いろいろと批判を受けている田中氏の著作を読み直している。
今回は日経から出ている「外交の力」
外交官としてのキャリアを説明したものだ。
北朝鮮との交渉についての部分がやはり興味深い。彼が北朝鮮外交で立てた原則は大きな絵を書く、交渉を一本化する、行動によってのみ相手を信頼する、一人で交渉せず、必ず交渉記録を残す、秘密合意を作らない、(交渉途中での)秘密はまもる、政府部ないの協議体制は徹底する。
北朝鮮側に自分を信頼させるため、自分が首相と頻繁にあっていることを伝え、総理の動静の新聞記事で確認してほしいと北朝鮮に伝えていた。交渉中88回、小泉首相とあったという。
それも週末と週明けに会っている。つまり休日をつかって交渉していたのだが、多くの記者は何が話し合われているか気がつかなかった。