ふと思いついて、数えてみた。8通らしい。
金正恩北朝鮮党委員長がドナルド トランプ米国大統領に送った親書は公式確認されただけで8本にもなる。世界の指導者で、こんなにたくさんの手紙をトランプ大統領に送るのは、彼だけだろう。
10日(現地時間)トランプ大統領が受けた親書は2月末ハノイ,米朝首脳会談決裂以後始めての首脳間の意志疎通だった。
金委員長は米朝関係が膠着するたびに親書を通して、突破口を作ったといえる。
◇最初の親書=シンガポール1次会談突破口となった。
金委員長の最初の親書は昨年6.12シンガポール,米朝首脳会談を10日ほど前となる1日(現地時間)伝えられた。
2000年チョ・ミョンロク北朝鮮国防委員会第1部委員長がビル・クリントン大統領と面談で伝達した以後18年ぶりに渡した北朝鮮最高指導者の親書だった。
トランプ大統領は昨年5月24日、北朝鮮の豊渓里核実験場廃棄にも関わらず、米朝米朝首脳会談取り消しを電撃発表していた。
金委員長は金英哲党副委員長(前統一戦線部長)をホワイトハウスに送って、親書を伝えた。
親書はは危機に陥った米朝首脳会談の火種をまた起こす役割をした。
◇二番目親書=金委員長はシンガポール1次米朝首脳会談直後である昨年7月6~7日北朝鮮を訪問したマイク ・ポムペオ米国務長官の手に二番目となる親書を渡した。
ポムペオ長官の3次北朝鮮訪問だったが,金委員長との面談が不発されるなど‘手ぶら北朝鮮訪問’論議が話題となった。
トランプ大統領は7月12日ポムペイ長官が持ってきた金委員長の親書を公開し、国内非難世論に対抗した。
◇三番目親書=金委員長は昨年7月27日停戦協定日に合わせて,米軍戦死者遺体55体を送還する過程で親書も共に送った。
米朝後続交渉膠着局面でも首脳間信頼を再確認するための意図だと分析された。
◇四番目親書= 2次米朝首脳会談要請
金委員長は引き続き9月9日北朝鮮政権樹立70周年を控えてトランプ大統領に四番目の親書を送った。
当時米国防長官が韓米連合訓練の再開の可能性を言及してポンペオ長官の4次北朝鮮訪問が取り消しになるなど関係が悪化する時点だった。
ホワイトハウスは9月10日親書内容の一部を公開した。
「金委員長が2次米朝首脳会談開催を要請し調整している」と書かれていた。
これを契機に悪化の一路にあった米朝関係は急速に改善した。
9月18~20日平壌南北首脳会談にもつながった。
◇五番目親書=美しい手紙
トランプ大統領は9月26日国連総会契機に安倍晋三首相と首脳会談をしながら洋服から金委員長の親書を取り出した。
そして「芸術作品」と絶賛した。
「今まで見たもの中最も美しい手紙であった。「二つの手紙中一通を安倍首相見せたら彼が「歴史的な(historic)手紙」言ったと伝えた。
◇六番目親書=2019年1月2日金委員長が新年辞を発表した翌日六番目親書が公開された。
米朝首脳の直接疎通窓口役割をしてきた「親書外交」が4ヶ月ぶりに再開された。
金委員長はトランプ大統領の他に文在寅大統領にも親書を送った。
仲裁者を自任した文大統領を役割を活用して,非核化の代価で米国の積極的の相応措置を引き出すための意図だと解説されている。
◇七番目親書
七番目の親書は1月18日(現地時間)ホワイトハウスを訪れた金英哲党副委員長から伝えられた。
金副委員長は2泊3日日程でワシントンを訪問して,2次米朝首脳会談開催問題と非核化問題を議論した。
米NBC放送は金委員長がトランプ大統領を持ち上げながら,一対一単独談判で非核化問題を議論したいという意を伝達したと報道した。
◇八番目親書 3次会談'呼び水か
トランプ大統領が6月11日に明らかにした金委員長の八番目親書はハノイ決裂以後、4ケ月近く持続している米朝膠着状態を打開するためのカードになりそうだ。
3次米朝首脳会談に対する金委員長の意志が強く反映されているようだ。
トランプ大統領は「そんなこと(3次首脳会談)が行われる。ある時点になされるように願う」と述べた。
親書を公開した時点も微妙だ。
昨年6.12の初めての首脳会談から1周年だった。