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2016年6月11日土曜日

新党規約に'核保有国'明示なく…"金正恩は偉大な指導者" 新党規約判明

http://news.naver.com/main/hotissue/read.nhn?mid=hot&sid1=100&cid=1035758&iid=30570954&oid=001&aid=0008464835&ptype=052

韓国聯合ニュースの特ダネのようだ。序文に、核保有国の表記がなく、全体的に大きな改訂はなかったという。これが対話シグナルだとしても、核を実際持っているのだから急に何かが変わると言うこともなさそうだ。

周辺国意識・交渉余地観測…"経済-核武力建設の並進進路を固く"

(ソウル=聯合ニュース)
先月初め改正された北朝鮮労働党規約に'核保有国'が明示されなかったし、金正恩労働党委員長の呼称も"労働党と朝鮮人民の偉大な指導者"と表記されたことが明らかになった。

10日聯合ニュースが入手した'朝鮮労働党規約主体105(2016)'序文は"労働党は偉大な金日成-金正日主義党"と規定した後"金正恩同志は労働党を偉大な金日成同志と金正日同志の党で強化発展させて主体革命を最後勝利に導く労働党と朝鮮人民の偉大な指導者"と明示した。

先立って北朝鮮は2012年4月第4次党代表社会を通して、改正した党規約で"金日成同志と金正日同志の革命偉業を勝利に導く労働党と朝鮮人民の偉大な指導者"と表現した。

金正恩委員長に対する呼称は改正前規約と似た表現だ。

改正された規約は引き続き"偉大な金日成同志は労働党の創建者で永遠の首領"としながら"金正日同志は労働党の象徴で永遠の首班"と明らかにした。

この部分は改正前規約と若干変わった表現だ。

北朝鮮がこのように憲法より優位にある党規約の改正を通して、金日成主席を'永遠の首領'、金正日国防委員長を'永遠の首班'と各々呼びながら、金正恩労働党委員長に対しても'偉大な指導者'として呼んだことは、金正恩委員長が先代のような指導者隊列に堂々とのぼったことを宣言したと分析される。

だが北朝鮮は今回の党規約に'核保有国'という言葉を明記しなかった。

北朝鮮は現在各種官営媒体と主要人物発言を通して、自ら核保有国であることを自任している。

当初予想と別に北朝鮮が党規約に核保有国を明記しないのは国際社会批判を避けながら対話と交渉の余地を残しておいたのではないかという観測が出てくる。

金ヨンヒョン東国大北朝鮮学科教授は"核保有国という単語を党規約に入れれば北朝鮮が米国などを相手に対話交渉を繰り広げて行くのに大きく制約を受けるほかはない"と話した。

先立って北朝鮮は先月6~9日平壌4.25文化会館で開催された第7次労働党大会を通して、このような内容で党規約を改正した。

今回改正した党規約は総52ページ分量で、'党員'と'党の組織原則、'党の中央組織'、'党の道・市・群組織'、'党の基層組織'、'朝鮮人民軍の中の党組織'、'党と人民政権'、'党と勤労団体'、'党マーク、党旗など総9分野からなっている。

規約には18才から労働党に入党できるとし、月収入の2%を毎月党費として納付しなければと明示した。
また"党の唯一的領導体系に外れる行動をしたり、分派行為をしたり敵と妥協するなど、党と革命に厳重な損失をおよぼした党員を党除名させる"と強調した。

党大会事業と関連、"労働党委員長を推戴する"として"労働党委員長は党を代表しする一方、党を領導する"と規定した。金正恩労働党委員長推戴の正当性を付与する内容だ。

引き続き"党中央委員会は全員会議を1年に1回以上招集する"とし、"党中央委員会政治局と政治局常務委員会は全員会議と全員会議の間に党中央委員会の名前で党のすべての事業を組織指導する"と政治局・常務委員会の役割を説明した。
それと共に"労働党は偉大な金日成同志と金正日同志を永遠に高く崇めて、敬愛する金正恩同志を中心にして、組織思想的に強固に結びついた労働階級と勤労人民大衆の核心部隊であり、前衛部隊"と主張した。

また"労働党が北朝鮮のすべての政治組織中で最も高い形態の政治組織であり、政治、軍事、経済、文化をはじめとするあらゆる分野を統一的に導いていく社会の領導的政治組織であり、革命の参謀部"と強調した。
並進路線に対して"労働党は経済建設と核武力建設の並進進路を固く守り、科学技術発展を確かに前面に出しながら、国の防衛力を鉄壁で固めて社会主義経済強国、文明国建設を邁進する"と記されている。

金ヨンヒョン教授は"2012年第4次党代表自晦で改正された労働党規約と比較する時大きく変わらなかった"としながら"金正恩地位に対して集中的に強調する部分が関心を引く"と話した。

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