渉の仕方はいろいろある。対話と圧力、行動対行動、原理原則として交渉して行くということ。調査目途は一年。ここは政府間で目途と。今回も明快にしている。

■今後の対応


今後の対応は政府全体で検討し決めていくべきことだ。その際には今回の協議で得られたいろんな情報を分析したり、きょうの午後も拉致被害者の家族と会うが、そういった関係者の意見を聞く必要もある。そういったことを踏まえて、政府全体としてどういう風に対応していくか検討していくことになる。(官房長官の会見)
今回のやり取り、これからいろんな角度から分析をして、いろんな方の意見を伺わないといけないし、そういうことを受けて政府全体で検討していくということだと思うが、いずれにしても、日本政府の一貫した立場は実質的な内容を含む調査の結果、これが一刻も早く日本政府にもたらされるように引き続き北朝鮮に働きかけていくということだと思う。(官房長官の会見)

■今後の対応

先方の今後の対応について憶測することは差し控えるが、日本としての対応については、先ほど申したように、総合的に政府として検討していくということで、いまの時点で今後の対応について特に具体的に決まっていることはない。

■制裁

これについては、日本の明確なスタンス、拉致問題の解決に向けて「対話と圧力」というものを常に日本はその姿勢でやっているということを伝えたということだ。当然、その中にはそういった趣旨のことも入っているということだ。(官房長官の会見)

■今後の対応

これから、今後が大事だ。10時間半、さまざまな質問をし、答えがあり、これから検証していかなければならない。そして、分析をして、すべての被害者のご帰国という結果を出すために、総合的にどういう風に判断をして行動していくかということが大事だと思っている。安倍内閣のうちに完全解決するんだという強い総理の決意だ。「行動対行動」そして「対話と圧力」のもとに完全解決を目指して前に進んでいきたいと思う。(官房長官の会見)

今後の先方からの説明。さらに通報が今回のような全体をまとめた形でなされるのか随時報告されるのか現時点では決まっていない。迅速な調査を行って結果を速やかに通報するよう求めた。北朝鮮側は拉致問題については8人死亡4人未入国だったが、信頼性を確保するために客観的な科学的な調査をすると。参考にするがこだわらずに調査を深めていく。従来のことにこだわることなくゼロベースで調査を進めていくと理解している。(官房長官の会見)

■今後の通報

具体的なやり方はまだ調整されていない。(官房長官の会見)

■拉致の疑い

拉致の疑いがある行方不明者について「特別調査委員会が拉致の可能性があると判断した場合、拉致分科会に送り、さらに調査」と北朝鮮側が説明(外務省)

■日本政府の方針

調査に透明性、迅速性を求めるとともに、日本として徹底的な検証を行うと。あくまで日本としては彼らが調査し、出てきたものを日本が検証するという姿勢は崩していないと。迅速性というのは、一刻も早く通報をしてほしいと言ったということだった。それに対して北朝鮮の回答を聞いたら、「客観的、科学的調査をする。だから物証や証人を探すことに一定の時間がかかると。北が『結果が大切だ』と言った」と。そこで(日本側が)「あなたたちの言うこともわかるが迅速性も大事だ」と言ったら「日本側が迅速性が大切だということはよくわかった」と。しかし、時期については明示しなかったということだった。(家族会への説明)

■スケジュール

北朝鮮は「今は準備段階だ」「準備段階を終えてこれから調査を深化させる」「そうなったら通報できる」。「その後、まとめの段階になる」と。最後にまとめの段階になるが、それがいつになるとは言わなかった。(家族会への説明)

■回答期限

常識的にはそう(年内)でしょう。(官房長官の会見) あくまで自分の目安とのニュアンスだった。

■回答期限

具体的な調査結果をできるだけ早く通報するようにと。それからストックホルム合意にあるように、随時通報するようにということは言ったが、具体的な通報時期について明確な合意、共通認識はない。(外務省)

■実質的報告はいつ

北朝鮮が実質的な調査報告を出さないのにあってもしょうがない。まずは出すのを待つ(外務省)

■長引いたら

あまりに長引いたらどうなるか聞きに行くことは否定していなかった。(家族会への説明)

■日本側からは何を言ったか

それから、拉致について進展がなければ絶対ダメだと。他のもので進展があってもまったく進展とはみなさないということはしっかり強く伝えた。(外務省)

■与党の反応は

国民の怒りを伝えたのかとか、特定失踪者の情報を伝えたのか、あるいは、北の報道はどうだったのかとか等々について質問があり、それについては答えて。北の報道もあったそうだ、北の国内での報道もあったそうだ。国民の怒りはくどいほど伝えたと。特定失踪者情報については、これはもうHPで公開しているから。皆さん、拉致は指摘して分かっているはずだという意見もあった。(自民党外交部会のブリーフ)

■家族の反応

まずご苦労様。もう言ってもしょうがないみたいな感じだった。目の前に何も出てこないわけだから。出てこなくて、いつ出てくるかの見通しもない。ただ政府が拉致が最重要ということを北に伝えたと言っていたので、伝えないよりは伝えた方が良かったのではないかという点では、行ってけしからんとか声を荒げることはなくて、お疲れ様でした、ご苦労様でしたということだった。(家族会の反応)

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