お知らせ

五味洋治のページです。主に韓国での北朝鮮関連報道を訳していますが、日本語で紹介されない記事を私の目でセレクトしています。私の執筆活動、経歴についても掲載しています。最近のお勧めは、北朝鮮の軍事関連報道です。日本のメディアが伝えていない細かなものまで拾っています。私がかつてここに書いた金正恩の性格分析は今も十分通用します。筆者へのご連絡はこちらをクリックしてください

2015年8月31日月曜日

異例つくしの南北合意

http://www.rfa.org/korean/weekly_program/news_analysis/sisakorea-08282015100713.html

元外交官、高 英煥の分析。記録で残して起きます。

 

皆さんこんにちは。
‘時事診断韓半島’時間です。
私は進行を引き受けた朴成雨です。
南北高位級接触が劇的に妥結しました。
北朝鮮は地雷挑発などに対して‘謝罪’しました。
今日も国家安保戦略研究員の高英煥首席研究委員と共にします。
朴成雨:委員様,去る一週無事に過ごしましたか?
高英煥:よく送りました。
朴成雨:先に合意内容から要約して下さい。
どんな意味があるのかに対して総評もお願いします。

高英煥:北朝鮮が軍事境界線南側韓国側地域にこっそりと埋めておいた地雷が去る8月4日爆発して,韓国軍将兵2名が負傷されたし,この事件を調べた韓国国防部の調査結果が去る8月10日発表されながら,韓半島には緊張が作られ始めました。

去る8月20日には北朝鮮が軍事境界線南側地域に砲弾攻撃をしよう韓国軍砲兵がこれに直ちに反撃しましたし。

これに北朝鮮は準戦時体制を宣言しながら,拡声器放送を打ち切れとの最後通告を韓国に送りました。

しかし驚くべきことに北朝鮮は最後通告期間を一日控えて韓国に南北高位級会談を提起しました。
南北は北朝鮮の挑発で触発された軍事的緊張状況を解決するために去る22日午後6時30分から高位級接触を始めて,去る25日午前0時55分に最終合意を導き出しました。

今回の合意により北朝鮮は軍事境界線南側地域で起きた北朝鮮の地雷挑発に対して残念を表明して準戦時体制を解除する一方,韓国は対北朝鮮拡声器放送を中断するようにして,最高潮に達した軍事的緊張状態が解決局面に入りました。

南北は旧盆を契機に離散家族の対面推進,南北関係改善のための当局会談開催,民間交流活性化などにも合意しました。
今回の交渉には南側では金クァンヂン国家安保室長とホン・ヨンピョ統一部長官が,北側ではファン・ビョンソ人民軍総政治局長と金ヤンゴン労働党秘書が参加しました。

金クァンヂン国家安保室長は25日明け方大統領府春秋館でブリーフィングを持って"交渉過程で難航も多かったが,忍耐心を持って協議して,合意した"として'南北高位当局者接触共同声明文'を公式発表しました。

北朝鮮は今回の接触で南北関係史上初めて北朝鮮が挑発の主体というものを認めたし,‘再発防止’という単語の代わりに‘非正常的な事態が発生する場合’,すなわち北朝鮮がそのどんな挑発でも再開する場合拡声器放送を再開する権限が韓国側にあるということを南北合意文に明示することによって韓国側が会談で完勝をしたという評価を下せそうです。

朴成雨:明確な謝罪と再発防止約束が合意文に正しく表現されなかったという指摘があります。
これに対してはどう思いますか?

高英煥:共同発表文で“北側は最近軍事境界線非武装地帯南側地域で発生した地雷爆発で南側軍人らがケガにあったことに対し残念を表明した”と明らかにしました。

このために一部では北側が‘遺憾表明’という表現で逃げたのではないかとの批判を提起しています。
また共同発表文には北朝鮮の再発防止に対する明示上の文句がなくて,北朝鮮がいつまた再び地雷挑発や砲撃挑発のような挑発を敢行するのか分からないという指摘も提起されています。

しかし前で言及したように史上初めて北朝鮮が‘北側が地雷爆発に残念を表わした’として,地雷挑発が自分らの仕業であることを認めましたし。
共同発表文第3項には“南側は非正常的な事態が発生しない限り軍事境界線一帯ですべての拡声器放送を8月25日12時から打ち切ることにした”とされています。

‘非正常的な事態が発生しない限り'と釘をさして,今後北朝鮮がまた挑発して,今年の場合韓国政府はいつでも対北朝鮮拡声器放送を再開できるところを確保したことと評価できます。

換言すれば非正常的な事態の解釈権を韓国政府が持ってきたということに意味があることだよ。
‘非定性的な事態’というのは北朝鮮の核実験もできて,韓国領海と領土に対する砲撃や韓国に対するサイバーテロもできながら,この場合より一層拡大した対北朝鮮拡声器放送を再開することができるという意味です。

北朝鮮問題専門家たちは今回の交渉過程で北朝鮮が最も恐れるのが対北朝鮮心理戦という事実をまた一度確認したと評価しています。
真に真実はその誰も勝つことができないという最も単純な真理が今回の南北会談でも証明されたものといいます。

朴成雨:ファン・ビョンソが“南朝鮮が緊急接触を通して,深刻な教訓を探すようになったこと”と25日に話しました。
これはどのように解釈しなければならないでしょうか?

高英煥:南北高位当局者接触に北側首席代表で参加したファン・ビョンソ北朝鮮軍総政治局長は去る25日朝鮮中央TVに直接登場して,今回の南北接触経緯と妥結内容を明らかにしました。

ファン・ビョンソ総政治局長は"今回の南北高位級緊急接触を通して,南朝鮮当局は根拠ない事件を作り出される一方的に行われる事態らを一方的に判断して一方的な行動で相手側を刺激する行動を繰り広げる場合情勢だけ緊張させていてはいけない軍事的衝突を呼び起こすほかはないという深刻な教訓を探すようになったこと"と話しました。

私はファン・ビョンソ総政治局長の発言を聞きながら,北朝鮮政権の2人者だと言える彼が戦争が起きそうに唸り散らして南北合意が出てきたのを見ていぶかしがる北朝鮮住民たちに韓国がマーチも謝ったようにだますために,そして事実を隠すためにこのように計算された行動をしたものと考えます。

朴成雨:今回の高位級接触で北朝鮮の変わった態度が注目されていましたが。
委員はどのように見ましたか?

高英煥:北朝鮮は今回の南北高位級接触合意過程で何の点で過去とは明らかに他の態度を見せました。
高位級接触を先に提案したのも北朝鮮でしょう。
また'南朝鮮'という通常的呼称の代わりに'大韓民国'という公式国号を使ったことは本当に異例的でした。
北朝鮮朝鮮中央通信は"ファン・ビョンソ同志と金ヤンゴン同志が現事態と関連して'大韓民国'大統領府国家安保室金クァンヂン室長,ホン・ヨンピョ統一部長官と板門店で緊急接触を持つようになる"と伝えました。
北朝鮮は普段韓国政府を'南朝鮮','傀儡当局'などで呼びました。

北朝鮮が金ヤンゴン労働党対南費での対話相手で分際が合わないと主張してきたホン・ヨンピョ統一部長官を高位級接触相手に先に指定したのも異彩を放ちます。

北朝鮮代表団が板門店南側地域にある'平和の家'に降りてきて対話をしたのも北朝鮮の低姿勢と解釈されます。
また北朝鮮は交渉途中自身が願う方向で会議が展開しなければ席をけって出て行く常だったが,今回は真剣で激しく交渉を進行しながら'時'自体を破らなかったです。

これらすべてのものは北朝鮮が今回の地雷および砲撃挑発でひとまず一歩退いて,尻尾をおろしたという観測を呼び起こします。
すなわち北朝鮮兵士らが思想的にいわゆる‘汚染’なるのを憂慮して,北朝鮮が対北朝鮮拡声器放送を打ち切るのに命をかけたという評価が可能だと思います。

朴成雨:これから注目することらはどんなことがあるんですか?

高英煥:南北が今回の板門店高位級接触で今後関係改善のための当局会談の定例化および体系化に共感したと伝えられました。
韓国統一部当局者は去る25日記者会見で南北関係展望に対して"これから出発だと考える"として"南北当局間対話を定例化,体系化すると共同声明文の1度で話した"と話しました。

南北が会談体系化の復元に出るようになれば過去のように総理級会談の下部概念で長官級会談をおいたり,今回板門店(パンムンジョム)南北高位級接触合意を引き出した'2+2'(南側の国家安保室長・統一部長官-北側の軍総政治局長・党秘書)通路が相違(上位)にあって長官級あるいは分野別会談がその下で稼動する構造が作られる可能性があります。

それ以外に人道主義的分野でも成果が出られます。

南と北は今年旧盆を契機に離散家族対面を進行して,今後も継続することにしました。

今回の会談が南北衝突局面を解消するのに留まらないで多方面の交流と当局会談につながるという点で自然に南北最高位会談の首脳会談まで連結するのかが自然な関心事に浮上しています。

問題は北朝鮮がどれくらい南北関係改善に真正性を持っているかだろう。
今回の南北合意で南北関係が改善されて統一へ行く道がパッと開かれたら良いです。

今まで国家安保戦略研究員の高英煥首席研究委員と共にしました。
委員様,今日も感謝申し上げてよ。
来週にまたお目にかかります。
高英煥:ありがとうございます。

0 件のコメント:

コメントを投稿