お知らせ

五味洋治のページです。主に韓国での北朝鮮関連報道を訳していますが、日本語で紹介されない記事を私の目でセレクトしています。私の執筆活動、経歴についても掲載しています。最近のお勧めは、北朝鮮の軍事関連報道です。日本のメディアが伝えていない細かなものまで拾っています。私がかつてここに書いた金正恩の性格分析は今も十分通用します。筆者へのご連絡はこちらをクリックしてください

2015年8月5日水曜日

ピョンヤンの金主たち

http://www.rfa.org/korean/weekly_program/bd81d55c-c774ac8c-bb38c81cc9c0c694/nkproblem-06292015140423.html

北の金持ちの実態。

アンカー:北朝鮮が直面した総体的な問題点をアンドレイ、ランコプ国民大教授と一緒に調べる‘北朝鮮、これが問題ですね’時間です。
北朝鮮の新興富裕層といえるお金主に対して調べるかというんですが。

報道によれば北朝鮮お金主らが盛んに行われながら、私有財産を認めない北朝鮮で国家所有アパートが公然と取り引きされているとか彼らお金主らがアパート建設に支援金を当てるという話が定説と受け入れられているんですが。

実際に平壌ではお金主らがアパートを買って売りながら、アパート値段が沸き上がったという話があるんですが。
それが事実でしょうか?

ランコプ:はい、そうです。

このような事実をよく見せるのは平壌の不動産価格です。
もちろん私がすでに申し上げた通り北朝鮮ではすべてのことがみな不法だが、毎日不法をしない人を見ることは容易ではありません。
市場も同じことです。
お金主らがまだ多くなかった2000年代初めを見れば知ることが出来ます。
当時平壌の高級アパート価格は約5000~7000ドル程度でした。
現在のような級のアパートは10万ドル以上であることもあります。

15倍も増加しました。
10年の間にね。
このように不動産価格を持続的に上昇させる勢力はお金主らです。

記者:韓国で話せば投機屋でしょうか?

ランコプ:はい、彼らは今平壌で10万ドル相当のアパートに住むだけでなくより高い価格のアパートを買ったりもします。
この頃平壌では10万アパートがよく売れると知らされています。
例をあげれば平壌に今20万ドルアパートがあるという話を聞きました。

記者:私どもが分かることでは北朝鮮では国でアパートを作って、供給するというのにこのように資本主義市場のようにアパートを売り買いするのが法的に可能なのですか?

ランコプ:みな不法です。
原則的にお金主らはアパートを所有できないが事実上彼らの所有です。

記者:ところでお金主らはドルや人民元を買って売ったり高い利子を受けて金を借りる高利貸金業をしたりもして、アパート建設などに投資資金を当てたりもするのにです。
彼らはどこでこういう多くの金を儲けたでしょうか?

ランコプ:個人によりお金を得た方法は多様です。
しかし一番成功的に商売をするお金主らの背景を見れば圧倒的に国家と関係があります。
だけでなく貿易、外貨稼ぎと関係があります。
例えばあるお金を払う軍事基地で仕事をする時、食糧と燃料をこっそりと住民たちに売って金を儲け始めました。
他のお金を払う友人や親族幹部を通して、他の人らが想像することもできなかったことができるという許可を得ました。
もちろん海外で事業に必要な金を受け取った人々が少なくありません。

特に中国の親族らが重要な役割をしました。

お金主らの中で1990年代中国の親族や家族のおかげさまで商売を始めて、とても早く繁盛させた人々がいます。

記者:ひょっとしてこういうお金主らが北朝鮮権力層と近かったり権力層に属した人々ではないのですか?

ランコプ:お金主らと北朝鮮の権力階層は二重的であり、矛盾的な関係です。

第一にお金主らは圧倒的に国家および権力階層と持続的に結託しないならば成功できないということを知っています。
同時にお金主らは北朝鮮という国家に対して失望とかんしゃくが多いです。

北朝鮮当局は彼らの存在を黙認するだけでなく事実上促進させているけれどそれでも彼らのために時代錯誤的な規則と条件をなくすことができないためです。

お金主らは労働党の政策のために公開的に成長できないということに対して不満が多いです。

彼らの論理は労働党政策だけないならば公開的に商売できて工場を所有できるということです。

だが北朝鮮の体制が揺れ始めたらお金主大部分がどちらに傾くのは知らないです。

北朝鮮政権が一瞬に崩れたら南北統一がくることもできます。

統一韓国でお金主らが新しい生活に適応することは容易ではないでしょう。

彼らの経験と知識は市場経済を公式に認めた統一韓国で必要ないでしょう。

それだけでなく統一韓国でお金主らは韓国の資本家らすなわち大企業と競争しなければならないでしょう。
彼らはこのような競争に勝てないです。

記者:それが事実ならばお金主らは北朝鮮が韓国に吸収統一されたり北朝鮮体制がほろびるのを反対することもできますね?

ランコプ:そのとおりですよ。

お金主らは北朝鮮の改革を歓迎すると同時に革命に反対するほどの理由を持っています。
彼らは革命的な勢力ではありません。
逆説的に話すとこのようなお金主らぐらい南北分断の永久化を必要とする社会勢力は労働党幹部らだけだと考えます。
お金主らは成功するために分断と北朝鮮という国家の保護を必要とします。

もちろん彼らの中ではこのような事実を認めない人々もいます。

結論的にお金主らの態度は矛盾的といえます。
一つで国家と近い関係を結んでいる人々です。
彼らはこういう事実をよく知っています。
だが他の一方にはお金主らは国家の政策に対して多くの失望を持っています。
同時に政権が致命的な危機に陥る場合彼らは自分らの既得権が消えることを心配して、革命勢力を歓迎しない人々だと考えます。

記者:権力層の中でお金主が存在したら彼らはわいろを通して積んだお金でお金主となったでしょうか?

ランコプ:私が分かることでは北朝鮮で権力階層の中でお金が多い人々がいるが、お金主らはあまりありません。
幹部らは事実上直接的に商売をできないからそうです。
もちろん幹部らは家族や親族、友人、特に夫人を通して、このような規定を間接的に違反できます。

それでも幹部らの中で独立的に商売をする人は比較的めずらしいといえます。

北朝鮮の幹部は不正腐敗やわいろを通して、お金をたくさん得ることができるので直接的に商売をすることより恐らく自身の夫人を通して、商売をするでしょう。

記者:はい、お話、ありがとうございます。

0 件のコメント:

コメントを投稿