東京新聞編集委員 五味洋治
1. 南北に対する取材経験(どのように見て来たのか)
韓国は4年間、北朝鮮は2回訪朝。
韓国は政治報道から社会報道に変化 人のパワー 韓流 サムソンの躍進に焦点
北朝鮮 異質性に焦点 危険、思惑、分断工作、瀬戸際、理解不能 正恩報道に見る陥穽
2. 朝鮮半島との関係回復(どのような関係なのか)と歴史
歴史を忘れやすい日本 教育制度 新聞にも歴史に関する記事少ない
戦争経験者減り、相手国への理解が抽象化 議員外交の形骸化
李明博 朴槿恵 日本の影響は常に残る
韓国 慰安婦問題 国際的には日本に厳しい目
竹島・独島問題→他国は関与せず 実効支配していることが有利に 「独立の誇り」
日本 毎年抗議 未解決を持って解決となす、の密約?
北朝鮮の視点 竹島・独島問題 最近「政治的ヒステリー」と李大統領を批判
慰安婦 強制連行として問題視→戦後補償の拡大狙う
3. これからの関係(どのように課題を解決していくのか)
■領土に関する問題への評価(五味作成)
| タイプの違う3つの地域 |
| 北方領土 0 7 9 0 |
| 竹島 0 5 2 3 |
| 尖閣諸島 10 0 0 10 |
米国の関与、日本の植民地支配 戦後のあいまい処理の3つが問題を複雑にした。
領土をめぐる5つの解法
1)戦争する 2)正面から論議する 3)時間をかけて沈静化を図り、棚上げする 4)共通項を増やし領土問題の比重を減らす 5)国際司法裁判所提訴
4.問題の所在と論議 考え方が違う人たちと、共存する時代に向けて
日韓間で竹島・独島の「アルザス・ロレーヌ」化は可能か 陸続きの欧州と海を隔てた日本
日本の歴史教育 考えさせず暗記させる 点数至上主義、戦後を教えない
交渉力の低下 論争不慣れ 話題がない 議員外交の衰退
国際情勢の変化 日本の国力減退 米国の内向き化 台頭する中国とどう付き合うか